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2005.05.31

沖縄最強のヴォーカリストの話

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沖縄最強のヴォーカリストは誰か?
紫(MURASAKI)のジョージ紫さんも彼の歌唱力に惚れ込み、紫のオリジナルメンバーで歌唱力抜群の宮永英一さんがいながら、彼をゲストボーカルに呼んでしまったことがあるほど。そんなスーパーボイスの持ち主は、城間健市。

泡盛のTVCMなどでももうお馴染みなので、その歌を聴けば、地元沖縄で知らない人はいないだろう。
ビギンの2ndアルバムや、大島保克の1stアルバムにもコーラスで参加し、圧倒的な存在感あるその歌声は、主役を喰ってしまいそうなほどの凄さ。
実際、あるイベントでは、主催者から共演者に指名されたアーティスト側から、“一緒は無理です”と断られたこともあるという。
“うますぎて断られる”って、なんだか信じられない話だが、ほかにも“うますぎる”ことが起因したエピソード話が続く。

明日、6月1日に新譜『THE VOIDE OF KING』をリリースする城間健市さんに、たっぷりとお話を伺ってきました。
6月のRIKインタビュー記事をお楽しみに♪

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ヤンバルクイナのヒナ

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この日は、雨だというのに、なぜか車の窓をあけて信号待ちで停車していると、“ぴよぴよ”とヒナの声が聞こえてきたと、国頭村在住の野鳥写真家Kさん。車を降り、側溝を調べたところ、ヤンバルクイナのヒナを発見(28日午後6時過ぎ)。
雨で水かさも増している溝から、海まではもう少しのところ。ちょっと遅ければ、海に流されていたことでしょう。
ずぶ濡れになりながら救護し、近くに親がいるか探したところ、その気配なく、ヤンバルクイナ救命センターの獣医師に診てもらうことになりました。
孵化後10日ほどのヒナはやせており、恐らく丸一日親からエサをもらっていない様子。また、親鳥を記憶しており、エサを食べさせるのに苦労したのだとか。
回復後、救護現場まで戻り、親鳥を探す調査をしても見つからず、返せる確立は減ることに。

今までも、このように道路の溝に落ちて脱出できずに死んでしまうケースがあるようです。
“たまたま野鳥にくわしい人が、赤信号で停車中の車で窓をあけていてヒナの鳴き声に気が付くという、
このヤンバルクイナのヒナに起きた奇跡。なんとか育て上げたいです”と、
獣医師の長嶺隆さん(ヤンバルクイナたちを守る獣医医の会)。
国頭村安田のヤンバルクイナ救護センターから戻ってきたばかりの長嶺先生からの報告があり、速報としてお伝えしました。
RIK関連記事:ヤンバルクイナたちは今

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2005.05.30

唄の島・沖縄に、新しい歌碑が生まれる

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ネーネーズの生みの親としても有名な沖縄民謡界の重鎮・知名定男さんですが、さらにそのお父さんの定繁さんの、民謡界における影響力の大きさを間近で体感できることとなったのが、昨日、うるま市民会館で開催となった『知名定繁歌碑建立基金造成事業公演・門たんかー』。ゆかりのある唄者が集い、知名定繁さんの歌碑を建立しようと、この日の公演が行われました。その顔ぶれがまた超豪華で、知名定男さんはもちろんのこと、津波恒徳さん、大城美佐子さん、徳原清文さん、松田弘一さん、山里ユキさん、ほか、二代目定弦会や琉歌弦会のメンバーには、著名な唄者さんたちの姿も。
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定繁さんの唄にまつわるエピソードとして、「40年以上前に、定繁さんの『具志川ナークニー』を聴いたことがきっかけで、古典から民謡に転向しようと決意することになった」とは、津波恒徳さん。
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民謡のほか、琉舞も素晴らしく、中でも地元・具志川の舞踊『浜千鳥』を舞ったのは、定繁さんの実の五人姉妹。平均年齢400歳とは思えないその踊りは、司会の玉城満さんも「平均年齢が100歳若く見えました」とも。
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知名定男さんはすぐ下の弟さんと『嘆きの梅』などを歌い、ラストでは同門の大城美佐子さんとコンビ唄でフィナーレとなるまで、その2時間半があっという間に過ぎました。
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知名定繁さんの13回忌となる今年の7月に、そのゆかりの地となる具志川(現うるま市)の字川田に、歌碑を建立する予定です。
地名定男さんとは同級生の照屋寛徳議員の姿もあり、「この歌碑の前で、具志川ナークニー大会などが行われることになるのかもしれない」とコメント。
この月のRIK歌碑巡りは、具志川字川田に決まり!

