北谷エイサー、初のCD化!
よなは徹プレゼンツ最終章は、地元・北谷エイサーをCD化。
今までありそうでまったくなかった貴重な音源集です。
RIK編集部は、このアルバム制作の中心となる、よなは徹、松田一利のほか、
北谷の大御所・松田弘一氏にも、インタビューにぜひ同席して頂くことに交渉成立。
より深く、北谷エイサーの歴史までを知る機会となりました。
本当の故郷は、戦争で米軍基地の中に取られてしまったのだとか。
また、現在の北谷町栄口は、かつて人がほとんど住んでいないほど険しい丘だったところが、戦後、地域の人々が故郷を追われ、この地を開拓して住み始めたといいます。
「民謡は場合によっては変化する事もあるけど、エイサーの歌はその土地の歌い方が先輩から後輩へと受け継がれてゆくので、そこの地域性が一番残っていたりする」と、以前、よなは徹は語っていました。
それを証明するかのように、松田弘一氏が青年エイサーをやっていた頃と、現代の謝苅エイサーの違いはそう大きくは変わらずに、現役青年会と一緒にレコーディングできた事など、いくつもの注目点がありました。
嘉手納の千原もそうでしたが、故郷は失われても、歌に魂は残っているのですね。
http://okinawa.rik.ne.jp/contents/okinawa/speak/eguchi/index.html
彼らの大先輩・松田弘一氏と、よなは徹&松田一利のお三方に、北谷エイサーを語って頂きました。
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