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2005.09.30

東御廻い+ジョイアスロン



東御廻いはスヌヒャン御獄からはじまった。知念村村長と久高島の糸数ナビィさんをはじめ、役場職員とジョイアスロン実行委員会が中心となって、11/19(土)からスタートする『国際ジョイアスロンin知念村』の安全祈願のために、昔ながらの順路で計14カ所もお参りした。

コースとなる各地域の神々に、お許しと無事を祈る巡礼をしてまわるだなんて、こんなにもていねいなスポーツ大会をみたことがない。
昨年も、大会前に丸々1日かけて、役場と実行委員会が4市町村にまたがる順路をすべて巡ったという。今年はさらに、一般参加者も募り、マイクロバス2台を借り切っての一行となった。

“ジョイアスロン”とは、
ジョギング+サイクリング(ママチャリOK!!)+水中ウォークという、無理がなく・身体にもやさしい競技で、しかもまったくタイムや順位を競い合うことなく、“ゆっくりまわって来てくださいね”というところがポイント。

昨年はその体験レポートをRIKで特集してみたので、ぜひご覧頂きたい。
http://okinawa.rik.ne.jp/rik/contents/okinawa/from/joy/index.html

今年も、取材班が密着します。特に久高島コースは、居住区ではなく、神々が宿るといわれる島の北部を歩くことに。
そして、この計14カ所にわたって巡った東御廻い(アガリウマーイ)も記事になる予定。これからもまたお楽しみに!
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※申込希望者が絶えないため、受付期間を10/7(金)まで延長しています。
 →公式サイトで受付中!

“KUWAさんの正体に驚きました”

“KUWAさんの正体に驚きました”と言われたこちらが驚いた。元々はデザイナー、最近は写真も撮れば、執筆・編集の仕事もしているからだろうか。

例えば昨日1日を振り返ると…、CDジャケットのデザインを納品し、日経レストランの300ページもある単行本の校正紙を出す。日刊のネット媒体『RIK』の仕事のほうは午後から取材。おそらく、この時が一番イキイキしているのかもしれない。

南大東島ラム酒を使った新製品を取材に行き、“新商品よりもさらに新しい情報”に感激。
最後に、大東ラム酒のグレイスラムの事務所に立ち寄り、ここでもここのラム酒を使って作られたという新製品を味見させて頂いた。事務所には掲載見本誌がいくつかあり、その中には、デザイン系雑誌のDTPワールドまである。ラム酒のパッケージデザインが作られてゆく経緯が掲載されていて、まじまじと読んでしまった。

そのデザイナー大城さんも所属していた編プロの代表で作家の仲村清司さんにも、“華麗なる転身をしたね”と以前に言われたことがある。
転身ではなく、やることが増えてしまっただけだと思うんだけど、自分の範囲を狭めなくしたから、可能性が広がってきたのは確か。

さて、仕事のあとは、ホワイトバンド・デーin那覇のお疲れさま会に参加。ぽっぷすタカシさん、in沖縄の本当の仕掛け人・凧次郎、そして集まった顔ぶれを見渡すと素敵なあの人やこの人が点と点で繋がってきているんだな。

この充実したひとときが、一番好き。
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2005.09.29

沖縄の海浜草野球団、全国大会へ!


あの海浜三角ベースボールは、琉球弧のある島が発祥といわれる。某著名な作家さんが島から持ち帰って遊びはじめたオトナの球技が各地に広まった。
そのルーツともいえる沖縄にもリーグがある。報道一切お断りなので詳しくは紹介できないけれど、これが楽しい!

いつも前向きな我らの海浜草野球部、山原カンカラ三線団は、今年も地道に全国大会2年連続出場をめざす。
そもそも、沖縄リーグは、おもいっきり遊ぶことが目的なので、全国大会は眼中にないという。
そんな中、僕らのほかにも、沖縄で選抜混合チームが組まれるかもしれなく、裏リーグのほうにも参加の気運が高まってきた。
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(写真は、後列がうわさの『山原 かんからサンシン団』。
 前列が、みっちゃん率いる?!新しいチーム『屋富祖 酔族館』だ)


※現在、その海浜三角野球の全容についてはこの書籍にしか明かされていない。

4167334232海浜棒球始末記
椎名 誠

文芸春秋 2004-06
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る

2005.09.27

CORCORまわって酒バトン?

