ヤンバルクイナたちの今
春頃、交通事故で傷ついたヤンバルクイナを救護し、
ようやく今月の26日の午後に放鳥することができたという、その矢先の出来事でした。
なんと、その日の晩に、こんどは別のヤンバルクイナの親子が、
国頭村の県道2号線で交通事故に遭ってしまい、
2羽とも死んでしまったのです……。
ヤンバルクイナたちの救護活動を続けている獣医師・長嶺隆先生の悲痛の叫びをここに掲載します。
――
長嶺:「道路を走る人々の注意にも限界があります。
環境行政のみの責任ではなく、道路部局や森林管理を含めた横断的、かつ、具体的な対策をしなければ、もはや解決できません。
決断が必要です。
僕らは最後の1羽になろうとも、救嘔吐するでしょう。このままヤンバルクイナの保護法策が放置されれば、僕らは最後の1羽を看取ることになるでしょう。」
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