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2006.09.29

孔子ウマチー、そして、蔡温(SION)

060929a2日前、RIKの特集“歌碑巡り”で『高橋節』をとりあげた。
“泊高橋で恋人がかんざしを落とし、
それを慰めた”というのが、
ごく一般的な解釈として知られている
のだけれど、
実は、時の権力者・蔡温(さいおん)へ向けた
怨念の歌という説も、
実際に2つほど残っている。

さて、この蔡温とは、
いったい、どういう人物なのか?

現在、沖縄本島北部から南部にかけて、
ある文化財を取材し続けているのだけれど、
そこでも、豪腕な政治家としての蔡温の実績を知ることになる。
風水まで(当時の高度な技術でもある)を駆使し、
その優れた技術と頭脳で、徴税のシステムを完成させていった。

実際に、今帰仁文化センターの館長さんとその現場までゆき、
フィールドワークして確認してゆくと、
村の隅々に隠れた荒れ地(を耕作した畑)まで、課税の対象に
していったことに驚かされる。(村社会の制度も巧みに利用した)
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帰りに、名護博物館に立ち寄ると、またそこにも蔡温の足跡が。
彼の仕事ぶりが記録された三府龍脉碑記などが展示されていた。

その翌日にはなんと、蔡温が祀られている場所に偶然辿り着く。

那覇市久米では、クーシウマチー(孔子の聖誕祭)が行われ、
多くの華僑の方々が集い、その中にはある県知事候補の姿が。
その彼は、蔡温の末裔なのだという。
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そしてその会場となった久米至聖廊には、蔡温が祀られていた。
ここは、道教の神と儒教の神がごっちゃに祀られているところで
もある。   (そして、この巡り合わせに思う)

かつて琉球王府は僧侶・求道長老を派遣した際、中国皇帝から、
「琉球の教育・信仰について、『釈迦』(仏教)、『孔子』(儒教)、
『弥勒』(弥勒信仰)の中から選択するようにと皇帝から言われた。
そして長老は、平和を祈願する『弥勒』の掛け軸を
琉球に持ち帰った」とされる云われがある。

弥勒世果報が訪れるかどうかは、自分たちの選択次第のようだ。
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2006.09.27

次号の『うない』で

Unai
琉球新報の小冊子『うない』の原稿を昨晩脱稿。
担当したのは、おでかけうないというショップ紹介のコーナー。

今回の初挑戦は、主婦層向けの雑誌ということ。
そして、自分が担当させて頂くからには、
うない特選こだわりのショップをご紹介し、
短い指定文字数のなかでも、
しっかりとお店のひとたちからのメッセージを汲み取って
伝えてゆけたらと。

それでも、限られた文字数にはおさまりきらないほど、
紹介したいことがたくさんあるお店ばかり。
たとえば、服と小物の店『さちばるまやー』(玉城)はこんな感じ。
「藍染めや草木染めの服からも着て肌触りでもわかるように、
ひとつひとつのその温もりからも、そうまだ“生きている”
んですよね。だから必要な分だけを使って、もう大量生産はやめ
て、飽きたからポイじゃなくて、長く着られるような、着心地の
良いもの、また着たくなる服を作っているんです」

そんなハートを持ったこだわりのお店を、これからも
ひとつでも多くご紹介してゆけたらと思っています。
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2006.09.25

沖縄にふたたび優勝旗

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オクマリゾートのビーチで繰り広げられた、
全国の“ウ”の選手団体が集結した大会では、
北は仙台、長野から、関東、関西、九州からチームが集まり
トーナメント戦。

第1回戦は全国連合チームを相手に、
我ら、かんからシンカの海浜野球部・山原かんからサンシン団は
女子の大活躍で逆転勝ち。

第2回戦は、2年前にも行われた北谷大会でも対戦した、
天神カッパ団(福岡)とあたり、ホームラン攻勢で勝利。

そして決勝戦では、昨年、全国大会で敗れた東京音羽デカバラ団
とのリベンジ戦。(全国大会の優勝チーム)

