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2006.05.31

人が人をころす。たべないのに

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「人が人をころす。たべないのに」
とは、動物たちからの素朴な疑問。

これは、旧5月4日のユッカヌヒーから県立芸大にて開催された『ユッカヌヒー ニライ玩具展』で展示されている作品のひとつだ。

かなり強烈なメッセージのようだが、
地球上の生物の中で“無益な殺生を繰り返すのは人間だけ”と、
とってもシンプルな問いかけだと思う。

これら気鋭の若手作家たちによる作品群のほか、
アートキャンプ2001, 同2006に出展した作家さんたちも参加している。
一角鬼のぬいぐるみから、妖精を描いた作家たちの作品と再会。

“玩具”をテーマにしながらも、子供染みたものはない。
どこにも何の線引きもない、ボーダーレスなメッセージ展だ。
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2006.05.30

RIKのブログ版、スタート!

Rik_blog
“RIKではブログはやらないのですか?”“編集部の生の声が聞きたいです”という多くのリクエストにお応えするかたちで、ついに『RIK公式ブログ』を開設することになりました!
県産ブログでお馴染みのti-daブログさんのご協力でRIKオリジナル版が誕生です。
取材中のモブログ、掲載予告、編集後記などをこれから公開してゆきますので、どうぞお楽しみに。

『RIK編集部のモブログ記』
http://rik.ti-da.net/

モブログだからといっても、RIK流にしっかりとやってゆく予定です。
そして、このブログ『シマウタ37.6 〜沖縄からの微熱な話題〜』もこれまでと変わらず、日々更新予定。
どちらのブログでも、メッセージあるものを、魂をこめて伝えてゆけたらと思っています。
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2006.05.29

太平洋・島こども環境サミットは“続きのはじまり”

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沖縄島で行われた『太平洋・島サミット』と同時開催されたもうひとつの大切な話し合い、『太平洋・島こども環境サミット』。

それは、沖縄30離島のこども大臣たちと、太平洋諸島14か国+2地域の子供代表らによる“未来へ”向けての“今、やらなければならないこと”を確認し合うとても大事な国際会議。

・「私たちの島は、珊瑚の白化現象や海面上昇の危機に
  直面しています。その原因である温暖化を防ぐために、
  エネルギーの大量消費を行わないよう呼びかけます」
・「私たちの島は、ひとつの海で繋がっています。
  海と陸地を汚染するゴミや廃棄物をなくし
  すべての生き物が安心して暮らせる世界を作ります」
・「私たちの島は、伝統的な知恵(智慧)の宝庫です。
  自然を敬い、自然にやさしい生活を大切にして、
  後世に伝えます」
・「そして私たちは、すべての子どもたちが
  学校で学ぶことができ、環境を改善する行動を
  地域に広げてゆけるよう努力します」

こどもたちによる共同宣言は、すなわち、それを実行する義務を各国首脳が責任を担い、自分たちの国・島に持ち帰ることになる。
・「太平洋・島サミットの指導者は、
  危機にある地球環境を改善し、
  明るい未来を生み出せる世代である私たちの願いを支援し、
  その実現に力を尽くしてください」(共同宣言より)
Sima_summit3
「これで終わりではなく、これが始まりなんです」
この話し合いがその場限りのもので終わらず、継続して実行に移してゆけるよう、これからも見届けてゆく責任が私たちにもあるのでしょう。
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2006.05.27

太平洋・島こども環境サミット開幕

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沖縄の全離島から30名のこども環境大臣と、太平洋諸島16カ国から環境に取り組んでいる同年代の子供たちとの『太平洋・島こども環境サミット』が、日本・PIF首脳会議(太平洋・島サミット)と同時開催された。

各島々から自己紹介のあとは、アイス・ブレイクで緊張は解け、こどもたちはすぐに溶け込んだ。

ひとつの大きな輪が出来たとき、カメラには逆光からゴーストがいっぱい入り込んだ(オーブという人も)。

その希望の輪が未来につながりますように。
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2006.05.26

大潮の日、イノーにて

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今日は大潮。海の豊かさをより実感できる時だから、
時には浜に下りて、自然と触れてみるのもいいかも。

手のひらのこの小さな海の生き物だけでなく、
自分自身もあぁ自然界の一部なんだなと、
思い出すことができる場所かもしれない。

昨日、今日と2日間にわたって、
大潮の時、磯に立つ。そのスナップをRIKに掲載。

まずは、その前編からどうぞ→

ナビゲーターは、海草おしばアートのサガラナオミさんです。
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2006.05.24

