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2005.12.31

年越しソバBGM 〜 元旦DVD



沖縄の年越しソバにはソバ粉は入っていないけど、
オキナワンカルチャーがいっぱい練り込まれています。
大晦日までに、CD『沖縄そば屋さんのBGM』の取材終了♪
CD発売は1月25日とちょっと先ですが、インタビュー記事は、
麺が伸びる前にお届けしましょうね〜(by.RIK)。

年越しの“沖縄そば”に続いて、元旦発売の注目CDは、
泡盛CDソング集『THE 泡盛』(全12曲入り)。
“♪泡盛ざんぱ〜”
“あなたに...KURA”
“♪いちゃりば忠孝のみましょう〜”……etc.
そんなBGMにつられて、お正月から美味しくお酒を頂けそうです。

そして、もう一枚のRIK編集部オススメは、
『沖縄オバァ烈伝』(全8話入り)が、待望のDVD発売!
もう初笑い、まちがいなし!
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2005.12.30

白鳥舞い降りる船上の年越しライブ




突然、伊是名出身の歌手・島さちこさんと出会う。今日は誰とも会わない予定だったのに、また伊是名との強い磁力が働く。

彼女の事務所に所属する癒し系女性島唄ユニット『coi-na』の件で、音楽プロデューサーとの打ち合わせ予定が突然入る。
あまりにも急だったので、coi-naが出演するクルーザー船の上での打ち合わせとなった。
資料なども受け取り一通り仕事は終わったのだが、せっかくだから、ライブまで聴いてゆくことになった。

そこに、島さちこさんが来場。島さんも滅多に現場には来ないらしいが、今日は偶然(?)訪れてみたとの事。

coi-naが今月リリースした自主製作盤というのが、この船上ライブでしか購入することができないというレアな限定CD(3曲入り/1,000円)。
特に1曲目の『世願ぇ 〜うない神ぬ祈り〜』(作詞:島さちこ)がかなり好評とのこと。
名曲アメイジンググレイスの旋律に、綺麗にハモリながら乗せるのは、なんと“神歌”。

そもそも彼女らのユニット名“こいな”の由来は、奄美でいうところの“舟にとまる白鳥=護り神の化身=うない神”から、と島さちこさん。
帰宅後、TVをつけたらチベットが映っていた。ブラウン管からは、
「チベットでは“鳥は、人と神とを結ぶ使い”という」。そんなアナウンスが流れてきた。今回もまた、なんというタイミング…。

その“こいな(coi-na)”が、天上からの美しいハーモニーを奏でる船上ライブは、明日の大晦日まで。
(場所:泊港北岸 シーシャトーII/20:00〜/フリードリンク制 2,500円/予約・098-944-4639)
年越しライブも計画中とのことなので、そんな清らかな年越しはいかが?
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2005.12.29

琉球リスペクト



今年をしめくくるRIKの長編記事は、
東御廻い 2005国際ジョイアスロン

大会50日も前から、“東御廻い”をきちんと行うというのは、
沖縄マラソンにも、那覇マラソンの大会にも無いこと。

“琉球リスペクト”がキーワードだけあって、
“原点”に立ち返らせてくれる“スポーツを超えた”大会です。

今年は、世界遺産・斎場御嶽などのほか、
神の島・久高島ウォーキングもコースに加わりました。
執筆は吉澤直美さんです。
どうぞご覧ください☆(→記事はコチラ
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2005.12.28

沖縄の尚家と五島家との関係

琉球からの最後のお姫様と、五島家にご縁があることを知ったのは、ちょうど沖縄に戻ったその翌日の晩のこと。
沖縄を代表する版画家・名嘉ボクネンさんと伊是名島つながりのご一行様が、いつもお世話になっている老舗の窯元で宴会をするということで、僕もお呼ばれした。
そこで、琉大教授の高良倉吉先生とお会いすることに。
なんという不思議な巡り合わせだろうと思ったのは、高良先生からの次のお話を伺った時だった。

「琉球の最後の王・尚泰の四男である尚順の娘さんは、五島列島の五島家に嫁いだんだよ。」
尚順(男爵)といえば、琉球新報の創始者で知られる人物だ。
その尚男爵の娘さんと、五島家の当主との結婚により、
“沖縄と五島に縁が結ばれていた!”

