第1回とぅばらーま糸満大会

2年に一度の全島とぅばらーま大会と連帯して、交互に行われることになった『とぅばらーま糸満大会』が本日開催され、会場周辺が大渋滞になるほどの大盛況となった。
審査委員長の山里勇吉先生が、「石垣のとばらーま大会を超えるくらいの多くの人が集まったのではないか」と驚くほどの盛況ぶり。
糸満と八重山の繋がりは、前回ブログに書いた通りだが、糸満の海人が八重山・宮古方面に行き来したりと昔からその関係は深い。糸満在住の八重山郷友会(エーマいとまん会)が主催するこの大会には、八重山出身のかたを中心に24名の方々が挑んだ。
師範クラスから、全島とぅばらーま大会などにも出場された方々など、予選を勝ち抜かれた歌い手たちが集った。
自分が通う民謡研究所からも、先輩から同僚、また兄弟サークルからも積極的な参加があり、今までになく貴重な体験をすることとなった。なんと、同門のシンカが優勝を果たしたのだ!!!
チュニジアから県立芸大への留学生(大学院生)、モハメド・ブリさんが、五の二揚げで高々と歌い上げ、ひと節目を歌い出したところから会場全体から拍手喝采が沸き起こり、誰が聴いても文句なしの優勝を獲得することに。
もちろん、拍手の数で決まるものではない。山里勇吉先生、仲宗根長一先生、大工哲弘先生、宮良康生さんなど保持者の方々が厳正に審査。
そして今回優勝を果たしたブリさんは、昨年の全島とぅばらーま大会でも、特別賞を獲得している実力者のひとりである。
審査委員長からも「とぅばらーまが世界へと羽ばたくのではないか」とあったように、その可能性が広がり、歌が国境を越えた瞬間だった。
最後にブリさんからのメッセージは、“戦後60周年の期に、激戦地であった糸満で大会が開かれたことの意義”などを、スピーチで熱く語った。
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