そして、知名定男さんへのRIKインタビューもありますので、お楽しみに!

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2005.05.29

ヤンバルクイナたちの今

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春頃、交通事故で傷ついたヤンバルクイナを救護し、
ようやく今月の26日の午後に放鳥することができたという、その矢先の出来事でした。

なんと、その日の晩に、こんどは別のヤンバルクイナの親子が、
国頭村の県道2号線で交通事故に遭ってしまい、
2羽とも死んでしまったのです……。

ヤンバルクイナたちの救護活動を続けている獣医師・長嶺隆先生の悲痛の叫びをここに掲載します。
――
長嶺:「道路を走る人々の注意にも限界があります。
環境行政のみの責任ではなく、道路部局や森林管理を含めた横断的、かつ、具体的な対策をしなければ、もはや解決できません。
決断が必要です。

僕らは最後の1羽になろうとも、救嘔吐するでしょう。このままヤンバルクイナの保護法策が放置されれば、僕らは最後の1羽を看取ることになるでしょう。」
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2005.05.28

平田大一BLOG・スタート!

それは本当に公開する“情報”なのかな?
あまりにも私的に完結していて、WEBに公開するほどのものなのだろうかと、
常々、他人の日記ほどつまらないものはない、と思っている。

ところが、自分の興味の対象となる人物の日記となってくると、また、違ってくるものだろうか、ちょっと追っかけてみたくもなる。
平田大一さんのブログが誕生した。

てぃーだの社長さんたちが、TAOファクトリーまで訪問して、目の前でBLOGを立ち上げ、その場でスタートとなったのだそうだ。すごいね、てぃーだは。
大一さんのブログのほか、もうひとりのキーパーソン・松永太郎さん、そして、高橋ゆりかさんのブログも同時に立ち上った。
元々、TAOファクトリーHPもブログベースで作られたものだったが、3人のキーパーソンの個人ページが、ここではじまることになる。
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フレッシュなキャストで新しくなった『肝高の阿麻和利』、宮本亜門監修の『レキオス』など、今年も、大一さん・ゆりかさんたちのTAOに注目している。

夏頃、宮本亜門さんの来沖のタイミングをみて、RIKインタビューという企画も再浮上しているが、
前回の雑誌の企画とはまた別で、こんどのRIK独自のインタビューでは、
宮本亜門さんだけでなく、平田大一さんとの対談にしようと進めているのでお楽しみに!

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2005.05.27

[速報] 沖縄出身の永山尚太がメジャーデビュー

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映画「ニライカナイからの手紙」の主題歌を歌った永山尚太くんがついにメジャーデビューすることになりました。
デビュー曲は、その映画の主題歌「太陽(てぃだ)ぬ花」。この歌で、6月22日にメジャー・デビューです。

沖縄藝能新聞『ばん』5月号でも編集長がとりあげた通り、この映画はたまたま、ロケ地を沖縄に選び、たまたま、オーディションに沖縄出身の永山尚太くんが合格したという。なんだか不思議なつながりを感じますが、さて、その永山尚太くんが歌をうたいはじめたのは、最近のことだというから、さらにまた驚かされます。

ノーマイクで彼の生唄を聴いた時、
やわらかくて、そして、やさしく響く歌声でした。
オーディションの審査を行った織田哲朗氏もその歌声を、
“まさに歌を唄うために生まれてきた声だと思う”と称したほど。

『太陽ぬ花』(SICL-109/4曲入り¥1223税込)
※カップリング2曲は書き下ろしの新曲です。
6月22日(水)に、ついに全国発売決定!