050928酒バトンといえば、こんなエピソードがあった。南大東島まで渡ってゲットしたラム酒『COR COR』を、すべてRIKプレゼントにまわし、自分の手元には無くなっていたところ、元・おきなわ倶楽部のキヨハラ君(仮名)から緑と赤のボトルを2本も頂いた。回ってくるものなんですね。これぞ、酒バトン!!

ということで、ミュージックバトンだけでなく酒バトンというのもあるらしく、安田屋のヤスダくんからまわってきた酒バトンに応えてみよう。

最近は、そんなに飲まないかな。音楽には酔うけど。

【1】今、冷蔵庫に入っているお酒の容量は?
   計1,760ml
   エビス黒生350ml缶が3本
   オリオンドラフト350ml缶が1本
   泡盛「まさひろ」ワンカップ180ml
   泡盛「ヘリオス 蔵」ワンカップ180ml

【2】好きな銘柄は?
   エビスビールが好きですね。特に黒はマイブーム。

【3】最近最後に飲んだ店は?
   店でなくて、野外で。
   宜野湾トロピカルビーチでビーチパーリー。

【4】よく飲む、もしくは思い入れのある5杯
   1) COR COR
     南大東島産100%のラム酒。
     島まで渡ってゲットした全てを、
     RIKプレゼントにまわし、手元には無くなったところ、
     先日はキヨハラから緑と赤を頂いた。いよっ、太っ腹!
     回ってくるんですね!! これぞ、酒バトン。
   2) エビスビール。
     ビールは麦芽100%のエビスでお願い。
   3) ギネスビール
     黒ビールの代表格。でも最近は、エビス黒が好き。
   4) 琉球野草酒「源國」
     からだに優しい。ぬちぐすいなお酒。
   5) 伊是名酒造の「伊是名島」。
     文句なしに好きな銘柄。

【5】ジョッキを渡す5人
   1) 泡盛マイスターの高江洲さん>
     いつもお世話になってマス。
     http://karabisa.exblog.jp/
   2) 泡盛マイスターの長嶺さん>
     すみません、こんなのをまわして…。
     http://www.karacara.com/bar_naha/
   3) 泡盛マイスター修行中の直美さん>
     よろしく〜。
     http://okinawashikaiya.ti-da.net/
   4) 酒にウルサイ男・代表:キヨハラこと野添くん>
     CORCORありがと〜!
     http://mixi.jp/show_friend.pl?id=518344
   5) 酒にウルサイ女史・代表:オニキドリさん>
     期待していますよ〜。
     http://mixi.jp/show_friend.pl?id=900778

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2005.09.26

うちなーぐち講座@新カルチャースクール編

新しいカルチャースクールが10/1から開講! その中でもRIK編集部が注目したのは、『うちなーぐち講座』。
講師は、沖縄芝居で第一線で活躍中の若手人気俳優・当銘由亮(とうめよしあき)さん!
地元のあんまーたちから若い人にも大人気の当銘さんの講座なら、おもしろ&優しく学べるはず。さっそく、りっく編集部でも、このうちなーぐち講座を体験レポートしようと思っているのですが、実は、最低受講人数に達しないと(最低あともう1人の参加が必要!!)、無事開講されないかもしれないとのこと!!