巧みなゲーム展開に押され気味なところを、
4本連続ホームランで逆転!堂々の真っ向勝負で
見事雪辱を果たし、優勝!
久しぶりに、真剣に遊んだ1日でした。

そして、リフレッシュしたあとは、またしっかりとおしごと。
翌日は朝から、今帰仁村のエコツアー取材(10月掲載予定)。
午後からは、糸満の青年たちが興したお祭りを取材し、
さっそく本日のRIKメルマガにてレポートします!
(RIKのトップページの左下から、無料登録ができますよ)

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2006.09.21

ところで、9.11

あれから、5年(と10日)。

9.11についての特番や、
映画やドラマもいくつか放送されてきたけど、
よくわからないことが多いと思いません?

その中で、ちょっと興味深いレポート記事を発見。
http://homepage.mac.com/ehara_gen/jealous_gay/muck_raker.html
(※現在も更新され続けているようです)

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2006.09.19

しまくとぅばの日

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「“しまくとぅば”が消える日には沖縄(の文化)は無い。
うちなーぐちは文化として、首里城よりも大きい」と、
しまくとぅば講演で、八木政男さんがコメント。

生活と密着し、こころが織り込まれた言葉“しまくとぅば”
それをもっと大事にしていこうと、
『しまくとぅばの日』が、9月18日(く・とぅ・ば)に制定。

「こういう日が制定されるような状況にまでなってしまったこと
は悲しくもありますが」と制定記念式典で歌った宮古口シンガー
下地勇さん。

わらべうた、沖縄芝居、古典芸能から島々の島唄、
そして現代ポップスまで、沖縄の芸能が“しまくとぅば”と
いかに密着しているのかということ。

そして、もしも“しまくとぅば”が失われてしまうなら、それは
伝統文化も失われてしまうと、ユーモアもまじえて表現した喜劇
などを通して、大切なものをもういちど再確認した記念日
となりました。
→本日、RIKに記事掲載!

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2006.09.18

シークレット毛遊び

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住民の住民による住民のための毛遊び(もうあしびー)。

公民館へ問い合わせてもわからない、そんなお祭りも中にはあり
この、場天劇場もそのひとつ。主催者にお話を伺うと、
「昨年は、地元で広告を出したら、お客さんが来すぎて
パニックになった。今年からは、一切宣伝をしない」とのこと。
そんな“シークレットな毛遊び”。
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それもそのはず。小さなお祭りなのに出演者の顔ぶれが凄い。
(写真の出演者のように、著名な唄者さんや琉舞の方々も)

桃原愛子さんは、「この場天劇場という響きが懐かしい」と
コメント。
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海辺や山の中で、住民だけの毛遊びがひっそりと“賑やかに”
今日も沖縄のどこかで繰り広げられているかもしれない。
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2006.09.15

ありがとう。ごめんね。

mixiをやっていて良かったって思うことってあります?

いろんな人との出会い、懐かしい人たちとの再会、
そして、星の数ほどコミュニティーがある中で、

ただ“ありがとう”と“ごめんね”をつぶやく
『ありがとう。ごめんね。』
 というコミュをみつけた時、ふとそう思いました。

そのシンプルな言葉に秘められたものに、心洗われたり、
泣けてきたり、あったかい気持ちになったり。

               そんなちょっといい話。


■mixi『ありがとう。ごめんね。』コミュからトピックをPickUp:

◎いい話
「生きて、生きて、生きる。」
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=8805933&comm_id=69173

◎いい話
「犬の十戒(作者不明)」
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=7355594&comm_id=69173

◎いい話
「読んだ人の9割が泣いたと言う話」
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=3876070&comm_id=69173

◎いい話
「こんな気づきの「ありがとう!」」
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=3536705&comm_id=69173