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未公開PANAインタビュー

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PANA@RIKインタビュー』には続きがあった。そのインタビュー記事にも書いた通り、どうやらパナリ(新城島)の“クイヌパナの丘”が一連の重要なカギとなるのだが、PANAとして蘇った彼女に、大切な部分を尋ねてみた。

――次の質問が重要なポイントになるかもしれません。“クイヌパナ”から“PANA”になってからは、新城島の“クイヌパナの丘”には登りに行ってみましたか?
PANA:まだ行っていないんですけど、行ってみようとは思っています。今回アルバムが落ち着いて、来年か再来年ぐらいには改めてお礼をしてこようかなと。

――そのあたりが、なにかとっても沖縄のかたらしい感じがしますね。
PANA:母からは、ひとつだけ注意されているんです。なぜだか、海には手を合わしてはダメだって、よく言われるんです。その訳は、「ちょっとでも海に手を合わせると、あなたはずっと海の向こうから帰ってこれなくなってしまうから、海には絶対に手を合わさないでほしい」ということらしいんです。

――その場所とその名前が、やはり大きなポイントになりそうですよね。
PANA:まずは、謝りに行こうかなぁって思っています。“クイヌパナ”を“PANA”にしてすいません……って。

――じゃあ、もし行けたらまたその続編も。
PANA:ぜひ、またお願いします!

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2005.05.26

PANA取材の苦労が実る

pana4月1日のRIK特選TOPICSでも注目の新譜として紹介したクイヌパナ改め、PANAのフルアルバム『Panali』。
かなり早い段階からインタビューなどを試みていたが、いろいろとタイミングがあわず、PANA記者会見にも出席できなかったが、そんな事ではあきらめないのが、RIK編集部。

インストアライブ会場の現場で関係者を直接キャッチし、しっかりアポイントを取り直す。苦労話だけで今日のコラムが終わりそうなので、それは省略。
いろんな苦労の甲斐があって、今日、いよいよ、PANAインタビューをRIKに掲載することとなった。

『PANA@RIKインタビュー記事』はコチラ

元々、1万6千字もあったインタビュー原文を、コンパクトに再編集して、4千字程度にまとめ直した。さすがに全文を掲載するわけにはいかないので、多くはお蔵入りになってしまった。それではもったいないので、ディレクターズカットした部分を、一部このブログ上に復活させ、インタビュー文を掲載させる予定です。
(Special Thanks: 長時間テープをオコシしたKさん、校正のMさん、大変ご苦労様でした)

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 沖縄エリアの人気BLOGランキングにTOP10入りしてから、
 おかげさまで上位に入るようになりました。
 てぃーだのトップランナーも追い越したようです。
 めざせ、再びTOP1へ。

本業も忙しくなってきました。
RIKはもちろんのこと、WEBや取材執筆だけでなく、
単行本制作、CDジャケ制作、リーフレット制作など、
デザイン&DTPがいくつか。
仕事は趣味ではないけど、仕事は楽しい♪
BGM: ♪大工哲弘『汗水節』

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2005.05.25

新創刊『カラカラ』も生まれ変わる

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泡盛&沖縄・産直マガジン『カラカラ』が、
       ↓
沖縄の素顔を伝える LIFE STYLE MAGAZINE『カラカラ』として生まれ変わる。

特集は『オキナワ・スロー・カタログ』。
その“オキナワ・スロー”ってなんだろう。詳しくは雑誌をご覧頂くとして、自分も少しお手伝いさせてもらった。こんどは、キャプション入れもおまかせでなく自分で入れようと思う。

デザインは、大城康孝さん。いつもセンスいい。表紙の文字はスミベタのようで、微妙な掛け合わせがちょっとにくい。本文デザインも相変わらスマートでクールだ。

沖縄では、6月初旬の発売予定!

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2005.05.24

泡盛マイスター協会、社団法人設立祝賀パーティー潜入レポ

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泡盛マイスター協会が、3月末に社団法人化したことを記念して、設立パーティーが昨晩開かれました。
協会理事を務める先輩の一人からご招待頂き、パーティー会場となるパシフィックホテルへゆくことに。
その先輩の胸元には、“泡盛マイスター”の金バッヂが輝いていました。
壇上には、クースBAR『カラカラ』の長嶺さんの姿も。
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会場でさりげなく流れているBGMは……、
なんと、沖縄ジャズ界の重鎮・屋良文雄さんのトリオによる生演奏付き♪

会場内に設置されたカウンターには、泡盛ベースのカクテルなどが用意されています。
トニックで割ったシンプルなものから、パッションフルーツや、ゴーヤーのものまで何種類もあり、一通り味わってみました。
また、会場入り口のほうでは、古酒当てクイズ・コーナーでは、3つのグラスで年代物順に当ててゆくというもので、ここでは残念ながら外れてしましました。修行がまだまだ足りません。