五島から戻ってきて間もなく、またすごいタイミングで、そのような事実を知ることになるなんて!
また、偶然(?!)にも、五島を発つ前の晩に、そのお城(石田城)の写真を撮っていた…。

もうここまでくると、さすがに偶然ではないかも。
今回の沖縄から五島への旅には、たくさんの意味やメッセージが含まれていたように思える。
(五島家はお城(石田城)を寄贈し、現在では歴史資料館や五島高校になっている)
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2005.12.26

カミゴトウからのメッセージ

何もしない休日を過ごすつもりだった。
そもそも今回の旅には目的なんてない。おじいちゃんとおばあちゃんのお墓参りくらいかな? お盆には帰省できなかったからね。
到着したその日は−1℃で冷たい雨が降っていたけど、家族で墓掃除。
あとは、まったく、何の予定も無かった。そんな休日もたまにはいいでしょ?

なのに、何かに動かされるように、下五島から→中五島→上五島までを目指そうとする意思が働き出す。
普通なら、波が5メートルなんて、島に渡ろうなんて思わないものね。

今回、中五島の奈留島までは渡れたのだけど、上五島へは日程的にもまた次回となった。
ところが、帰りの沖縄行きの飛行機で見た新聞記事(毎日朝刊'05.12.19 [25面])には仰天。
051226
上五島の奈良尾町(新上五島町)に、核のゴミの最終処分場誘致の話しが浮上していると書かれている。
「被爆県としてはありえない」と県知事も発言しているにもかかわらずだ。

上五島からのSOSだったんだね……。
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2005.12.25

続・島おこしのゴスペルコンサート



この島おこしプロジェクトは、今年の9月からスタートし、
ゴスペルのコーラスグループを招いてのクリスマス・チャリティーコンサートは、これで第3弾というから勢いがあるね!
イベント毎にリーダーが交代制というスタイルがとてもユニーク。

そして、全部が手作り。
竹筒に穴を空け廃油を使った外灯から、そして舞台照明もすべてハンドメイド。
工事用照明に、色付き透明セルを手動でかぶせて、
“1・2・3ハイ!!”と掛け声をかけながらのスポットライトってさ、なんだか気持ちまで温かくなってくる。

プロのゴスペルグループのほか、
この日のために結成したグループや、ママさんグループが加わり、
五島高校の男子合唱部の歌には、明るく元気な力をもらったよ。
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2005.12.24

島おこしのゴスペルコンサート


奈留島から福江島に戻り、ちょっと足を伸ばした先は、
浦頭カトリック教会。
ここで島の青年達が中心となって、
ゴスペルのチャリティーコンサートを開催する。
チケットはすでに完売。
なので、せめて青年達の頑張りぶりでも見てみたいと、
昼間のうちにおじゃましてみることに。
忙しそうに動き回るスタッフを一人呼び止めて、
少し様子を伺おうとした。すると、

「え?! ひょっとしてKUWA〜? 私、同級生のひろみよー!」
まさかその『夢五島』プロジェクトメンバーに、
中学の頃の同級生がいるとは!!
「今、何しているの?」
「取材撮影&執筆したり、本やWEB作ったり…」
そう言うと、いきなり手を引かれて会場の中へ。
「こっち来て!リーダー紹介するよ!!
 そして今日のチャリティーコンサートを取材して!」

偶然とは思えない巡り合わせと絶妙なタイミングは、
“これはきっとご褒美なのかもね”と思わせるほど。
急きょ撮影決定となった!

五島に来ても、沖縄にいる時と変わらずにいられること。
写真を撮ったり取材したり、
沖縄だけに限らず、こうやって神々の島々を紹介してゆくことが
“あぁ、これが自分にとって使命なのかな?”
なんて思いながら。

後日、雑誌『島へ。』編集長より、五島の旅の取材旅行のうち、
この『夢五島』プロジェクトを誌面に掲載して頂けるとのこと。
感謝!