◎頑張れ!
「祈りの力を貸してください。」
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=8629966&comm_id=69173

◎ヒーリングアート
「ありがとうを絵にしました。」
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=6863160&comm_id=69173

◎一日が終わったあとに
「あなたへ」
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=10250684&comment_count=122&comm_id=69173

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2006.09.14

沖縄けいざい風水

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沖縄の経済といわれても、目に見えるものではないですが、
その“見えない”社会経済の道筋をキャッチしやすく
一冊の本にまとめられたのが『沖縄けいざい風水』。

“風水”といえば、かつての王府も最良の土地(都)を見つける為
に用いたものといわれますが、この本もひとつの羅針盤として
ヒントとなるデータブックともいえるでしょう。

それをどう動かすかは自分たち次第、
経済(お金)ばかりではないものも大切だよ、
といっているようなタイトルもまたいいですよね。
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2006.09.13

特集:石川エンサー

昔ながらの男エイサーの姿が、うるま市石川に残っています。
黒衣の着物にたすき、薄赤紫の頭巾に鉢巻で締め、その特徴的な
姿だけではなく、手踊りは沖縄空手、足運びは琉球舞踊の所作
から太鼓の持ち方まで、昔ながらの伝統を守り続けているのが、
“石川エンサー”
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また、旧盆時期はもちろん、先祖供養のほか、
集落の繁栄と豊年を祖霊に祈願する御神事と共に、
“エンサー”の響きが、しっかりと地域に息づいています。
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この夏、旧盆の『道ジュネー』から、旧盆明けの『旗スガシ』、
そして、締め括りの『別り遊び』まで密着同行した特集記事を
RIKに掲載!
http://okinawa.rik.ne.jp/contents/okinawa/matsuri/ishikawa_ensa/index.html

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2006.09.11

沖縄で注目の野外ジャズコンサート

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南城市となって初の野外のジャズイベントが、
今週金曜日(9/15)、シュガーホール(旧佐敷町)にて開催。
それも、シュガーホールの前の円形広場で、
飲み食いしながらジャズを聴けるという。

その屋台も、すべてボランティアの店舗のみで、
地元の人たちの手によるもの。

しかも、食べ物の持ち込みだってOK。
「私も毎年おにぎりを作って参加しているわ」
とのキュートなコメントは、沖縄が誇るジャズシンガー・
与世山澄子さん。いや“日本が世界に誇る”と言い直しましょう。
超一流な歌い手であり、そしてとても気さくな素敵なかたで、
その彼女のコメントにもあるように
「音楽はみんなのものよ」と、とってもオープン。
もちろん、今年も出演します。

また若手では、安冨祖貴子さんほか、
バックの演奏家も、すべて沖縄在住のジャズ・ミュージシャン。
毎年、このメンツが全員揃うのはこの場所。
「年に一度集まって、どれだけこの一年で腕を磨いたか、
それの見せ所でもあるです」とは、
このイベントのキーパーソン・千葉利幸さん(SAXプレイヤー)。

夜空の下でビールを飲みながら、
本格的なジャズが聴けるだなんて、なんて開放的!
(もし万一、雨天でも、すぐ隣のシュガーホールにて決行)

「音楽は会話だから」とは、与世山さんと千葉さん。
お客さんもいっしょに、星空の下でミーティングしませんか。

■『1st ジャズ イン 南城』
日 時:9月15日(金) PM7:30start(PM7:00open)
場 所:シュガーホールつきしろ広場(野外ステージ)
入場料:一般2,000円(高校生以下1,000円)
問合せ:南城市文化センター・シュガーホール
    TEL. 098-947-1100

■その他、今週の気になるイベントCheck!!
9/15, 16『若林美智子 胡弓公演』(いーやーぐゎー/桜坂劇場)
9/16, 17『沖縄祭 Clap Hands!!』(東京・代々木公演)
9/17  『喜劇ウチナーグチ万歳』(県立郷土劇場)
http://okinawa.rik.ne.jp/contents/schedule/topics/0609/index.html

