雨乞いのクイチャー踊り
昨日は、本島中部の倉敷ダムにて、
国吉源次さんたちによる“雨乞いのクイチャー”が行われました。
宮古島では、“雨は10日おきではなく、5〜6日間隔で降ってほしい”という様な、
農耕に関する唄はあっても、“雨乞い”の唄そのものは元々は無かったそうですが、
今回、国吉源次さんが作詞されたという“雨乞いのクイチャー”を天に向かって歌ったのです。
また、宮古のほうでは、赤ちゃんが生まれると、
地域の共同井戸から水を汲み、タライ一杯の水をずぶ濡れになるほど掛けながら踊るそうで、
それは、“人間の命の源=水”“水の大切さ”を表すものなのだそうです。
蛇口をひねれば水は出てくるもの、米や食糧はスーパーで買えるもの、
という現代の生活に慣れきっていて、
感謝の気持ちなど、なにか大切なものを忘れていたかもしれません。
どうかどうか、恵みの雨が降りますように。
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