何より、同世代の青年達が
島オコシに奮闘している姿を見ることができ、
そんな素敵な仲間達に出会えたことは宝だと思う。
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2005.12.23

五島のストーンヘンジ


漁港から徒歩20〜30分くらいのところに、
この島のシンボルともいえる場所があった。
『千畳敷』。奈留島南東部に突き出たその大きな岩礁は、絶景。

自然がここまで削り出すものだろうかと思わせるほど、
由来通り“畳千畳分くらいの広さ”はありそうなスケール感、
そしてその雰囲気に、神聖な感じさえも受ける。
その上に、いくつかの大きな岩が積み上げられていて、
それはまるで石の祭壇。

この日の空は、天気予報通りに雲り、なかなか陽がささない。
“いい光をあててくださいね”と念じるたびに、
きれいな光が注いでくれた。

小さな旅だったけど、
素朴さの中にたくさんの美しいものを知りました。
奈留島に、ありがとう。
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2005.12.22

音まで美じょか自然浜



なんて美しい自然浜。
椿原の浜は、まんまるの小石たちがきらきらと輝いていた。

静かな波が打ち寄せるたびに、いい音が、ほら。
“コロコロコロ… カラカラカラ…”

そう、その石コロたちと、波が奏でる自然の音。
精霊達が降りてきていても、ちっとも不思議じゃないさ。
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2005.12.21

奈留島へ。


この日、波の高さ5メートル。最低気温−4℃。
北西からの風は、ちょうど島影に入るだろう。
そう判断し、奈留島へ渡ることにした。

まるで僕らを歓迎してくれるかのように光が照らしてくれた。

沖縄の島人がそうであるように、自分が暮らす島から、
さらに周辺離島に出掛けるなんて、
よっぽどの用事でも無い限り、なかなかそれはない。
母に、一緒に島へ渡らないかと誘うと興味をもってくれた。

母が、奈留島で一番訪れてみたいところは、
江上(えがみ)にある古いカトリック教会だという。

五島の島々には、昔ながらの教会が点在し、
そこに訪れる(巡礼する)観光客もすくなくない。

ちょうど、日曜日のミサ(お祈り)が始まるところだった。


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2005.12.19

−1℃の島旅


日本列島に寒波が降りてきた日、僕は島へ帰る。

飛行機の窓からみた空は、雲の上、青の世界。

この雲の下は雪が降っているだなんて嘘のよう。


島に降りると、冷たい空気の中で、太陽が煌めいていた。

もうすぐ、シマ(集落)に帰るよ。
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2005.12.18

秘密基地




夜の山道をずんずんと奥へ。ひとけが無いから、さすがにちょっと勇気がいる。
しばらく進むと、左手に大きなアンテナらしきものが。まだ先にもあるぞ。
さらに大きなものがあと2基あった。

これを見ると、チャーリーシーンが出演していたSF映画『アライバル 侵略者 (THE ARRIVAL)』を思い出す。
異星人が、地球温暖化を促進させ、地上から人類を浄化させようとする映画だった。

この場所は、誰かのmixiで読んで、一回、実際に見てみたいと思っていたところ。
こんなところまで、ライトアップしているなんて……。
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2005.12.17

せめて満月の晩は




せめて満月の夜は、イルミネーションを止めてくれないかな。
十五夜のお月さまの光は、それだけで十分に明るいはず。
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2005.12.16

恩納村の歴史街道をゆく

海洋博のために開発されてしまった恩納村の歴史街道を、かつての面影をなぞるように、その道を実際に歩いて感じる旅。恩納村“歴史の道”ウォーキングは、やんばるツーデーマーチの翌日に行われたもうひとつのウォーキング大会だった。

約3500年前の遺跡である仲泊遺跡の比屋根坂石畳道からはじまった。ここは、明治の末まで使用されていたという。

仲泊遺跡→山田谷川の石矼→久良波大主の墓→護佐丸父祖の墓→山田グスク→御主マーチ→寺川矼跡→フェーレー岩→真栄田岬→唐人墓碑、と巡ること10.3km。参加費はなんと無料だった。

そして、フェーレー岩を過ぎ真栄田の一里塚のところで、嬉しいサプライズがあった。

地元の保育園の園児たちが、一緒に歩くのだという。
参加者のお年寄りたちには、かわいいお孫さんたちのよう。
子供達の手を引いて一緒に里へ降りてゆく時、皆の顔に笑顔。

恩納村の小さな天使たちと一緒に歩くという、恩納村役場からの素敵な演出だった。
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2005.12.15

全国の離島情報誌『島へ。』


雑誌『島へ。』編集長と久しぶりにお会いすることができた。
仕事の打ち合わせの合間に、RIKの読者向けに写真を1枚。

ところでこの雑誌、沖縄に限らず、日本各地の離島を網羅した隔月刊誌で、そのエリアの広さは他では真似できないほど。
今回、“いいなぁ〜”と思ったのは、『渡名喜島』の特集が組まれていたこと。
それも、4ページにも渡って、島旅が紹介されている!