この一連の講座は、そのどれもが1,000円で体験受講することができ、気に入った時点での参加がOKというところがポイント。これはいいですよネ。
これをキッカケにあらためて、うちなーぐち講座を体験学習してみませんか?
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※会場は、今月16日よりオープンした話題のEMホテル
 『EMウェルネスセンター&ホテルコスタビスタ』内。
※申込は、明後日28日(水)までです。
※問い合わせは、直接、お電話・FAXにて受付中!(締め切り間近)
 TEL 098-935-1650(担当:上原)
 FAX 098-935-1651
http://www.costavista.jp/index.shtml

2005.09.24

第1回とぅばらーま糸満大会


2年に一度の全島とぅばらーま大会と連帯して、交互に行われることになった『とぅばらーま糸満大会』が本日開催され、会場周辺が大渋滞になるほどの大盛況となった。
審査委員長の山里勇吉先生が、「石垣のとばらーま大会を超えるくらいの多くの人が集まったのではないか」と驚くほどの盛況ぶり。

糸満と八重山の繋がりは、前回ブログに書いた通りだが、糸満の海人が八重山・宮古方面に行き来したりと昔からその関係は深い。糸満在住の八重山郷友会(エーマいとまん会)が主催するこの大会には、八重山出身のかたを中心に24名の方々が挑んだ。

師範クラスから、全島とぅばらーま大会などにも出場された方々など、予選を勝ち抜かれた歌い手たちが集った。

自分が通う民謡研究所からも、先輩から同僚、また兄弟サークルからも積極的な参加があり、今までになく貴重な体験をすることとなった。なんと、同門のシンカが優勝を果たしたのだ!!!

チュニジアから県立芸大への留学生(大学院生)、モハメド・ブリさんが、五の二揚げで高々と歌い上げ、ひと節目を歌い出したところから会場全体から拍手喝采が沸き起こり、誰が聴いても文句なしの優勝を獲得することに。

もちろん、拍手の数で決まるものではない。山里勇吉先生、仲宗根長一先生、大工哲弘先生、宮良康生さんなど保持者の方々が厳正に審査。
そして今回優勝を果たしたブリさんは、昨年の全島とぅばらーま大会でも、特別賞を獲得している実力者のひとりである。

審査委員長からも「とぅばらーまが世界へと羽ばたくのではないか」とあったように、その可能性が広がり、歌が国境を越えた瞬間だった。

最後にブリさんからのメッセージは、“戦後60周年の期に、激戦地であった糸満で大会が開かれたことの意義”などを、スピーチで熱く語った。
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※速報は、大工哲弘公式HPの交流板(BBS)に掲載中!
http://daiku-tetsuhiro.com/index.html

2005.09.23

那覇からアジアへのサウンドレインボー


“もういちど、学校をつくろう!”
かつて、琉球が独立国であったころ、東南アジア諸国と交易・交流していたゆかりのある国々が、昨年12/26のスマトラ沖地震による大津波で甚大な被害を受けました。
犠牲者の数は、子供たちを中心に約30万人余りといわれます。

未来ある子供たちの為に、被災国の学校を再建しようと、
BEGIN、MONGOL 800、古謝美佐子、そしてアジアで人気のMOCCA(from インドネシア)などが立ちあがり、チャリティーコンサートを行うことに!

以前活動休止説があがっていたビギンなどが元気な姿を見せ、ほかにもモンパチや古謝さんなど、メインを張れるアーティストが集結するだなんて、豪華。
インドネシアから来沖するMOCCAも、アジアのミュージックアワードで新人賞を獲得した人気グループ。このほかにも現在企画段階のものもあるらしく、また当日の楽しみとしようかな。

先月、選挙前と終戦記念日直前のタイミングにごく政治的な講演会をやった那覇のメディア(某コミュニティーFM)も、バランスを取り直す為にもぜひ放送でとりあげ直してほしい那覇発のイベントだ。
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『Sound Rainbow―アジアの人々とともに―』
 11月26日(土) 16:00〜 奥武山公園陸上競技場特設ステージ
 (主催:那覇市(戦後60周年事業)、同実行委員会)
 ※10/1より、全国ローソン、チケットぴあ、
  県内プレイガイドにて、前売りチケット発売開始!

2005.09.22

沖縄わらべうた取材こぼれ話[2]


閉館した遊園地を借り切っての撮影となった。
人っ子一人いない。まるで時間が止まっているような不思議な感覚だった。
草木さえも、呼吸していないかのよう。

“完全貸切だ!”

