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2005.06.10

咲き乱れる紫陽花

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今、もっとも見頃な花畑を紹介しましょう。沖縄の可憐な花シリーズ(3)は、『よへな あじさい園』。
山の斜面いっぱいに拡がる紫陽花は、88歳の米寿(トーカチ)を迎えても、現役で毎朝手入れしているという饒平名ウトさんによるもの。
見頃な時期はおよそ1ヶ月間。残りの11ヶ月は、そのシーズンに綺麗に花咲くよう、手入れを続けているのだそう。この急勾配を90近いおばあちゃんがひとりでがんばっているという。
そしてシーズン中には、子供から孫まで、4家族が応援に駆けつけるのだそう。これが個人農園だと知るとますます驚く。

本土から来た観光客にもインタビューしてみると、
「ふつう、紫陽花といえば淡い色合いで、石畳の脇に咲いているものが、ここでは色濃く、一面に咲き乱れているのが、やっぱり沖縄!っていう感じで驚きました。こんなの初めて!感動です!!」
との感想が返ってきた。
“わびさび”を超越した咲き乱れる紫陽花は、ここ、本部町伊豆味の「よへな あじさい園」だけ。

シーズン中、先週末満開を迎えたので、今週がもっとも見頃。
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沖縄便り」カテゴリの記事

コメント

きれいですね~

ほんとに色がこちらより濃いと思います。
アジサイの色は土の成分によって変わるといいますけど、ほんとにきれいですね。

私の地元にも本土寺というアジサイで有名なお寺があります。
この時期の週末になると駅が大混雑するぐらい、たくさんの人が見に来ます。
この週末、ちょっと行ってみようかな。

さとこさん>
どうもこんばんは。

色濃いのは、この土地の酸性が強いからだとか。
色のほか、この一面に咲いているのがまた壮観ですよ。

観光客へのインタビューで、
“そうか、本土ではこのように山一面に咲かせているところってないんだ!”って、ふと気がつくことになりました。
日本情緒のある紫陽花もまた魅力的なことでしょう。

このあじさい園では、沖縄ならでは/よへなあじさい園ならではの、
そんな、紫陽花を観賞することができます。

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