失われつつある歌に“音魂込め”のジンターランド

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大工哲弘さんの新譜『ジンターランド』(6月中旬発売)は、“あなたの故郷はまだそこにあるよ”と、失われつつある歌に息を吹き込む“音魂込め”。

その失われつつある過去(先人たちから)の大切な歌には、現代へのメッセージでもあると同時に、そして近い将来を担う子供たちの未来へとつなげたいという。そんな気持ちがこもった“ジンタッタ”のリズムは魂の鼓動だ!

RIK恒例ロングインタビュー本日掲載!!@DAIKU Tetsuhiro

大工哲弘&ちんどん通信社『ジンターランド』
off note(on-58)/定価2625円(税込)/6月中旬発売

01.シャボン玉           09.雨降りお月さん
02.一かけ二かけ(西郷隆盛娘です) 10.汗水節
03.荒磯の歌            11.馬賊の唄
04.東雲節             12.八重山農林高等学校
05.船頭小唄            13.影法師
06.煙草のめのめ          14.可愛いスーちゃん
07.あの町この町          15.満鉄小唄(雨ショポ)
08.砂山              16.シャボン玉

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2006.05.22

どうもありがとうございました。

昨夜の、カフェ『風の里』リニューアル・イベントにお越しの皆さま、参加者の皆さま、どうもありがとうござました。
開催に至るまで紆余曲折あり、無事にイベント終了するまではまったく油断できないほど、何が起こるか予測がつかない状況でしたが、おかげさまでなんとか開催することができ、皆様に感謝です。

先月の4・9『フォークの日』のように、ほのぼのとイベントを楽しみながら開催できたらと思っていた。
ところが、目の前にいくつかの大きな壁が現れてしまいます。“あぁ、これは乗り越えろ!”ということなんだなと。

やはり解決まで時間がかかりましたし、目に見えない影響もあったようでした。また、ライブ出演者の皆さんにも大変ご心配をかけてしまいましたが、苦労の甲斐あって、なんとか奇跡的に当日を迎えることができ、どうにかイベント開催に至ることができました。
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その当日も、また“いきなり”とか“突然”の連続。
・冒頭から、お客さんのサエさんに飛び入りで小笠原古謡を歌ってもらったり。
・それもプロジェクターがどっかにいってしまっていて、それが影響して、KEN子さんたちの“すべりだい”には予定よりも長めに、そのままステージに立ち続けてもらったり。
・出演者なんだけど福田ヤスユキさんとシンちゃんには、プロジェクターを取りに帰ってもらったりして、大変ご苦労をおかけしました。
・急きょYANTYさんには、福田ヤスユキさんのステージと、ナビィさんのステージに三板を持って飛び込んでもらい、
・ナビィさんには、久高島の『♪黄金の瓜種』のリクエストを受けて頂き、またこの日のテーマ曲『♪風の里』などでは、いさをさんが三線で演奏。
・高江洲朝男さんには、オリジナルのメッセージ・ポエム(詩)を朗読してもらい、そこに、すべりだいのサトシさんにギター伴奏をしてもらったり。
・その詩の朗読では、思わぬ来客もあったようで、それに気がついた人もいたそうで。
・また映画鑑賞中には、喜納昌吉さんがいきなり『風の里』に電話を掛けてきたらしいし、このお店のリニューアルは=“再生”“リセット”され、再び結びつく“和合”の祭りとなったのでした。

*こういう機会と、いろんな挑戦への
 きっかけをつくってくれたKEN子さんに感謝。
*開催までいろいろと相談にのってくださった、
 いさをさんとちかさんにも感謝。
*そしてまた参加された皆さんにも、あらためまして
 どうもありがとう!そして感謝です。
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2006.05.21

キーワード:アマテラスの変貌

昨日ご紹介した松岡正剛氏のHPから、彼が解説した本の中でいくつか気になったものが下記の4冊。

佐藤弘夫『アマテラスの変貌』2000 法蔵館
※松岡正剛解説>
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0668.html

沢史生『鬼の日本史』(上・下) 1990 彩流社
※松岡正剛解説>
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0834.html