そしてここにも、まぶしく輝くひとたちが。今年の泡盛の女王です。もう20代目になるのだとか。もちろん、お酒は好きとのこと。かつて女王だった方の中にも“泡盛マイスター”を獲得された方がいます。本当に、泡盛のことに愛情を持っているんですね。
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2005.05.22

ビーチパーリーで水タバコ

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昨日も朝から取材で夜はライブハウスを3軒ハシゴという深夜までハードスケジュールだったにもかかわらず、今日も朝早くから南部散策。(あとでゆっくりとブログで紹介してゆきますね)
そして、午後からは、Beach Partyへ!

一見、普通のビーチパーリーの様ですが……。
民謡研究所と三線サークルの皆さんの集まりです。
研究所のメンバーでチュニジア出身のBさんから、お国のおいしい料理もあれば、そして、こんなまかないをして頂きました。
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『水タバコ』です。なんと珍しい!
こんな、ビーチパーリーの光景はなかなかありませんよね。
ぷかぷかと、ちょっとあやしい(?!)集団に見えたかもしれません。

参加者全員にまわってきます。
普段からタバコを吸わない僕のほうにももちろん……。

実は、そういう人にも気軽に楽しめるのだそうです。
そのヒミツは、水のフィルターにアリ!

さて、気になるお味のほうは……。
ちょっと甘い香りが特徴でした。

その香りも何種類かあるのだそうです。
いくつもの風味を楽しめるんですね。

みなさん、ご満悦。“はい、ゴーヤ!”
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2005.05.21

ブログからの発展

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昨日は、サイバーファーム本社に訪問することに。
そのきっかけがまた意外で面白い。
時々、ブログなどから、仕事に発展することもあるが
今回もそういうケースだった。

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2005.05.18

琉映蘇る!『桜坂劇場』へ。

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朝崎郁恵さんが、コンサートの予定も無いのに沖縄に来たのには訳があった。
ここは、閉館してしばらく経ったあの琉映。
その琉映が、7月1日(金)に『桜坂劇場』として蘇ることになった。
“劇場”というのは、なにも映画だけでなく、コンサートイベントからワークショップまで幅広く行うという。
そのこけら落とし公演として、朝崎郁恵さんが7月10日(日)にコンサートを開催する。
今日も、はらい清める『おぼくり』、そして『ええうみ』がアカペラで歌われた。
奄美のシマウタには、歌の冒頭に“ハレ〜ぃ”と入るものが多く、それらは同じく“はらい清める”意味がある。
また、“ありがとう”の古い言葉にあたるのが、この『おぼくり』なのだという。
新しい幕開けにふさわしい歌が会場に響き渡る。
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さらに、劇場内には、オープンカフェ『cha-gwa』と、アーティストショップ『PANA』もオープンする。
今までは、入場料を払わなければ入れなかった会場内を、自由に出入りできるよう風通しをよくするのだという。
託児所を設けての上映も、年に何回か実現する予定だ。

代表はあの『ナビーの恋』の中江監督(写真上・右側)に、真喜屋力監督(写真中央・左から2番目)の姿も。
それを“作る側にいた人が、観る人の為に場を作る”とそう表現するのは、文化庁地域文化振興室から、寺脇研氏(写真中央・右から3番目)。
続いて、“文化は人が集まってこそできるもの”とは、那覇市から宮城孝氏(写真中央・右から2番目)。また“劇場とは集合の場にしたい”とも。
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映画は、一般1600円のほか、年会費2千円で入会した会員には1000円と安く映画が観られるようになる予定だという。
その年会費には、誕生日に無料招待券を2名分と、月1回発行されるフリーペーパーが含まれているので、1回の観賞だけでも十分に元が取れてしまいそうなサービスぶり。

公設市場跡地の『にぎわい広場』+『那覇てんぶす館』+そしてこの『桜坂劇場』が連帯するという。
“街に人がうごくことと、いい風がふくこと”とマネージャーの上田真弓さん(写真下・左端)。

琉映閉館を惜しんだ人たちが立ち上げた新しい街の“劇場”に、
そして“この街”に、いい風が吹いてきそうだ。

(次号の『RIKメルマガ』に続く)

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2005.05.17

朝崎郁恵さんの新譜リリース直前/7月の沖縄公演決定!