記事になるまでの通いかたもすごいよ。
4カ月の間に、4回も島へ訪れて記事にしたというのは、
雑誌カラカラなどの記者としても知られる林 秀美さん。
ほかの沖縄ガイドブックでは、まずありえないかもしれない。
そこが嬉しい離島情報誌『島へ。』
→http://okinawa.rik.ne.jp/contents/culture/book/086/index.html
RIKでもご紹介しました。

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2005.12.14

新報夕刊ホワイトバンド


今日の琉球新報夕刊[4面]にホワイトバンドの特集が組まれた。

以前、世界的に有名なミュージシャンたちが集まり、
大規模なチャリティーコンサートを展開し、貧困国に何十億円も寄付しても、
借金の利息にあっという間に消えていってしまった……。
ただ、お金を寄付するだけでは、足りなかった。

そう、もっと多くの“意思表明”が必要だ。泥沼の借金地獄の貧困から救おうと。そして、何が貧困にさせたのかを知ること。
そこで今回のキャンペーンでは、“債務を免除してほしい”と、サミットに焦点をあて、
短期間でスピーディーに、それも全世界規模で運動を展開させた。
参加国数、70カ国。
ファッションで参加するものまでも巻き込み、大きなうねりとなった。

その“白い意志”は、大きな成果として、
9月10日の世界的イベントの後に、
世界銀行と国際通貨基金が、貧しい国々に対し、
「国際金融機関からの債務を全額免除する」という声明を採択するに至った事はとても大きい。
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2005.12.13

うるま


うるまを巡る旅。出だしは、いきなり米軍基地『キャンプコートニー』から。
この日はクリスマスフェスタで、地元に開放していた。
ということは基地内に取り残されている『天願城跡』に辿り着けるかもしれない。
そんな期待は見事に外れ、道路をはさんで反対側の敷地が一部開放されているだけだったが、
空を見上げると、光のカーテンが降りてきていた。

次に、宮城島を目指す。
平安座島を渡る途中に、何か白い棒が見える。
車を降りて海側に立つと、その白い棒は、巨石の上に立っていた。

そして、そこを振り返ると、タカ城跡があった。

そこから、となりの宮城島へと渡る。
目的地は、宮城御殿(なーぐすくうどぅん)。そこにはこんな言い伝えがある。
今から100年ほど前、集落の浜に巨木がうちあげられてくることを予言した島人の言う通りとなり、村民総出で引き上げようとしてもビクともしない。
喜屋原神女は「これは、仲泊神女が音頭をとらないと動かない」と言う。
そこで、仲泊ハーメーがこの巨木に乗り、音頭をとると不思議にも動かすことができたという。
その大木を使い神殿を造り、島の護り神としたのが宮城御殿。

琉球新報の記事で、宮城御殿(なーぐすくうどぅん)の43年ぶりに改築されたと記事が載っていたので、見学へ。
道をはさんで手前には、宮城ヌル御殿がある。
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2005.12.12

暮らしの沖縄手帳

あなたの暮らしに“県民手帳”はありますか?
沖縄では、ご存知『沖縄手帳』があり、何種類あるのかわからないくらいに、たくさんの“県民手帳”が普及しています。
なぜに、沖縄にはこんなにいっぱい“県民手帳”なるものがあるのか?
それは、この島の生活で欠かせない“旧暦”や“潮の満ち引き”が記されていて、それが何かと必要だったりするわけですね。

そこでフト思ったのが、沖縄に限らず、旧暦や潮の満ち引きって、本来の人間らしい生活に必要なリズムだったんじゃないかな?と思うんです。
人間や生命のリズムが潮の満ち引きと関係があったり、古来、全土でも人間らしい生活をしていた頃のリズムは旧暦だったはず。
伝統的な行事は、今でも旧暦で行われ続けている沖縄で暮らしていると、いろいろと理にかなっているな、と思えることもしばしば。

