一角鬼が表紙のアートキャンプ
一角鬼がポスターに描かれた『アートキャンプ2006展 素朴の大砲』の取材予定が急きょ入り、KEN子さん(ミュージシャン/ライター)と行くことに。
年末から、何故か理由はわからないが“鬼”というキーワードが情報アンテナにひっかかり、
その翌日にはCD『鬼の女の子守唄』(唄三絃・桃山晴衣)が手元に来たり、
元旦に頂いた書籍の最終章・第五節には『奄美諸島の鬼伝説と(旧)12/8の問題』など、鬼にまつわる話が何ページにもわたって書かれていることにまた驚き、
昨日(旧12/8)はその“鬼餅伝説”を裏付けるような巡り合わせがあったりと。
そしてさらには、今日の取材先のポスターには『一角鬼』が描かれていたりして、さて、これが何を意味するのかはまだわからない。
そのアート展について少しご紹介すると、県内の養護学校の先生達が実行委員として5年前に立ち上げたもの。
その後の反響が大きく、今年第2回目の展覧会を、1月18日から29日まで浦添市美術館で開催することに!
取材で伺った日は、その準備会で実行委員の美術の先生方とボランティアスタッフさんたちがちょうど集まっている時でした。
生徒でもある作家さんたちの作品に、取材訪問したKEN子さん(写真左端)は目をキラキラと輝かせていましたね。
ところで、生徒さんたちの作品を拝見させて頂いたものの中には、こんなのもありました。
巫女や天使がたくさん登場するイラストがあったんです。
生徒さんが描くオリジナルキャラクターには、ご本人による以下のような説明書きまでありました。
碧の巫女=火は“争い病”の病で変わり…。
闇の巫女=黒竜の出身。(ナイトエージェント)…。
絆の巫女=平和な性格の持ち主であり話し合いを得意とする…。
土の巫女=大地と自然の怒りをおさめる能力をもち…。
雨の巫女=雨を呼ぶ力があり、癒しの雨を降らせる…。
ほかにも、火の巫女、水の巫女など、それが12体。
この作品には続きのシリーズもあり、僕らの想像力を遙かに超えた内容は、見えないものも見えてくるような、そんな作品でした。
描いている彼らも、また天使かもね。
そのほかにも、豊かな発想による“個性的”な創造作品が数多く出展されており、そのどれもが“宝物”。
本当のオリジナリティーがここにはありました。
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