斎部広成『古語拾遺』
1933 社会教育会・1941 便利堂・1985 岩波文庫 他、
西宮一民 校注
※松岡正剛解説>
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0571.html

Book_ama_1網野善彦『日本の歴史をよみなおす』正続
1991 ちくまプリマーブックス 筑摩書房
※松岡正剛解説>
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0087.html

逆にアマテラスには正確に暴いてはいけない何らかの謎がひそんでいるのだとしたら、その正体をいつ、どのように日本人が受けとめるべきか、そろそろ準備を始めたほうがいい。」(松岡正剛氏 解説/佐藤弘夫『アマテラスの変貌』)

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2006.05.20

タ マ グ ス ク

Tamagsk
とうとう、はじまりました。
琉球最古のグスクを訪ねる深い深い旅のはじまりです。

→タマグスク[前編]

→タマグスク[後編]

RIKに記事として執筆してくださったのは、いさをさん。
深いテーマをここまで書きまとめてくださり感謝です。
「伝説と歴史を繋ぐのは歴史的遺物。そして人々が語り継ぐ伝承。過去は確実に現在と繋がり、それは未来へ続く。」(from: いさを)
それを心の“金の筆”で描くのは、磯崎主佳さん。
後方でサポートいただいたGさん、そしてナビゲートにN教授。
支えて頂きましたみなさまのおかげで記事ができあがりました。

この記事中には、いさをさんが捉えた“墨子”など、
いくつかのキーワードが盛り込まれています。

墨子については、名編集者の松岡正剛氏のHP『千夜千冊』をご参照ください。

墨子『墨子』1964・1996 徳間書店/和田武司 訳
※松岡正剛氏 解説>
 http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0817.html

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2006.05.19

琉球海炎祭“青い地球は誰のもの”

Aoicikyu
今年の琉球海炎祭、
最後の最後で涙がこぼれそうになった曲がある。

それまでのテーマが“沖縄”、
そして最後に“地球”をもってきた。

こどもたちの合唱と東京交響楽団の演奏が盛り上げる
富田勲作曲の『青い地球は誰のもの』

その感動の楽曲に、音符ごとプログラミング制御された花火が
宙で僕らに訴えてくる。

後日、事務局長も、
「最後のこの曲でメッセージを伝えたかったんです。
 企画の段階では“沖縄っぽくない”とか反対の声もありました
 が、私が選曲しました。花火の表現は変えたとしても、
 この曲『青い地球は誰のもの』だけは、
 ずっと続けてゆけたらと思っています。」

感動を伝えたい人の想いと信念がその花火にはこめられていた。
琉球海炎祭2006(RIKレポート)
次はそのドラマを追ってみることになりそうだ。
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2006.05.18

5.21 スピリチュアル・カフェ『風の里』

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自分癒し系・音楽ユニット『すべりだい』のレコ発ツアーは、佐敷町のスピリチュアル・カフェ『風の里』をその場所に選んだ。
彼女らは音楽が演奏できるカフェならどこでもいいという訳ではなく、しっかりと御縁のあったところで行いたいとのこと。そこで、昨年のホワイトバンド・デーや小林よし某の放送問題の件などで知り合った人たちとその場所で行いたいということからだった。

その『風の里』は、つい先日リニューアル・オープンしたばかり。そのお祝いも兼ねてのイベントになりそうだ。
先月もほぼ同じようなスタイルで、玉城の『花野果村』でも無事イベントを終えたところ。
今月の『風の里』でのイベントは、いくつかの思わぬ苦労も乗り越えての開催となるので、その喜びも大きい。

また『風の里』は磁場が強いところでもあり、またいろんな人と人がつながってゆく予感。“魂のお祭り”となりそうだ。
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 日時:2006年5月21日(日) 午後6時〜
 場所:風の里(佐敷町・新里ビラ途中)
 出演:すべりだい (ウクレレKEN子&ギターさとし)、
    福田やすゆき (from 泡瀬)、
    地元の民謡ユニット (糸数ナビィ&いさを)
 映画:ライブ後、『ダライラマの般若心経』上映予定
 料金:チャージ無料(ドリンク・料理については有料)
 HP:→RIK取材記事参照(地図付き)