いつも、大切な何かを忘れかけていることを、「はっ」と気づかせてくれるのが“沖縄”です。

りっく編集部が選んだ特選・沖縄手帳2006年版は『Natura』。ブロガーのpyoさんからご紹介頂いたのがキッカケでした。

その詳細は、近日中にRIKの『おきなわ本』紹介コーナーにて掲載予定。
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※また、RIK読者プレゼントもあり。応募についての詳細は、
https://www.southernx.ne.jp/rik/contents/present/rik0512/index.htmlにて。

2005.12.11

大工哲弘ディスコグラフィーは続く

沖縄を代表する唄者・大工哲弘さんのディスコグラフィーが28枚だけのはずが無かった。
お宝レコードをご返却にゆくと、待ちかまえていたのは、所蔵されていたミュージックテープ(カセット)、オムニバス盤に参加されたレコードやCDがどっさりと手渡れた。これまた宝の山!

4枚組の『沖縄/祭り・うた・放浪芸』のオリジナルレコード盤、そのCD盤、91年の流フェス(2枚組)もまた名盤。

なんといっても稀少なのは4本組カセット集『八重山のうた 大工哲弘の魅力』。
また、ジャズ界の方々とも共演。渡辺香津美『おやつ2 遠足』、板倉文夫『うちちゅーめー お月さま』、そして、96年のアフリカツアーが収録された『Jazz Piano Shima-uta 魂』。
その他、宮良長包作品集『赤ゆらの花』、お馴染み『沖縄かがやけ』。

これまた注目なのが、野坂昭如・沖縄大鎮魂『チンタマケの唄』c/w『沖縄鎮魂歌』には、唄と三線で参加。こんな珍しいCDはどこで入手できるのか調べてみると、Amazonでも購入可能なようです。
魔世中しんやの『我ったぁ島・沖縄』では、そのタイトル曲に三線で参加。

こんなお宝に囲まれて、それも試聴しながら作業できたなら、こんなハッピーなことはないだろう。
しかし、あいにくカセットデッキもレコードプレイヤーも無いのが残念!!

そして、来年の3月頃には、新譜をリリース予定とのこと。
現在、制作進行中です。どうぞお楽しみに!
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2005.12.10

[保存版] 大工哲弘ディスコグラフィー


島唄ファンの皆様、おまたせいたしました!!
大工哲弘さんのLPレコード盤、EPシングル、
数々のオムニバス盤、CD全作品、など、
計28枚の名盤をリスト化しました。
(オムニバス盤はさらに多数有り)

※詳細は、→『大工哲弘.com』のディスコグラフィーのページにて!
※ご本人によるブログも必読! 唄者さんからの生の声は貴重です。

追記;
また、リスト化するのに気が付いたことですが、
当時レコード化しはじめた頃は、
曲目の表記に、決まった統一性が無いのが特徴的で、
すべて、聞き取りによるものだと思われます。(特に70年代)

その中でも、最近CD化された『琉球フェスティバル'74』をみると、
曲目表記が、当時のものから若干の訂正が入っているようです。
例えば、
・トバラマ→トバラーマ
・六朝→六調
・仲順流れ→仲順流り

どうぞ、すみずみまでご覧になってください。
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2005.12.09

フィクション沖縄にモーレツなツッコミ!

051209
ボーダーインクの新城和博さんが手に持っている最新刊は『なんだこりゃ〜沖縄!』。
漫画・映画・テレビ・雑誌などで描かれている“沖縄”に、モーレツなツッコミを入れた本が登場!

“なんだこりゃ〜?!”のはじまりは、懐かしの漫画『アストロ球団』に登場する沖縄出身の選手が、なぜか鹿児島弁をしゃべっていたことがキッカケだったという。
それから30年間も追い続けた“この沖縄描写、なんじゃこりゃ〜?!”

パラッと目次を開くと、各章の見出しだけでも笑えてしまう。
「来沖したあいつら職業別編・
  殺し屋『ゴルゴ13』“四度の来沖、謎深まる”」
   と、こんな具合だ。

さらには「ゴルゴ13が敵と首里城で決闘した」というシーンをさらに掘り下げ(?!)、
“その日は休館日だったのだろうか?”という素朴なギモンから、実際に取材して作品背景を探ったりと、ばかばかしさもハンパでない。

外から描かれた沖縄フィクションと、徹底検証した現実とのおかしさが満載!
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2005.12.08

ちんだみが揃いひとつになる



先日、ある民謡リサイタルの舞台撮影の仕事にゆくと、
そこに出演者一同がズラリと整列。

『瀧落 〜 かぎやで風』から二揚げの曲に入るのに、
なんと出演者全員が、三線を本調子→二揚げに調弦を変える。
ひとりふたりではなく、全員! それも一発で!
中には、三線をはじめて1年未満の方々もいらっしゃるという。

これだけの人数のちんだみ(調弦)が、あの短い時間に一発で綺麗に揃うなんて!

