[沖縄藝能新聞ばん] 間好子特集号
“沖縄の芸能とは”を考えさせられる硬派な媒体『沖縄藝能新聞ばん』。
第4号の第1面は、沖縄芝居の役者・間好子をクローズアップしている。すでに故人だが、今では、すっかり沖縄芝居にもハマリはじめたRIK編集部にとってはちょっと嬉しい記事だ。船越義彰さん、小浜司さん、高嶺剛監督が、彼女について2,773文字を割いて特集。第4面も、間好子のプロフィール(役者生涯の詳細)がズラリと掲載されている。享年は、今からちょうど2年前の10月12日だった。
中面のサムライさんのコラムでも沖縄芝居の役者・当銘由亮を取り上げている。
またその隣には、ボーダーインクの新城和博さんが日出克に絡んだ話題として、琉球國祭り太鼓のかつてのレパートリー曲をあげていて思わず“へぇー”とつぶやいてしまった。え?ホント?!ということで『エイサー360度 〜歴史と現在』を読み直してみると、確かに“琉球國祭り太鼓のレパートリー曲には○○などがある”と書かれていた。
その記事の上段には吉澤直美さん、対向ページには、与那原 恵さん、自分と隣には真謝尚美さん、などなどの執筆陣が連なる。
今回のような特集など、巷の市販媒体ではなかなかお目に掛からない記事が多い。ページ数は少なくてもコンテンツの詰まった意義のある媒体だ。バックナンバーには大工哲弘さんが書いた宮良高林についての記事などもある。
尚、今月の読者プレゼントには、間好子の自伝『間好子 永遠の樽金』が用意されている。
※定期購読申込は、島唄カフェまるみかなーHPのトップページ右下の欄に詳細アリ。
メールでの申込は沖縄藝能新聞社:adlibokinawa@ybb.ne.jpまで。
(年会費+年間定期購読料: 2千円 / 特典アリ)
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