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2006.03.14

もうひとつの甘藷まつり

琉球の7人の偉人のひとり、芋大主といわれた野國總管は、全国ではどれくらい知られているのだろう?
1605年に中国から琉球へ甘藷芋を持ち帰ったといわれる野國總管(琉球)よりも、
1713年に琉球から薩摩へ持ち込んだ前田利右衛門(薩摩)、
または、1734年に江戸幕府の命令を受け薩摩から江戸に持ち込んだ青木昆陽(江戸)のほうが全国では有名かもしれない。

青木昆陽にいたっては、教科書にも載っていて、
「日本で初めて栽培に成功させたサツマイモが、飢饉から人々を救い、芋神さまと呼ばれた」といわれ、毎年、秋には目黒不動尊瀧泉寺(東京都)で甘藷まつりが行われている。
甘藷まつりといえば、薩摩の前田利右衛門の功績を称えた甘藷伝来300年祭が鹿児島でも昨年開催されたという。

同年、沖縄の嘉手納では甘藷伝来400年祭が行われた。
彼の功績を称えた甘藷伝来400年祭の直前に、野國總管の像が撤去されたというのはなんと皮肉なことだろうか。
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コメント

もう一つの「甘藷伝来物語」。

昨日、聞いてきたばかりなんですが・・・。

元和元(1615)年
徳川幕府から朱印状を得た平戸のイギリス商館はウイリアム・アダムズ(三浦按針)等をシャムに送ったが何があったんでしょうか琉球まで行って引き返してきました。その時アダムズは琉球から甘藷を持ち帰り平戸のイギリス商館の庭(畑?)で栽培、種芋を増やしました。

講師の元横須賀市中央図書館長・今泉邦彦先生は受講者の顔を眺めて「皆さんも私と同年輩にお見受けしますから昔教科書で青木昆陽が伝えたと教わりましたですよね」と言って笑いをとっていました。

昨年、鹿児島で甘藷伝来300年祭が行われたようですが、平戸は2015年に400年祭ちゅー具合になりそうですね。

    (つのい いちろう)

投稿 角井 一郎 | 2006.03.16 10:08

つのいさん>
ちょうどのタイミングで講義を聞かれたのですね。

1615年は、三浦アンジンという長崎の平戸のかたが、
琉球から持ち帰ったようですね。

1605年の野國總管から始まり(青木昆陽の129年前にすでに)、
19世紀までに十数人のかたが、甘藷を広めたようです。
江戸の青木昆陽は、十番目にあたるようですよ。(以上敬称略)

投稿 KUWA | 2006.03.17 07:11

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