「そう、これだけの人数のちんだみが一つに揃う時、
 皆の心もひとつになるんですよ」と、その唄者さんは語った。
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2005.12.06

中孝介ロングインタビュー

いよいよ明日、全国発売される中 孝介の『マテリヤ』。
ちょうどそのタイミングに合わせて、ロングインタビュー記事がRIKに掲載となった。

今回は、ほぼ完全ノーカット。一部シェイプアップしようと思っていたが、よきアドバイザーでもある校正のMさんが“中くんの人柄が表れているから、全文、いかそう!!”という提案があり、それに従った。
http://okinawa.rik.ne.jp

実は、まだこぼれ話がある。

中 孝介の『マテリヤ』の印象から、“平井 堅”に例えられることもあるかと思い、
愚問かとも思ったが、その辺りも訊ねてみた。

「それは、比べるものが無いからですよ」
「圧倒的に、男性ボーカルって少ないんですね。それで何かに例えようとするのかもしれませんが、“中 孝介”のコブシと歌声は唯一無二。世界にひとりだけのものですよ」とマネージャーさんは語った。
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2005.12.05

アイヌモシリから琉球へ


琉球ぴらすにあったフリーペーパー『88』をなにげなく開くと、
第18回アイヌモシリ2005のレポート記事があったので、自宅に持ち帰った。
その2日後くらいに、たまたま庵のいさをさんから、
アシリ・レラさんが来沖するので、ライブを観にいかがですか?
とお誘い頂いた。驚いたことに、偶然にもそのアイヌモシリ2005の中心人物だった。

最近、偶然のようで必然である巡り合わせが多い。また、今回も意味のあることなのかもしれない。
なにより、アイヌの文化にも大変興味があるので、玉城のたまたま庵でのライブを拝見することに。

この日は、若狭三線サークルにも通っているナベナラやんのお得意なエスニックカレーが食べられるほか、
彼は、アシリ・レラさんとは10年来のお付き合いがあるということで、沖縄でのライブをセッティングしてくれたのも彼だった。素晴らしいライブをありがとう。

ライブ終了後、アシリ・レラさんに、沖縄の何処をまわってきたのですか? と訊ねてみると、
「大神島や、池間島に。池間島では島の5人のノロたちと」という。
そう、彼女もまたアイヌのカミンチュだった。
「北と南を結びに来ました」。それが本当の来沖の目的という。

久高島からは、Nさんと久高島交流館の館長が加わり、
アシリ・レラさんとの貴重な対談に皆が聴き入った。
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2005.12.04

渡名喜島の水上運動会から


渡名喜島の水上運動会を描いた絵が、今年の離島フェアのポスターに。
“水上運動会ってめずらしいでしょ!”“子供たちが描いたどの絵もとっても素晴らしいわ!”
そう感動して熱く語っていた事務局のK山さんの勧めもあり、その原画展を拝見することも楽しみにしていた。

まじまじと眺めていると、そこに、ちょうど渡名喜村の役場のかたがいらっしゃって、絵の背景をいろいろと解説してくださることに。あぁ、なんというタイミングでしょう。

「かつての島の暮らしの中で、子供が家族の仕事を手伝う事は、学校に行かせる暇もないくらい、とても重要な日課でした。
例えば、カツオ漁の餌となる小魚捕りは、子供たちに与えられた大切な役割だったんです。
そのような島の伝統の中では、学校へ行かせることへのご理解を得るのは、なかなか難しかったんですね。
そこで、カツオ漁をヒントに、渡名喜島での教育を結びつけることにしてみたんです。
それが“水上運動会”のはじまりだったんですよ」

最初は、ただ“珍しいなぁ”という好奇心からだったのが、そういう背景までお聞きする機会に恵まれるなんて。
これはきっと、“きちんと伝えたい”のバトンがまわってきたのでしょうね。