4人の若手唄者を撮ることになったのだが、
現場に入ってからの徹さんと美香さんのテンションが普段と違う。

誰一人いないハズなのに、
“ギャラリーがたくさん近寄ってきた…。
 ヤバイ…はやく終わらせましょう”
  と言う徹さん。

美香さんもうつむきはじめてきた。ふたりからは笑みが消えた。
…このままだと撮影どころじゃなくなる。

ものの10分もしないうちに撮影を切り上げることに。
最後にポツリと
“その写真に、何か写り込んでいるかもしれませんよ…”
 とおどかす徹さん。

インタビュー記事掲載日の前日まで、しばらく写真を封印することに…。

(写真下:奥のふたりだけ、顔がこわばってしまっているが、
 このあと、場所をかえての取材では、生気が戻ってきた。
 沖縄戦激戦地ならではのエピソード)

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※そんな状況の中で取材撮影した、ウチナーわらべうた@RIKインタビュー記事はコチラ→

2005.09.21

わらべうた取材こぼれ話[1]


美香・奈月・綾乃・徹。この売れっ子4人が揃うまでインタビューを待った甲斐があった。なぜなら、後輩と一緒に取材を受けた美香さんは、面倒見の良いお姉さん力というか母性が増し、若い子たちの分までカバーするかのように普段よりも多くを語ってくれたからだ。

アルバムの中でも、時にはお姉さん、時には母にも変化する内里美香さんが、このアルバムの歌のキーパーソン。仲村奈月ちゃんとは、母と子のうたの掛け合いのようで、またソロで歌う『童神』ではまるで母そのもの。

でも、このアルバムの本当の主人公は、何よりも“歌”だった。
歌のコブシも控えめに、あのよなは徹さんの三線プレイも驚くほど装飾が控えめで、逆に一音一音がくくっきりとしている。

※続きは、ウチナーわらべうた@RIKインタビュー記事へ→

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女ジュネー




圧巻! シマの女たちが行列をつくる。ヨンシーこと、女ジュネー(いなぐジュネー)は、やはりこの地域独特のもの。

赤い着物をまとった子供たちを先頭に、幼い浴衣すがた女の子たちの手にも花々が。
さらにその先頭にいる巨人・タカッチュー2人が先導役といわれる。実際の先導役は列の中盤にいた。
紺地の着物に紫色のサージをつけたウンドウーたちだ。ウスデークを打ちながら前後の列のリズムを作る。そのさらに後ろには、カラシ色の着物のテイヨーが。

『ヨンシーと東り立雲のうた』では、四つ竹を打ち、歌いながらゆっくりと行進してゆく。
夕暮れ時の色彩に、彼女たちの華やかな行列が鮮やかだった。
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2005.09.19

唐人ジュネーの十五夜



旧8.15といえば糸満大綱引をはじめ、各地で十五夜行事が行われ毎年どこへゆくか悩むもの。

我らRIK編集部は、東風平町のある字に集結した。途中、写真家のT.Kさんとも情報交換し、彼は各地をハシゴし続けた模様。

一方、我らは“今年はこれだ!”と1点集中したのが「唐人ジュネー」だった。
東風平だけでも、各字ごとに特徴のある十五夜行事が行われるが、全島各地の中でも東風平のこの字にしか無いという民俗芸能が「唐人ジュネー」。

また、もうひとつ「大和人ジュネー」が対になっている。
かつて琉球が中国や薩摩支配の関わりを芸能文化に色濃く残したのがこの民俗芸能で、数百年にわたって伝承され続けている。

来月にRIK記事として掲載予定!
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2005.09.17

イシキ浜で出会う

050917a
050917b
太陽のいずるところの神の島・久高。
ニラーハラーからの神々が島に上陸したといわれるイシキ浜。朝早くそのイシキ浜へと向かうと、
そこに久高島の神女でも、最も位の高い3人のうちのひとり、N.Mさんがいたのには驚いた。

毎朝、イシキ浜の拝所のまわりを掃除するのもお務めなのだという。
挨拶を交わし、いくつかのお話と、さらには島でのお参りのしかたから教わることができた。

そして、これから島の最北端のカベール岬(はびゃーん)へ向かうことを伝えると、
“あそこは自然を祈る場所だから、そこであなたも祈りなさい”という。

“最近、私たちは自然の猛威に翻弄されています。多少の自然現象は仕方なく、また必要なものであったりもするのですが、大きな災いが訪れないよう、あなたもぜひお祈りください”と告げられた。
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2005.09.16

