[戦後60] 都はるみと古謝美佐子
戦後60年の節目の終戦記念日に、RIKでご紹介したのは一冊の絵本です。
沖縄の人気民謡歌手・古謝美佐子さんと、日本を代表する演歌歌手のひとり、都はるみさんによる歌が合計2曲収録され、イラストレーター・黒田征太郎さんによって描かれた『ふたつの黒い雨』。
90年代に野坂昭如原作の『戦争童話集』に触発され、『忘れてはイケナイ物語り』プロジェクトを発足させた黒田征太郎さんと近藤等則さん(ミュージシャン)によるPIKADON PROJECTの素敵なCDブックが、2人の人気歌手の歌とのコラボレーションで生まれました。
PIKADON PROJECT
http://pikadon.jp
古謝美佐子さんがステージでよく歌う『黒い雨』(作詞作曲・佐原一哉)が生まれた理由。そしてそれを歌い続ける理由とは。
都はるみさんの歌う『心の街』(作詞作曲・近藤等則)にも“黒い雨”が降っています。
表現者たちが声をあげはじめました。
彼女たちからのダイレクトなメッセージが、ひろく届きますように。
ふたりの歌の1行1行に、イラストレーターの黒田征太郎さんによる線と色彩が絡んでゆきます。
« 赤田のみるくウンケー | トップページ | 地元メディアもあえて載せない時 »
「今日のRIK」カテゴリの記事
- 首里城を造った人物の宗家で御座楽(2007.02.21)
- 安富祖貴子のふたつの“魂”(2007.02.14)
- 朝日新聞の1面に掲載されました(2007.02.07)
- 五島福江島の第35代当主は、琉球王朝・尚家の末裔(2007.01.26)
- 寿[kotobuki]魂(2007.01.23)
この記事へのコメントは終了しました。
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: [戦後60] 都はるみと古謝美佐子:
» おくにことばで憲法を [雨のち晴れ]
ただ目で文字をおうより目で絵で見る、耳で音で聞く、そして声でコドバをだす、そのほうが、すんなり頭に入ってきやすくなる。不思議ですね。 [続きを読む]
コメント