もう一度、じっくりと原画を眺めてみた。
すると、その当時の島の伝統や苦労した背景までが浮かんでくるようで……。

今では、子供たちの、島の人たちの、この島にしかない自慢の運動会だよ!
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2005.12.03

離島フェアで島の芸能

沖縄レコード商事さんとの打ち合わせのあと、まっすぐ離島フェアへ。
今回、事務局でせっせと働いているK山さん(旧姓?!)に、島の芸能をいくつかリクエストしていたうち、
伊江島の川平区の村踊、慶良間太鼓などのステージを実現して頂いたので、もちろん見学へと伺うことに。

ところが、前の打ち合わせが長引き、伊江島の村踊を観ることができなかった。楽しみにしていたのに、残念!!!

会場では、伊是名村役場のKさんとばったり会い、野外ブースの島の味自慢コーナーへ。
そこには小さな舞台があり、伊江島出身で元・歌楽座の知念梢さんたちがステージに立った。

なんと、正調の『ましゅんく節』を、島で歌い継がれている歌い方で歌ってくれた。先日、島の教育委員会のかたから『ましゅんく節』の資料を送ってもらったばかりだったので、その歌を聴くことができて嬉しい。感謝。

そのステージを見学に、Bakusunの店長Mさんの姿も。“今日も取材ですか?”とたずねられ、“はい。ブログの取材で”と返答。

そう、“島々のシマ自慢”に直接触れられるいいキッカケ。
いくつもの発見があったり、それが僕にとっては宝物だったり。
仕事のほうでは、これから取材してゆきたいものとかをじっくり探したり。

なにより、島々の顔見知りと再会できる場所。
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2005.12.02

琉球花酒 六十度


限定品の中の限定品をRIKでご紹介。
本日の沖縄タイムスでも、ホテル6社限定のオリジナル泡盛『琉球花酒 六十度』が紹介されていますが、
RIK編集部が取材したのは、その6社のうち、さらなるオリジナル限定販売を行った「リザンシーパークホテル谷茶ベイ」のオリジナルラベル。
http://okinawa.rik.ne.jp/
この花酒のラベルは、飲み終わった後の使い方を考えて、ボトルに貼るのでなく紐かけ方式。それが“しおり”にもなるという。
リザンのオリジナルは、麻の紐ではなく、オリジナルリボン。
“しおりとして使った際に、麻の紐よりも、リボンが適しているから”と、使い手の立場でオリジナル採用を判断したとのこと。

ボトルの色も、カラーセラピー的にも意味があり、
・赤は“エネルギー補給”、
・白は“もやもや頭をすっきり”させ、
・青には“ストレスを抑える作用”があるそうです。

さらにキャップの金色は、ティダ(太陽)を表しているのだとか。
“楽しい”、“うれしい”、“珍しい”をコンセプトに、6社で作るオリジナルブランド結風では、これからも続々と新商品をリリースしてゆきますよ。
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2005.12.01

桜坂劇場の第1夜から

今日から桜坂劇場の『SPECIAL MUSIC DAY』がスタート。
ハシケンをはじめ、初日から個性派アーティストが出演。
中でも、2年ぶりに来沖のベベチオは、3rdアルバムをリリースしたばかり。彼らの新曲を生ライブで聴くことを楽しみにしていた。

ベベチオ側も、常々“映画館でライブをやりたい”と言っていたらしく、それが実現することに。
ハシケンも、映画館の大スクリーンを利用して、オープニングにプロモーションビデオを上映したし、
MCでは“映画館の椅子が心地よさそうで、お客さんが椅子とが一体化しているようで面白い”とハシケンさん。
また、鈴木亜紀さんのライブも、桜坂の雰囲気に不思議と似合っていたし、シャウロンもアコースティックヴァージョンでの演奏となった。

街の映画館でのライブを、ミュージシャン側も楽しんでいる様子。
第1夜は、19:00〜22:30過ぎまでライブが続いた。

そして、第2夜では、中 孝介、ji ma maなど、またまた個性派ミュージシャンたちが出演することになる。
ph_cdm
第3夜のCINEMA dub MONKSは、映画『サヨナラCOLOR』とのコラボ。
街の劇場が“人と音の社交場”になる夜。
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今日は何の日

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写真詩集を出版しました。

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