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いよいよ18日(水)、朝崎郁恵さんの新譜『おぼくり』(東芝EMI/TOCT-25659)が発売される。
その新譜の件と、7月10日沖縄公演(那覇)のプロモーションの件で来沖中。

今回の沖縄滞在には、ライブは予定されていないが、
今宵は、那覇の小桜で、奄美群島の奄美郷友会の皆さんとの会合を設定することになった。
アダン会にソテツ会、そのほかにも各シマの郷友会、そして奄美の連合。と、いくつもの組織が深い絆でつながっている。
その皆さんと連帯して、7月のコンサートを盛り上げてゆきたいと。

その会合の席では、朝崎郁恵さんが『嘉義丸のうた』をアカペラで歌ってくださった。
こんどのアルバムの核となる注目の唄だ。
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2005.05.15

ジュゴンの日に

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嘉手苅林昌さんが、あの丘の上から、
嘉手納の金網の向こうに“あった”実家のほうを遠く見つめ、
涙を流すというシーンが古いVTRに残っていた。
そのワンシーンがずっと忘れられない。

沖縄が本土復帰を果たしたとされる5.15、
果たされていない場所がある。

小さな島の中に/大きな外国があり、その重みで沈没しそうだ。

BGM:
知花竜海 DUTY FREE SHOPP.×カクマクシャカ『South 天加那志』

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2005.05.13

コザ独立国ならではの国民葬

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コザ独立国大統領・てるりんさんこと、照屋林助さんの国民葬が、
“死者を偲ぶ日”の5月12日に、“笑い供養”として行われました。

受付では、香典袋が用意されています。入場券の代わりという、いきなり入り口からこんな様子です。ただし、香典ドロボーにだけは気をつけて……。
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ロビーには、あしびなーに殿堂入りした、照屋林助さんと嘉手苅林昌さんの写真が飾られています。
芸能殿堂入殿式には、故・照屋林助さん自身が照屋林助さん(代理)を表彰するという不思議なシーンも……。

“沖縄市の中にコザ独立国”があるのは“イタリアの中にバチカン市国”があるようなもの。
大統領亡き後、「次期大統領をコンクラーベするとの噂があったが」とは大統領官房の玉城満さん。
沖縄市市長も出席し、一国の大統領を偲んで弔辞という真面目さもまた……。

今まで一般公開されていなかった国歌は初お披露目となり、総理大臣サムライさんからは三星を高々と揚げ“献杯!”。
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照屋政雄さんは和尚の格好で登場し、木魚を叩きながら“音楽経”。
このあと、各大臣から“献唄”“献漫才”“献コント”と続き、この“国”の芸能文化の豊かさを間近にみることができました。
最後はマーニンネーランバンドと共に、林助さんゆかりの唄を合唱で合掌。
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さて、りっくでもこの日の模様を、写真を満載して掲載予定。
レポーターは、コザ独立国の大臣であり、この日の司会を務めた吉沢直美さん。この華やかな“笑い供養”の舞台裏も織り交ぜながら、密着レポートの予定です。

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2005.05.12

本日、コザ独立国てるりん大統領国民葬

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コザ独立国大統領てるりんさんの国民葬は、本日あしびなーにて。
一般参列も可能。入場は無料ですが受付に香典台が設けられています。
式典のプログラムは、沖縄タイムス朝刊・14-15面に掲載あり。
“笑い供養”、参列は18:30から。

もちろん、RIKでも国民葬の様子をレポート予定。
その前に、今日のコンテンツ・宮古関連記事を掲載します。
レポーターは、宮古島在住のD介さん。ついにRIKデビューです!

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2005.05.10

漁港@沖縄ムンド港

漁港
噂のフィッシュロック・バンド“漁港”を沖縄に入港させた、那覇ムンドの企画室に感謝!
ライブ会場の中には寿司屋ブースも出て、その場で寿司を握ってくれた。マグロは、本物の漁業従事者でもある“漁港”メンバーが持ち込んだ上等ネタだった。
魚解体パフォーマンスや演出コンセプトだけでなく、男気溢れる歌も相当にウマイ!
ぜひ、県内のロックフェスにも呼んでほしいバンドのひとつ。ピースフルラブ・ロックフェスとかはもちろん、“船長”森田釣竿の泡盛の飲みっぷりから、一合瓶ライブとか、いろんな会場でも是非観てみたい!