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2006.05.17

[豊年祭探訪] 古堅のミーミンメー

ミーミンメー
ミーミンメー
“この祭りは、地域の宝だよ。豊年万作・子孫繁栄を祈り願い、これからも子や孫たちにしっかりと繋げてゆきたい”と区長さんが語るそのお祭りは、大里村古堅に伝わる豊年祭。
報道などでは、通称『ミーミンメー』と紹介されている。
その祭りのルーツを探ると、それは祭りの一部だったことがわかる。

旧暦の4月1日に行われるのは、かつてはその日が衣替えの時期で、冬服から新しい芭蕉布の着物に袖を通す日。
皆で織りや染めや柄の違いなどを競いあった“機織り競争”から、“スディチラーアラシー”ともいわれた豊年祭。
その豊年祭で奉納されるものの中で、弥勒が登場し子供達が舞う“ミーミンメー”が、その代表的な踊りのひとつになるという。
私たちは、その表面的な部分しかみていなかったのだろうか。
そこでRIKでは、元来のスディチラーアラシーまでを探訪してみることになった。[→続きはRIKの記事に掲載中!

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2006.05.15

シスターもカチャーシー

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Mom_day2
とってもハートフルでピースフルな母の日コンサート。

母性の慈愛は平和へのエネルギーに。

牧師もシスターもカチャーシーを舞う。これが沖縄式。

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2006.05.14

赤い十字架の母の日コンサート

赤い十字架
ある取材先で、いただいた赤い十字架の切符。
それは、カトリック系の『母の日コンサート』のチケット。
でも誰が出演するのかは知らないという。
チケットにも、出演者名は記載されていない。

有料チケットなのに、8枚も頂いた。託されたというほうが正しいのかな?
配ったご本人は、とうとう自分の分までプレゼントして無くなってしまったという。
そんな慈愛深い沖縄の聖母マリア的なかたからの切符。
“日頃、一生懸命頑張っている女性の皆さんへの感謝祭”と、
この母の日コンサートのことをそう解釈して、
最近ご縁のあったかたに、1枚1枚をプレゼントさせて頂いた。

先日再会した歌手のかたや、番組パーソナリティーのかた、
沖縄のお母さんたち、母性パワーいっぱいの女性の皆さんに。
いつもありがとう。今日はその感謝の日です。
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2006.05.13

満月に蘇るHIRUGIのうた

HIRUGI.co
ヒルギ
彼女の歌が復活する。

'04年、沖縄から上京。
ある日、野外ライブ中に急に客席が見えなくなってしまうが、なんとかその場を歌いきる。

そのあとも見えたり、見えなくなったりを繰り返し、精密検査では異常なし。
3日後の福岡ライブで突然、まぶたがあがらなくなってしまう。

なんと、十万人にひとりの確率の難病にかかってしまったという。
原因は不明。

約半年もの間、ベッドの上で歌の無い生活。絶望の中、
“私は歌うんだ。私は生きるんだ”
と、苦しい闘病生活を乗り越え、ヒルギがHIRUGI.coとして蘇る。

HIRUGI.coが、命へのメッセージをこめた新譜『愛しの娘』をひっさげ、
今日、満月の夜、那覇のライブハウス『ムジカ』に立つ。
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2006.05.12

本物の癒しのカフェ『まらなた』

まらなた
まらなた
先日、読谷で食事をするつもりが、予定していたお店がたまたま休みだったので、やちむんの里のカフェ・レストラン『まらなた』に入ってみることにした。

僕らがドアを開けた瞬間から、そのお店は“いらっしゃいませ”と言うと同時に、入ってきたお客さんへ“どんな花をそえてあげようかな”“この器に盛ってあげましょう”と、そこからさりげない気配りがはじまるのだという。

その真心の“いらっしゃいませ”が店名のやすらぎのお店。

ま・ら・な・たとすべてア行のふしぎな響きの“いらっしゃいませ”は、ギリシャ語では“神よ来たりて”という意味もあるという。

北部でも南部でもロケーションだけで“癒し”を謳うお店も増えてきたように思える中、久しぶりに“本物に出会えた”と思ったのは次の言葉だった。

「本当の癒しはね、自然界の中にあるの。だから自然のおいしい空気から料理にとりこんで、お客さんに元気をつけてあげたいの」と微笑むお店のお母さん……(続きはRIKに掲載→

