玉城グスクは太陽の通り道
太陽の通り道に、琉球最古の玉城グスク。
ハート形のアーチの向こうには、
一直線に斎場御嶽、久高島が連なる。
さらには、月の通り道でもあることを、
その軌道が詳細に記された資料を、
3日前に大池いさをさんが入手した。
そして、昨日は、僕といさをさんのほか、
より専門的に研究されている名護教授のご案内のもとに、
取材開始。
昨晩はちょうど満月の夜。
漆黒の闇の中、アーチからま〜るい御月様が照らす。
RIKレポートは、いさをさんが久々に担当予定。乞うご期待。
沖縄の人気ブログ……
« 満月の課外曲 | トップページ | 沖展に応募してみよう1 »
「現実を見る観光」カテゴリの記事
- 南十字星へ。(自分を信じた分だけ満ちるの巻)(2008.08.02)
- 宿道、最後の一般公開(2008.07.14)
- エイサー。沖縄の念仏踊り(from袋中上人)(2008.07.05)
- シマを削る(2007.12.06)
- 出雲の泉(2007.12.01)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
ほんと珍しい丸い城門です。かなり意味有って作られた感じがしました。攻防のためとは思えませんね。
投稿: コロリ | 2006.01.15 20:11
素敵な機会をありがとうございました。
満月がのぼっていく光景、圧巻でした。
昔のひとは月の満ち欠け、潮の干満、日の長さ、
夜空の星の動き…
そういった天体の動きと、暮らしのリズムは
ごく自然に一体のものだったのでしょうね。
玉城で生活していると確かにそれは実感できます。
太陽や月の光の動いていく道は
そこを通っていると認識できるような
広い空や広い大地があるから気付けるのだなぁと
も、あの晩思いました。
それだけまだあそこにはわずかな自然が残されて
いるということですから。
星が読める程の夜空の深さ、
月あかりで自分の影を見ながら歩ける道、
そういうもの、本当に大事にしていきたいです。
投稿: ちか | 2006.01.16 00:04
コロリさん>
琉球かいびゃくの祖「アマミキヨ」が造ったとされる琉球最古の城です。
この門は、わざわざこのカタチにくり抜いたようです。
また、のちほど、RIKの記事もお楽しみに。
投稿: KUWA | 2006.01.16 07:47
ちかさん>
太陽や月の軌道も計算して造られているのは、
おっしゃるように、人間もまた、当然のように自然の一部として、
このような城を設計されたのでしょうね。
旧暦なども、人間のリズムにとてもしっくりきますね。
ちかさんのその感性で、城と太陽と月の軌道を描いて頂けませんか?
もしよろしければ、ご協力頂けたら幸いです。
のちほど、メールかご連絡いたしますね。
投稿: KUWA | 2006.01.16 07:55