ストロベリーナプキン
沖縄のコンセプト系アーティストといえば、ストロベリーナプキン。彼らも、会長解体ショーなど、漁港ライブならではのパフォーマンスをみせてくれた。微妙なユーモアセンスが面白いライブバンドだ。

→ 漁港『鮪 [マグロ]』(初出港CD)
→『ストロベリーナプキン』公式HP

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2005.05.09

沖縄のGWへの足跡

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みなさんのGWは、いかがお過ごしでしたでしょうか?
沖縄では数々の催しが行われ、RIK編集部の足跡をいくつか振り返ってみました。

1日(日)
・人形劇団かじまやぁ30周年記念作品『チョンダラー』
 (名護 with 吉沢)
・カツオのぼり(本部 with 吉沢)、他
3日(火・祝)
・鳩間島音楽祭(鳩間島 by さにしゃ)
・与那原ファイターに新ヒーロー登場(与那原 with 吉沢)
・店舗取材(与那原 with 吉沢)
・PANAインタビュー取材(那覇 by KUWA)
4日(水・祝)
・ピージャーオーラサイ(瀬底島 with YOKO)
・サメのぼり(本部 with YOKO)
・ジュゴンのぼり(うるま市 with YOKO)、他
5日(木・祝)
・肝高の阿麻和利(那覇 by KUWA)
・那覇ハーリー(那覇 by KUWA)
7日(土)
・伊集タツヤ+TAKUMIライブ(浦添 by KUWA)、他
8日(日)
・漁港+ストロベリーナプキンライブ(那覇 with 吉沢)、他

 この中から厳選し、“どっさり満載に掲載!”の予定ですので、
 今月もRIKをどうぞお楽しみに!

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2005.05.08

伊集タツヤの新たな挑戦

伊集タツヤ+TAKUMI
太陽風オーケストラや10行、数々のセッションでお馴染みの凄腕ギタリスト・伊集タツヤさん。
伊集タツヤといえば、“=ギタリスト”というイメージが強いが、シンガーとしてもソロ活動開始から5年目になる。うたも渋いのでぜひ、彼の公式HPでも確かめてほしい。
その彼が、新たな挑戦をはじめるということで、マネージャーさんから直接お声が掛かる。
なぜ、うちに声を掛けたのか理由を尋ねてみるとまた面白い。うちらのメディアが“他とは違う”ことが大きなポイントだったようだ。
さっそく、現場の浦添GROOVEへ到着すると、The Beatle Crusherのボーカル・TAKUMIさんも一緒だった。
TAKUMIと伊集タツヤ
伊集タツヤ
宮古出身のロカビリーバンドとして県内外で大活躍の、Beatle Crusherのフロントマン・TAKUMIさんとは、実はこの日が初めての共演になるという。
そう、伊集タツヤさんの挑戦とは、他ジャンルのミュージシャンたちと1対1で共演してゆく機会を、浦添GROOVEを拠点に定期的に作ってゆくとのこと。
その第1回目の記念すべきゲスト・BeatleのTAKUMIさんが第1部を務め、第2部に主催の伊集タツヤさんの登場となる。

ライブレポートは、『沖縄藝能新聞ばん』や『RIK』に掲載予定にするとして、さて、個性がはっきり違う2人のセッションは今回予定されていなかった。
無謀にも、ぶっつけ本番のセッションを彼らにリクエストした。
それはさすがに予定外だったので“また、次回に”とのことだったが、イベントがクライマックスのほうに盛り上がるにつれて、2人の気持ちは一致した。
セッション
伊集タツヤさんのこの企画、次回も素敵なゲストを予定していてるのだそう。
また、これからの共演者も募集中とのこと!

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2005.05.07

瀬底島の闘山羊『ピージャーオーラサイ』

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今年で11年目を迎えるという、シーク ピージャー愛好会による闘山羊。
あの山羊(ヤギ)が闘うの?

