明日の出演者紹介・金城久美子
沖縄でソプラノ歌手としても大変有名な金城久美子さん。その彼女がリリースしている1枚のアルバムに驚いた。
まず、CDジャケの帯にある意味不明な“あ〜”という文字、そしてその意味。
てぃんさぐぬ花や、月ぬ美いしゃなど、沖縄でお馴染みのナンバーの間に、見慣れない曲名が並んでいる。
その曲名を眺めてみると
M1.伊平屋海岸にて
M3.久高島聖地 カベールにて
M5.伊江島洞窟 アマミキヨ飛来の聖地にて
というふうに、クレジットされており、また、歌のほうもスタンダードナンバーとは異なった表情をもつ歌だった。
明日12日(土)の国立劇場おきなわ『創作舞踊 今昔』公演の為のリハーサル会場で、偶然お会いする機会があり、そのお話を率直に伺ってみた。
ソプラノ歌手としても有名なほか、こんな一面もあるそうだ。
彼女が聖地に立つと、“歌が自然に降りてくる”のだという。
それも、その土地で遙か昔に歌われていたような歌が、喉から勝手にぽろぽろと出てくるのだそう。
そういう歌をさりげなく収録したアルバムが『アーマヌ産声(うぶぎ)』。すべて現地録音。
(ギター&三線に、寿[kotobuki]の宮城善光、他)
明日、国立劇場おきなわの第一部に出演のほか、
11月27日(日)には桜坂劇場で、彼女の歌を聴くことができる。
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