久高島のイラブー漁の現場から



平成7年からイラブー漁が禁止されたのは、“法者”と呼ばれるイラブー漁を司る大事な役目の者がいなくなったからだった。
禁漁となって久しくなるが、今年はその法者の代行をたてることにより、イラブー漁が10年ぶりに解禁されることになった。
その法者代行を担うのが、Y.Uさん。今回、イラブー漁への参加を許可してくださった方だ。

“イラブー漁を撮影したものを雑誌や新聞とかに売って、もし金儲けに使うのなら連れてはゆけない”と、そうハッキリと断られた。
そして、“夜中の3時、4時まで漁をするから、途中逃げ出すなよ!”とも。

すでに覚悟は決めていた。こんなチャンスは滅多にないからだ。
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2005.09.14

久高島の八月踊り


久高島の八月踊りで、半世紀ぶりに6名の新人が誕生するという。そのひとりから、前の晩に知らせが入った。
徹夜してでも翌朝までに仕事を片付け、久高島に渡ることに。
だが無情にも仕事は山積みで夕方4時発の船に間に合うことは無かった。

“あぁ、今日は久高島には呼ばれていないのかな……”
 とあきらめかけていたところに、


そこに絶妙なタイミングで海上タクシーが入港!
いつも港にいるわけではなく、この日は、たまたま親戚を乗せるために船を出すのだという。定期便の3倍の運賃は掛かるけれど、祭りになんとか間に合わせるにはこのチャンスに乗っかるしかない。迷わず、一緒に便乗させて頂くことに!

なんとか、久高島へ無事渡ることができた。
島の港(徳仁港)から、祭り会場の久高殿までは徒歩10分の道のり。
ようやく、久高殿に到着すると、ちょうど神事がはじまるところだった。間に合った!


今年のハティグヮティマティには、黒のハレ着を身につけた新人さんたちの姿も。
その新人さんたちを囲むように、イザイホーを経験した神女たちが円陣をつくりながら、グゥルイを打つ。他の地域ではウスデークと呼ばれるそれだ。

久高島では、旧暦の八月十〜十二日(特に十一日)は、一年のうち最も悪い日とされ、
島では歩いてはいけない境界(結界)ができる。

そのお祓いと、結びの節祭りでもある。
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2005.09.13

あやつり獅子


やんばるのいくつかの地域に、あやつり獅子が残っている。本部町伊豆味区の豊年祭でも披露されるという。しかしチャンスは4年に一度だけ。昨晩、とある集落の豊年祭へと出掛け、あやつり獅子を見学することに!

子獅子がじゃれ合う姿を、親獅子が静かに見守っていた。
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2005.09.12

そんな会話が普通にできるといいよね。


まんまと踊らされた?! わかったような“キーワードだけ”で、その中身を把握できないまま、なんとなく投票しちゃった人も多かったかもしれない。“改革”って何? それにしてもなんだろう、この選挙結果って。ちょっとこわいネ。

というような政治ネタの会話を、イギリスのパブなんか、一般市民のおじちゃんや街のひとたちが、
ごくフツーに会話していたり、それがあたり前って羨ましい。

日本だと、やれプロ野球で星野さんが巨人カントクにならないんだね? とか、っていう話題のほうが、一般的だったり。
センキョだって、バラエティのような騒動ネタに関心が寄せられてしまう。

バラエティーとかスポーツ番組などで、すでに、考えない市民にさせられてしまっているのかも?

中身のない“3S”(スリーエス)な話題へ、関心が誘導されるのには気をつけよう。
・スポーツ
・スキャンダル&ゴシップ
・セックス

選挙前の、プロ野球の星野騒動とかって、ほら、8.13の時のプロ野球ナベツネ騒動の時に似ているでしょ?

