久米島の歌碑巡り
どこの島に行っても、その土地で伝承されている琉歌があるもので、場所によっては歌碑が建立されていたりと、そのゆかりの地を訪ねてみるのもまた面白いものです。
その土地の花々や自然を楽しんでみたり、時にはガイドブックに頼らず、そのような別の楽しみ方があってもいいのではないでしょうか?
久米島には、たとえばこのような琉歌が刻まれた歌碑がありました。
「久米ぬ五葉ぬ松 下枝ぬ 枕
思童 無蔵や 我腕 枕」
(久米島の「五葉の松」は、枝が四方に拡がって、
ちょうど下枝を枕にしているような美しさ。
私のいとしい人は、私の腕で腕枕)
久米島の樹齢250余年の琉球松「五葉の松」と、男女の恋の物語を掛け合わせた歌、『久米ハンタ前節』(くめ はんため ぶし)です。
歌碑は、おばけ坂の手前にありました。
そうやって、島々の琉歌を巡りながらコンテンツにしたのが、RIKの『歌碑巡り』シリーズ。
次号では、久米島はもちろん、伊江島、伊是名島など、周辺離島の琉歌をご紹介予定です。
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