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2006.09.10

99の日、ヤンバル9イナ

9/9は、9(陽)と9(陽)が重なる“重陽の節句”。

昨日、99(重要で救急)な話題として、
ヤンバルクイナの驚きのニュースが飛び込んできた。

2001年の頃の調査では、1220羽と推定されていた
ヤンバルクイナの数が、このたった数年間のうち、
千を切り、わずか717羽に激減したと発表された。
9/9 毎日新聞→記事参照

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その後も、交通事故などで、もうすでに何羽も亡くなっており、
マングースネットの安全なエリア側でもマングースが目撃され
街で異常に増えたカラスや野生化した捨て猫などに喰われ、
現在では、もうすでに700羽も切っているかもしれない……。
→RIK記事『ヤンバルクイナたちは今』

1981年に人間に発見されたヤンバルクイナも、
わずか20年で、絶滅の危機に追い込まれている。

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2006.09.09

満月に開花。龍の果実

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満月に花咲くドラゴンフルーツの花。

2年前に撮影したところとはまた別の場所、
今回の撮影では、ファインダーの向こうに光が踊る。

 よくわからないが、そのまま撮影してみると、
 何枚か、その光ごと、写真に映りこんでいたので、
 ブログには、それがまぎれていないほうの写真を掲載。

龍の果実は、満月のもと、
強烈に甘い蜜の香りを漂わせていた。
(旧潤7月16日 23:30頃)

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2006.09.08

満月の月食

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沖縄、島ごはん』(著・森岡尚子)を読んでいると、
月の満ち欠けと畑仕事の関係が書かれていた。

新月で豆まきをし、
満月に向けて、樹液が枝へと移行してゆき、
満月をピークに「田草取るなら十六夜 月夜 サーユイユイ♪」
の新安里屋ユンタのように、草刈りと種取り。

また新月に向けて、枝先から根っこのほうに戻るので、
肥料を入れたりする期間だとか。

これらの知識は、自然農法で著名な福岡正信さんの農園に、
森岡尚子さんが滞在していた時期があったとのこと。納得。
彼の『自然農法 わら一本の革命』や『自然に生きる』には
自分も影響され、畑を借りて実践していた時期もあったっけ。

先日、TV番組で彼女(森岡尚子さん)が紹介されていたけど、
もっと笑顔で、さらにそれを実践している友人たちもいて、
そういえば彼らも、月の満ち欠けを
自分たちの農法に採り入れていたなぁ。

旧暦の暮らしが、いかに人にとって自然に感じられるのか、
 この島では当たり前のその感覚が、現代暦では思い出せない…。
  月のリズムと暮らしとが自然に実感できる場所。それが沖縄。
            (旧潤7月15日『月食』午前03:55頃)

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2006.09.07

Coccoの時、テキストから歌

たまたま、シークレットライブを観たことがきっかけで、
Coccoの“初の沖縄ワンマンライブ”を続けて取材してみたいと
それはほとんど衝動的な思いつきからはじまった。

その晩、古酒Barカラカラに立ち寄り、何気ない会話から、
「あした、Coccoの8.15ライブは取材に行くんですか?」
と聞かれ、当日券で観にいってみようかな?くらいで、
のちに、RIKで記事にすることが実現してゆくだろうとは、
その時点ではまだ想像すらしていなかった。

スタートが遅かったせいもあり、結局、写真は撮ることが
できなかった。どちらにしろ、写真はオフィシャルのものを
使うことになるのかな?くらいにしか思っておらず、
それよりも、この急な申込にこたえてもらえるものなのか?
そちらのほうが心配だった。

しばらく待ち、写真無しでよければ掲載可能という返事を頂き、
それでもいい、そのライブの様子をイラストにしてみようか
だなんてつもりでいたのだが、またイラスト化もダメとのこと。

