週刊レキオの防災記事
新報の付録誌『週刊レキオ』を楽しみにしている読者は少なくないと思う。僕もまたその一人。
今週のレキオ[15面]を開くと、“防災”についての記事が掲載されていたのに注目。
小見出しには『沖縄は地震の島?』と書かれている。
図版入りで、沖縄の東沖に地震プレートが描かれているではないか。
沖縄気象台によると、年間5〜8千回もの地震が観測されているとの事。
「体にあまり地震を感じないのは、小さな島々からなる沖縄の場合は、海底で発生している場合が多いから、たまたま気が付かないだけ」と書かれている。
沖縄の場合は、地震のほか、“津波にも要注意”かもしれない。
また、興味深い箇所としては、
「あの阪神大震災の時は、がれきの中から消防などに救出されたのは2割で、残り8割は、家族や近所の人々で助け合った」という。
日頃からの近所づきあいが、こういうピンチの時に助けあいの力に変わる。
阪神大震災からもうすぐ11年……。
「我々は、起きてしまった惨事についてはよく覚えているのに、
これから起こるかもしれないことは、あまり考えないものだ」
と締め括られ、また、3日分の備蓄のススメも書いてあった。
そういえば、うちもまだ水くらいしか揃えていなかったけど、
もうすぐ防災週間。再点検の時かも。
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コメント
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八重山とかで地震がありましたよね。
しかし、沖縄の耐震基準は標準の70%程度でOKだったはず。なぜかといえば「沖縄は地震が少ない」というのが前提にあるからです。
問題になった耐震手抜き工事も沖縄では適法という場合もありうることです。しかも1階部分が柱のみの建物が多いように感じます。壁が少ないということは耐震強度が決定的に弱いです。
投稿: コロリ | 2006.01.12 22:39
コロリさん>
取材してみてよくわかったのですが、
沖縄は、おっしゃるように防災意識が低いのかもしれません……。
県や市町村の防災担当のかたにインタビューした内容は、
次週のRIKメルマガに掲載予定です。
投稿: KUWA | 2006.01.16 08:02