選挙結果みて、
“あっ、ちょっと遅かった”って、今、つぶやく。

“テレビなんか見てないでさ、こんど飲みにいこっか。”
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2005.09.09

ホワイトバンド沖縄の意味

ホワイトバンド・デーin沖縄の真シカケ人がいる。
公式サイト(hottokenai.jp)のブログ上で呼びかけたのは、
僕でも、“in那覇”のぽっぷすタカシさんでも無かった。

“凧次郎”というハンドルネームの人物に、
KUWAさんへ ぽっぷすタカシさんへ
 開催内容が具体的に決まったらブログとラジオで
 この事を広めてもらえないでしょうか?
」と呼びかけられた。

あまりにも漠然としていたので、しばらく様子見となり、
そこにいち早く反応したのが“in那覇”の中心人物となってゆくぽっぷすタカシさんだった。
直接、凧次郎さんと会う機会があったタカシさんはびっくりしたという。
(なぜなら、中学生だったからだ。
 ひとりの少年の気持ちが大人たちを動かすキッカケを作った)


漠然としていたものから、どんどんと具体化してゆくタカシさんの行動力はさすが!
“in 北谷”も、くどうみかさんとFC琉球の野口さんが中心となってカタチにしてゆく!
僕も間もなく、「ホワイトバンドin沖縄」ブログを立ち上げた。

もし、“in 那覇”でも“in 北谷”でも何か足りないとしたら?

「どうして、3秒に1人、貧しさの為に子供が死んでいくの?」
ホワイトバンドの本当の意味は?

公式サイトにもあるように、“公平な世界を目指し、貧困を無くしたい”という目標がある。
この世界的なアクションの中心的な団体は、
世界的な『フェアトレード』NGO団体のOxfamや、日本ではグローバルヴィレッジなど。

そう、沖縄にもフェアートレードの第一人者がいた。『風の里』(佐敷町)だ。
先日の“in 那覇”のミーティングには、風の里の店主の高江洲さんにもご参加頂くことができた。
当日は、フェアートレードショップの風の里さんなどにも加わって頂き、
パネル展示やパンフなどを急きょご用意頂くことに。タカシさん、くどうさんにも感謝。

ホワイトバンドは入り口、
その先を知るきっかけが9月10日に、全世界で同時多発的にアクションが巻き起こる。


※『ホワイトバンドokinwa』ブログ:
http://whiteband.ti-da.net/

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2005.09.08

KEN子、Wデビュー


お馴染みKEN子がWデビュー。ひとつは、彼女の音楽ユニット「すべりだい」が7日にCDリリース。はじめて聴いたのは、デモCD『クラップハンズ3』(仮題)だったと思う。うたとウクレレと生ギターというアンプラグドでシンプルな構成だからこそ、彼女の歌声の良さが際立ち、そして音楽への愛情がじわ〜っと感じられるような素敵な作品に仕上がっている。

そして、もうひとつは、RIKへの執筆者としてデビュー。先日のローリーさんのライブを、まるで恋文のようにレポート。
僕はつい、何度も読み返してしまった。
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KEN子が綴るLove☆Live☆ラブレター☆
 (第一弾は、ローリー・クック♪)

2005.09.07

全島エイサー記事UP!


全島エイサーの歴史も半世紀が過ぎました。節目の年ということもあり、第1回&第2回エイサーコンクール連続優勝の比嘉エイサー保存会の47年ぶりの参加。千原エイサー保存会は半世紀前の衣装でOBたちも復活。17年ぶりに北谷青年連合会の参加などなど、今年の全島エイサーは目が離せませんでした。

写真のカット数は、かるく1千枚を超えましたが、
その中から使用する枚数を厳選し、十枚ちょっとで構成することに。
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※第50回全島エイサーまつり記事@RIK
http://okinawa.rik.ne.jp/contents/okinawa/matsuri/zento/index.html

2005.09.06

ジュゴンのごちそう


“ジュゴンのごちそう”をRIKで特集しました。どうぞご覧下さいね。
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※RIKの記事はこちらから→http://okinawa.rik.ne.jp/

2005.09.05

宇宙会議


今日は、宇宙会議で集合ね。
そんな号令だったかどうか定かではないが、
宇宙会議に集まったのは事実だった。

『宇宙会議』とは、7月にオープンしたばかりの飲食店で、
今回もまた店舗撮影の機会を頂くことに。

大きな朱色の扉を開けると……。
宇宙会議と刻まれた泡盛ボトルの向こう側に、
大きな異星人らしき姿が!
人よりも大きなエイリアンがケージの中に……!!


