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2005.06.28

[続] 知名定男・本気インタビュー(2)

top3知名定男さんの気合いの入ったインタビューは続く。RIK記事にも、ばんにも掲載しきれなかった部分を、このブログに復活してみることに。

――最近は、装飾の多い伴奏が多く感じられます。その中で、“三線一丁で、昔歌を”という、今回のようなアルバムが登場することを待望していた島唄ファンも少なくはないと思います。

知名「特に、最近の若い人たちに言いたいんだが、すぐ楽器を入れたがる。洋モノのアレンジを入れたがる。それは一体なんなのか? 単なる音への憧れなのか? それとも歌唱力が無いのか? そういう周囲の音でフォローしてもらうというのはね……。
じゃあ、“素”で歌った時にどうなのか? やっぱり自信が無いんじゃないのか? だったら、“もっと歌い込まんか?”という事になるんですよ。

あれこれできる器用貧乏になってしまっていて、肝心の歌が発展していないというか。
ですから、まず先輩達の唄を聴きまくったり、あるいは歌いまくったりすることが、基本なんですよね。

古い歌の中に、先輩たちの中に、素晴らしい大きな財産があるんですよ。それを盗み取らないと。
先輩というと、恐れおののいて、遠ざかっていくんですが、僕らの時代は近寄っていったものです。

なんとか、教えてもらえないだろうかとか、この人はどうやって三線を弾いているのだろうかとか、そういう探求心は強かったですよね。もっとどん欲に、“そこをもう一回弾いてください”とか、自分から行かないと、何も教えてもらえないですよ。
たくさんの先輩達に出会えて、同じ時代を過ごせたということは、僕にとっては大きな財産でしたよ」

今回のアルバムは、“昔歌”を“三線一本で聴かせる”という、この2点が特に注目なポイントであり、
また、知名さんから後輩たちに贈ったメッセージは、目が覚めるような強烈なものだった。

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(↑沖縄の人気ブログを見てみよう)

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ザ・島唄」カテゴリの記事

コメント

良い記事でした。感動ものです。89年琉球初上陸、の私にとって、知名定男さんの発言は折り折りに心に刺さります。
今回のことばもしっかり受け止めて行きましょう。
具体的には、、、というとそれはまたいずれ〜。
何度も読み返すべき記事です。ありがとうございます。

知名定男さんのように、こんなにズバリと言ってくださる大先輩の言葉を、
肝に命じようと思います。はい。

素晴らしい記事でした。読んでいて、すごく勉強になりました。
知名定男さんのライブが昨年だったか、熊本の沖縄料理店でもあったんですが、残念ながら行けなかったのです。本当に本当に残念でした。
その前日だったか、福岡でうちの師匠とのライブの方もあって・・・。本当に残念。
CD聞いて我慢するしかないのかも?
先生について三線を教わりながらいつも三線だけではなく、それまで歌いついできた人生の先輩方の大切さを教わります。

まえこさん>
素晴らしい感想をありがとう。

知名さんには、本気のコメントを頂くことができました。
TVやラジオでは、ここまで語ってくれるかどうかはわかりません。
ガツンとくるインタビューです。

前編は、RIKのほうに掲載しましたので、
そちらもあわせてご覧くださいね。
http://okinawa.rik.ne.jp/

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» 知名定男:「三線」をご協力頂きました! [ギターエイド2005]
知名定男さんより 「子供達を救う」大きな意義のあるこのようなイベントへ、 チャリティーオークションという形で参加できた事を、大変嬉しく思っております。 沖縄から成功を祈っております。また、落札して下さった方へもお礼申し上げます。 あなたの善意で子供達が守られるでしょう。そして大事に使ってください。 ありがとうございました。 ... [続きを読む]

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