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2004.09.17

浜比嘉島の伝統エイサー

今年は、浜比嘉島の伝統的なエイサーが見られるこというので、エイサーフェスティバルinかっちんへ。
入場門近くでスタンバイしていたのは、屋慶名のような頭巾を被るご老人に婦人方、そしてちっちゃな幼児までが自分たちの出場を待ちかまえていた。
さっそく彼らにお話を伺うと、“浜比嘉島の比嘉区の区民がほぼ総出で出演するんですヨ”という。3歳から60歳代までの約50名近くがこれから出場するというから楽しみだ。
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まずはじめにグランドにポジションを構えたのは大太鼓。4人が東西南北と四方を囲み、地謡側の大太鼓の後ろに1人銅鑼が並ぶ。この5人を見ていると今からエイサーがはじまるというよりは、和太鼓の演舞が披露されそうな緊張感のある雰囲気だ。銅鑼と太鼓の合図にエイサー隊が入場してきた。
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パーランクー隊の先頭をリードするのは、60歳代のベテラン勢。その動きのなんと機敏なことか。全9曲、トータル40分を休み無く演舞するから凄い!
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そして特徴的なのが、この手踊り隊ならぬ、手旗隊だ。
3歳の幼児を含む子供たちも、お兄ちゃんたちの後をしっかりと追いかけながら40分間(!)を立派に演舞。
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これが、全体の俯瞰図だ。四方に大太鼓+銅鑼、パーランクー、手踊り隊(手旗隊)。

演目に『ピーラルラー』『エサ節』『ゼイ巻』なる少し変わったエイサー曲をレパートリーに持つ浜比嘉島の伝統エイサーを、スタンド席から望遠レンズを構えながらじっくり堪能した。

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