そう。優しそうな見た目はとは違い、驚くほどの闘争心を持っている彼らのガチンコ勝負は、壮絶なもの。
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頭蓋骨が割れるんじゃないかと思えるほど、会場に“ゴツン!!”と響く頭突きの、その大きな音がまた凄まじいこと。
一度本気になると、死ぬまでやめないのだとか。
前回、別の機会に観たときなんて、人間が数人掛かりで止めに入っていたものね。

格闘技好きな自分が書くとちょっとリアルなレポートになりそうなので、
RIKのライター・YOKOさんにも一緒に同行してもらい、彼女に担当してもらうことになりました。
女性からみても、家族連れでみても楽しめる、そんなピージャーオーラサイReportを、RIKに掲載予定です。
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2005.05.06

沖縄人形芝居『かじまやぁ』石垣公演直前レポ

チョンダラー公演
GWも後半に入りました。ここで特選イベント情報をピックアップ!
『かじまやぁ』の創立30周年記念作品・沖縄人形芝居『チョンダラー』の八重山公演が、5月8日(日)に石垣市民会館で上演されます。

自信を持ってオススメできるのには、それだけの理由があります。
人形劇というと子供向けの3本指で動かすマペットを想像してしまいますが、台湾の人間国宝人形師直伝による『かじまやぁ』の人形芝居は、5本指の全てと全身を使ってとてもダイナミックであり(宙返りもアリ!)、また繊細な表現も魅せてくれるのです。

1日(日)には、名護市民会館でも行われ、午前・午後の回も満席。当日券も無いほどの大盛況でした。

12月10日の国立劇場の初舞台から、約半年後に行われたこの公演では、演出から美術の面でもさらに進化。また、メンバーに地元名護の青年たちにも入ってもらい、普段は桑江夫妻の2人で行っている劇団も11人と大所帯での大舞台。
次回、8日(日)の石垣公演でも、石垣の地元のメンバーに加わってもらうことになっているのだとか。

知っているお兄ちゃん、お姉ちゃんが出演していることを舞台を通して観ると、また子供たちの目の輝きも違ってきます。
それぞれの地で、地元の青年達に加わってもらいながらの公演の意義、おそらく未来に繋がってゆくことでしょう。
地元の青年たちも参加

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2005.05.05

ジュゴンのぼり&サメのぼり

沖縄の“のぼり”シリーズ
カツオのぼりに続き、沖縄の“のぼり”シリーズ・スペシャル。

某公園に、“サメのぼり”があるということで出掛けてみると……
沖縄の“のぼり”シリーズ
沖縄の“のぼり”シリーズ
ありました。たしかに“サメのぼり”です!
しかも、これはジンベイザメのようですね。

そして、もうひとつがコレ。
ジュゴンのぼり
“ジュゴンのぼり”です。
ひとつひとつを手作りであるところがいいですね。
そして、こんな願いをこめて。

ジュゴンが、美しい沖縄の海に生息し続けることができるよう、
豊かな海を守ることができますように。

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2005.05.04

与那原の新ヒーロー誕生

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与那原町のローカルヒーロー『与那原ファイター3』といえば、
与那原大綱曳のように皆でチカラを合わせて戦う『ツナヒキイエロー』。
家族を守る赤瓦のように丈夫な身体の持ち主『カワラレッド』。
台風のような強さとさざなみのような優しさを持つ『ヒジキブラック』。

地元ヒーローの登場に、会場の子供たちは、
“おいブラック、○○さんだろー?”
 …って、変身前の名前を呼んではいけません。

そんな彼らに、さらに強力な仲間が増えました。
新ヒーローの誕生です!
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その名も『ソバーホワイト』。
キャッチフレーズは、
“沖縄そばを守り、みんなの健康を応援する”

そう、沖縄そばは与那原発祥だったんですね。

耳にはソバの器、そこに赤と黄色でお馴染みの沖縄のお箸が突き刺さっています。
腕のひらひらは、もちろん沖縄そば。
そしてベストは、ソーキではないですか!

そのソーキベストに、さっそく子供たちからパンチの洗礼が…(>.<)
でも大丈夫。ソーキのベストは、白い軟骨がクッションです。
打たれ強い、新ヒーローの登場です!

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2005.05.03

やんばるの幟

幟
沖縄でも、いたるところに鯉のぼりが観られるこの時期
やんばる某所の川沿いには、何百メーターにもわたり
こんな幟がたなびいていた

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2005.05.01

カツオのぼり?!

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群れをなして風に舞い、宙を泳ぐカツオのぼり

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写真詩集を出版しました。

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