そんな秘密基地を今日は2店舗ほど撮ることに。
今回は外付けのフラッシュも併用しながらの撮影。

そして次回からは、カメラもグレードアップします。
ついに、プロ機のNikon D2xを導入することになりました!
仕事は、宇宙でもどこでもゆきますからね。
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2005.09.04

芸能祭からユープラLive取材まで


民謡コンクールの受賞者の祭典・芸能祭へ。
今年は、琴と笛(と太鼓)が加わり、さらに受験の幅が拡がった。
大工ネットからも器楽部門(笛)へと果敢に挑戦するものが何名もいた。

その笛の新人賞授賞式で発見したのは、受賞者の中に残波大獅子太鼓の新垣千里さんがいたこと。
そういえば、コンクールの時は受験番号のみだったのでよくわからなかったけれど、芸能祭の授賞式をみて、パンフをみて、そこでようやく気がついた。

パンフレットといえば、審査委員長の大工哲弘先生から、
「確かな“尺音”が出ず、絃声一体の歌声に力がなく、優秀賞・最高賞にこれといった歌い手がいなかった」という厳しい講評が書かれていた。僕らへのメッセージでもある。

さて、1部後半の出番では『つぅんだら節』を斉唱。
それが終わったら、急ぎでU-DOU&PLATYの会場に向かわなくては!!
RIK読者宛に、ライブ入場をご招待していたので、現場にゆかなくてはならないという事情があった。

写真は、RIK読者プレゼントに当選された那覇のTさんペア。
また、RIKの執筆でもお馴染みのPORCOさんと、みのりんさんとも合流。イベントは深夜まで続いた。
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2005.09.03

てぃーだブログと旧ウルマ


昨晩は、てぃーだブログの社長さんとだーしゃさん、そして上等沖縄司会屋さんとKUWAで、初ミーティング。
それぞれ、RIKとかてぃーだとかいろいろなカタチで沖縄情報発信をしていますが、
これからもチカラをあわせて、お互いに協力しあいながら良質な情報発信を目指してゆきますよ。

そして今宵は、旧インターネットURUMAの仲間たちとの会合。

今日も早朝から仕事こなし、午後からは民謡芸能祭にはなんとか参加し、
そのあと、U-DOU&PLATYライブに、RIK読者をご招待していたので、そちらの会場にも向かわねば!!
旧インターネットURUMAのみんなと会えるかな?
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2005.09.02

塩屋のウンガミ


台風で何年も中止となっていた塩屋湾のハーリーが3年ぶりに再開された。
しかし今年も台風13号の影響は強く、湾内であっても波風は穏やかではない。あまりの風の強さに友人も転倒してしまったほど。

さすがに、ファーリーガミを乗船させることができなかったが、はりゅう船競漕は行われた。途中、ほとんどの船が波にのまれて沈没した。沈みながらも、カイを上に構えながら漕ぎ続ける姿は神々しかった。

台風が直撃して、ハーリーが中止になった年でさえも、神事だけは“大切な決まり事”として続けられていたという。
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※塩屋のウンガミを壁紙にしました。
 RIKの壁紙は、編集スタッフが撮り下ろした写真のみをお届け。
 ほかにはまず無いオリジナルな沖縄壁紙をお楽しみください。
 (本日夕方掲載予定!!)
 →RIK壁紙:ダウンロードのページへ

2005.09.01

五と十の間・アシビガミがまわる


「ヨンコイ」を唱えるアシビガミ。塩屋のウンガミの屋古アサギでの光景だ。
弓を持ち、支柱を中心に七周まわる。なぜ七つなのかは若ヌルでさえもわからないという。
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