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2006.05.10

琉球八社・金武宮

金武宮
金武宮の鍾乳洞は、現在、金武酒造所の貯蔵庫でもある。つい先日、仕事仲間のKさんが取材で訪れてみたいということになり、その下見に伺った。

そこは観音寺の境内の中にあった。右手にその鍾乳洞がある。入口に向かう途中、猫が近づいてきた。どうやら、僕らを案内してくれるらしい。
僕らよりも先に先にと先導して“こっちだよ”と案内くれているかのようで、階段途中のいくつかの祠の前ではポイントだよといわんばかりに立ち止まりながら、地下深い階段下までずっとガイドしてくれた。

いつも運良く、取材先では“スーパーガイド”に巡り合わせることが多いが、動物に案内してもらうのはさすがに初めてだと思う。ツイているのには変わりない。ありがとう。

さらにそこから奥に進んだところに貯蔵庫がある。そこまでどころか、その奥のボトルキープ棚のほうまで案内してくれた。そして、ピタッと止まってうずくまり始めたところで僕らも足を止める。
“今日はここまでなんだね”と思いながらその先に進むのは遠慮した。(写真上)

お陰様で撮影も無事終了し、受付に戻って猫に世話してもらった話をすると、
「不思議ですね。あの猫は2日前に突然現れて、追い払っても戻ってくるんですよ。他にも猫はいますけど、鍾乳洞の中まで一緒に潜ってゆくのは今回がはじめての事ですよ…」とのこと。
「一緒というよりは、何メーターか先を歩いては先導してくれたんですよ」と言うと、顔色が少し変わるのを僕らは見逃さず。でも余計なことは言うのはやめ、そして猫にも感謝。

「今日は、戦時中にあの鍾乳洞で生き延びたおばあさんが訊ねてきたんですよ」「つい先日には、戦時中にあそこで生まれたというかたもいらっしゃってね」などなど。
あの鍾乳洞はかつては水も豊かで、それが命の源にもなったのだろう。現在では、地上の環境の変化で水脈が途絶えてしまっているらしい。そんな環境の中でも、今も龍神は宿っているのだろうか。
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【琉球八社・金武宮】ここの鍾乳洞には大蛇(龍神)伝説があり、それを鎮めたのは、大和から唐に向かう途中に流れついた僧侶・日秀上人。その日秀上人によって、洞窟(金武宮)のすぐ隣に建てたお寺が観音寺(16世紀)。こうやってお寺と神社が数百年同居している。

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2006.05.09

DUTY FREE SHOPP.×カクマクシャカ

DUTY FREE SHOPP.
カクマクシャカ
DUTY FREE SHOPP.×カクマクシャカのフルアルバム『音アシャギ』は、2週間のレコーディング後、1年以上の時間をかけて編集され完成した。
ここまで密度濃く作り込まれた音源をどうやってライブで再現するのか!? 6月2日のレコ発ライブが楽しみだ。

しかし、彼らは決してカラオケでやろうという気はないという。
一体どういうことなのか?

偶然にも、彼らのライブパフォーマンスの歴史的な瞬間を
何度か見続けてきた。そこにヒントがあると思っている。

「ミュージシャンにとっては、CDとライブってバランスがあると思うんですが、それぞれが別の行為なんですよね。自分たちも最初はライブで再生は難しいと思っていたけど、それは乗り越えられた。無理にスタジオ録音を再現しようなんて思っていないんです」というDUTY・知花竜海に続いて、

「元々バンドをやっていたんで、生の音に乗っかるのが楽しいし、客や場との化学変化を楽しむ」と、カクマク・安村。その場で新しい音を生み出してゆくという。

彼らのライブパフォーマンスを観る前に、
RIKのインタビュー記事ものぞいてみて!
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DUTY FREE SHOPP.×カクマクシャカ
アルバム『音アシャギ』リリースパーティー
2006年6月2日(金) 18:30open, 19:00start
宜野湾ヒューマンステージ
\1,000(前売) \1,500(当日)

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2006.05.08

うちなーレゲエ・スタイル

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大型連休初日に撮影に行った現場は、レゲエフェスタの会場。
大きく写っているのは、どこかの青年会エイサーのような...
「これが普段着なんですヨ」とニーセーター。
ほとんどが出演者ではありませんがなんて自由なんでしょうね。

この様子は、レゲエ専門誌『ROVE』に次号掲載予定!
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2006.05.07

琉球八社・末吉宮

先日、友人の“住職”さんが、末吉宮近くのそば屋に立ち寄った際、琉球王府にゆかりのある史跡を訪ねてみようと思い立ったという。そしてそのお誘いがあった。
また同じ日の午後、D先生から撮影場所の指定があった。
それもその沖縄そば屋と末吉宮だった。
同じ場所、日程もほぼ同じ。条件も晴の日。
さすがにこれは何かあるかも?

