6聖地目・テダ御川
「沖縄の場合、御利益にあやかるというよりは、
基本はまず“感謝”ですね」
テダ御川に降りる手前で美しいリーフが目の前に広がり、
久高島を望みながら、ガイドさんはそう言った。
祈りとは何か?の前に、
“感謝”とは何か?
そもそも何か見返りを求めにきたり、
具体的な成果を期待して巡るのではなく、
「自分が生かされていることへの感謝」
つまり、願掛けばかりをするところではないという。
だから投げ銭の文化はそもそも沖縄には無い。
聖地にある香炉などへ賽銭は不要。
お金をもらって喜ぶ相手ではなく、
日常の行いの中から認められていくものなのだろう。
人間も自然の一部なのだから。
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【6聖地目・テダ御川・補足解説】
太陽神が降臨したといわれる聖地。王府が久高島参詣の際、ここで船を泊め、航路安全のオモロを謡った。
[目次] 01園比屋武御嶽|02御殿山|03親川|04場天御嶽|
05佐敷グスク|06テダ御川|07斎場御嶽|08浜川御嶽|
09ヤハラヅカサ|10受水走水|11知念大川|12知念グスク|
13ミントングスク|14玉城グスク
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