撮影当日、そのそば屋でほぼ撮影が完了し、
末吉宮まで行かないでも済みそうだったので、
“住職”さんにも電話し、また今度ということになった。

引き上げている最中、悪寒がしはじめ、そこから体調が崩れ始める。
GWも休み無しだった。はやり過労には気を付けなければ。
そしてその日はそのままダウン。風邪?

翌日にはあるていど回復し、そして仕事仲間のKさんから一本の電話が入った。
どうやら、偶然にも同じ日のほぼ同じ時刻に、末吉宮にフラリと撮影に訪れていたらしい。
同じそば屋にも立ち寄ろうと考えていたのだとか。
Kさんは僕とは違って“勘”が鋭い人だが、お互いの予定は知らなかった。
末吉宮のある御嶽の付近で、拝みにきていたあるかたと会話を交わしたらしい。
そのまま末吉宮に向かっていたら、たぶん同じ現場に辿りついたのだろうが、こちらは予定を変更してしまった。

そのかたは末吉宮がどういうところなのか、由来などについて色々と教えてくれたのだとか。
そしてそれをわざわざご報告してくれた。感謝。

琉球八社についてのシリーズがはじまりそうだとわかってきたのは、翌日、取材で安里八幡宮近くの第一ホテルの取材があったり、今日は泡盛の取材で金武酒造の金武宮に立ち寄ったことなど。
今、帰宅して調べてみると、そのどれも琉球八社だったことでようやく気がついたところだ。(続く)
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【琉球八社・末吉宮】尚泰久王代の和尚が、大和への修行した先が熊野だった。
琉球国に帰国後は、再び熊野への参詣が許可されなかったが、とうとう夢のお告げに熊野権現が現れた。それは尚泰久王にも現れたらしい。
「首里の北側の山に大声で呼びかけ反応する場所に霊験がある」と告げられた。その場所に社を建てたのが、今の末吉宮なのだという。

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2006.05.06

大工哲弘『ジンターランド』インタビュー

大工哲弘
大工哲弘
本土の人間からみても、沖縄の歌の中に郷愁を誘うものがあったとしたなら?
それは失われた故郷を“探した気”になっているだけではないだろうかと。
もともと、本土の音楽の中にも昔の街並みにも、“故郷”の香りがするものが“あった”。
それを証明するかのように、大工哲弘さんの新譜では“ジンタ”で聴かせる。
今回は俗謡から労働歌のほか、本土のわらべ歌まで収録されている。なぜ、あえて本土の童謡なのだろうか。

お孫さんには、いつも八重山の子守り唄を歌って聴かせているのだという。
昔ながらの子守唄を聴かせてあげるとすやすやと安眠するというから、沖縄で何百年も歌い継がれている子守唄の魂はしっかりと“生きている”。
いっぽう、本土の昔歌はどこへ?

大工哲弘だからあえて、沖縄や八重山の生きたわらべ歌ではなく、本土の消えかけた“歌”を蘇らせるかのようにアルバム『ジンターランド』には収録されている。
「親子で、家族で、“歌の会話”をしてほしい。今、そういう環境が失われつつある」と訴える大工哲弘さん。
沖縄から本土への逆メッセージでもある。

10年前のチンドンスタイルのアルバム『ジンターナショナル』が、活動休止中だった白百合クラブを復活させるきっかけをつくり、ソウルフラワー・モノノケ・サミットなど若手に影響を与え、今もリスペクトされ続けているように、また今度の新作がどのように世の中に作用してゆくのか、ぞくぞくしている。

RIK恒例のロング・インタビューは、近日公開予定。乞うご期待!
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2006.05.05

牛の道ジュネー

牛の道ジュネー
牛の道ジュネー
GWの海中道路を渡るのは、勇ましい闘牛たち。
体重1トン近い『兼本グラマン号』を先頭に、
5頭の牛が雄叫びをあげながら道ジュネー。

よくみると、麦わら帽を被るのは『水難事故帽子(防止)号』。
“モー安全”“飲酒運転モ〜許さん”など、
それぞれの牛の背中にはメッセージを背負っています。

この活動は単発では終わらず、この日からスタートなのです。
翌日からは毎日、各牛舎から500m〜2000kmくらいの距離を、
メッセージを背負いながら散歩してゆくとのこと。

屋慶名闘牛協会の牛たちは全部300頭もいて、
みなでバトンを廻してゆくのだそうです。

5/30には、NHK総合にて、
全国のお茶の間に、屋慶名の闘牛たちが登場予定!
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2006.05.03

聖地巡りシリーズを終えて

聖地巡りシリーズを終えて
聖地巡りシリーズを終えて
全14話におつきあい下さり、ありがとうございました。
これ以上もそれ以下もありません。
聖地巡りを積極的に推奨しているわけでもありません。

最近の聖地荒し事件(久高島ご神木伐採事件斎場御嶽壺盗難事件)などに悩み、
すでにガイドブックが出てしまっているコースをひとつのモデルにして、
もういちど“原点を見つめ直す”、そういう作業を行いました。

何より、バランス感覚を保たせるのが難しい作業でした。
第2話にも書きましたが、
・宗教染みず、わかりやすい言葉でガイドしてくれる濃すぎない案内役。
・敏感で、かつ“聖地巡礼”に浮かれることがないモデル役。
・無神論者であり、バランス感覚がいいアシスタント。

それらのスタッフが揃い、ガイドさんたちの何気ない会話の中からメッセージをつむぎ出し、
ひとつひとつを編んでゆきました。

それぞれは短い原稿で一気に書けそうなのですが、
不思議と、1日に1聖地ぶんの原稿しか思い浮かんできません。

濃すぎず、薄っぺらにならずと注意を払い、
専門家にも相談しながら、
約半月かかって、ようやく全14話が揃うことになりました。
聖地巡りシリーズを終えて
(各記事には、目次をつけてみましたので、また何度でもご利用ください)

[目次] 01園比屋武御嶽|02御殿山|03親川|04場天御嶽
    05佐敷グスク|06テダ御川|07斎場御嶽|08浜川御嶽
    09ヤハラヅカサ|10受水走水|11知念大川|12知念グスク
    13ミントングスク|14玉城グスク

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2006.05.02

14聖地目・玉城グスク

玉城グスク
玉城グスク
「沖縄は島全体が聖域だと思えばわかりやすいですよね」

確かに、沖縄には数多くの聖地が点在してる。
より身近なところでは、
各家庭に“火の神”を祀っている家も少なくない。

また、山奥や洞窟の中にあるところとか、
潮がひいたら入れるところとか、
あえてそういうところは省かせていただいた。
目的は冒険ではない。

今回は『東御廻い』を、
ひとつの聖地巡礼のモデルケースとしながら、
沖縄の精神文化に少し触れつつ、
あらためてその“心得”も再確認して頂けたらと
そのような主旨でご紹介させて頂くことになった次第です。

そこに原点があるなら、
もういちど、その原点を見つめ直してみよう。
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【14聖地目・玉城グスク・補足解説】
琉球の創世神・アマミキヨが築いたとされる最古のグスク。琉球七御嶽のひとつである。

[目次] 01園比屋武御嶽|02御殿山|03親川|04場天御嶽
    05佐敷グスク|06テダ御川|07斎場御嶽|08浜川御嶽
    09ヤハラヅカサ|10受水走水|11知念大川|12知念グスク
    13ミントングスク|14玉城グスク

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2006.05.01

13聖地目・ミントングスク

ミントングスク
「そもそも、ここは個人宅なんです。
 必ず、ひとことお断りが必要です」

市町村などが発行しているパンフレットにも
公式に掲載されてしまっている聖地だが、
Tさんの個人宅であるということは記載されていないから要注意。
当然、きちんとしたご挨拶が必要となってくる。

追記;
入場料というかたちは一切とっていないが、
“いつもご苦労さまです”と感謝の気持ちを包むのがベター。
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【13聖地目・ミントングスク・補足解説】
アマミキヨが住み着いたとされる祭祀遺跡として古代からの聖地であるが、個人宅の庭なので注意が必要。

[目次] 01園比屋武御嶽|02御殿山|03親川|04場天御嶽
    05佐敷グスク|06テダ御川|07斎場御嶽|08浜川御嶽
    09ヤハラヅカサ|10受水走水|11知念大川|12知念グスク
    13ミントングスク|14玉城グスク

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