ビジュアル一切無し、文字だけでの表現。
RIKでは初の試みだけど、それでもいいじゃない!
テキストのみで勝負してみよう!と、
その負担は主にライターさんにかかってしまうことになるけど、
ライターさんと2人意気込む。

そして……、

テキストとその隙間から、彼女の歌が、
その情景が見えてくるかのような、
魂をこめた原稿となって、昇華した。
http://okinawa.rik.ne.jp/contents/music/report/cocco/index.html
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2006.09.06

たとえ時間がかかっても

北部は降水確率70%でも、そのまま予定通りに外出し、
名護市教育委員会→宜野湾教育委員会→南風原文化センター
までを巡る。
そして、頂いた資料をもとに、実際現地でフィールドワーク。

あんなに大雨に降られても、撮影の時だけはピタって止まる。
名護の時は、分厚い雲までどこかへゆき、数十分間だけ晴れ間に
恵まれた。湿度も高いし、ハブにも注意しながら草藪の中へ。
この日、各教育委員会の方々のご協力もあってスムーズに進み、
おかげさまで無事に取材ができました。
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次は、名護博物館、今帰仁村歴史文化センターの館長さんがたを
訪ねて、お話を聞き取りながら、ご一緒にフィールドワークが
できたらと。

只今、ある史跡を巡り、北から南へと。
そんな調子で、この取材に関してはちょっと時間がかかりそう。
その地道な積み重ねから、その姿の輪郭が見えてくるのでしょう。
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2006.09.02

沖縄イメージはない

僕が撮る写真には、なぜか青い海や空も赤いハイビスカスもない。
いわゆる“沖縄イメージ”を撮ることに、ほとんど関心がない。

ただいつも、関心だけがシャッターを切らせる。
その関心の中に、そのような“沖縄イメージ”はないのか、
意識はしていないのに不思議とそこに焦点を合わせることはない。

 カメラのファインダーを覗く左目だけでなく、右目も開こう、
 カメラの目線では見落とすものが出てくるかもしれないから。

写真を撮りながら、そう思うのは、同時に記事も書かなければ
ならない理由もあるのだけど、物事の背景のもっと向こう側まで
をキャッチしたいという想いが、いつの頃からか湧いてくるよう
になった。それがシンクロした時にシャッターを切る。
そう僕はただ、関心を引き金に、そのシャッターを切るだけ。

それが何かはよくわからないけど、
今日のシンポジウムにそのヒントがあるのかもしれないし、
もっと違うことろにあるのかもとも感じながら。

■シンポジウム
「沖縄イメージと風景・身体・記憶〜海洋博から現在まで〜」
日時:9月2日(土)13:00〜18:00
場所:琉球大学50周年記念館
(琉大西原口〔病院側〕を入って左すぐ)

参加費:無 料
主催:シンポジウム
  「沖縄イメージと風景・身体・記憶」実行委員会
共催:NPO法人 琉・動・体

    プログラム
13:00〜13:15 プロローグ
司会:多田治 (社会学、一橋大学教員)
   花城郁子(アート、NPO法人琉・動・体)

13:15〜14:15 第1部
         「家族と地域社会の変容」トークセッション

    パネリスト:
具志堅邦子(家族社会学、沖縄国際大学講師)
田仲康博 (メディア論、国際基督教大学教員)
大胡太郎 (日本文学、琉球大学教員)

14:15〜14:30 休憩

14:30〜15:30 第2部
      「沖縄をめぐるイメージと表現」トークセッション

    パネリスト:
新城和博(編集者、ボーダーインク)
中村晋子(映画・舞台制作、読谷村)
末永航 (美術史、広島女学院大学教)

2006.09.01

おおたか静流インタビュー

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今回、おおたか静流さんのインタビューで繰り返されたコトバ、
“共存”とか“磁場”とかが、キーワード。
そのほか、いくつかの強烈なエピソードも聞かせて頂きながら、
さて、その“磁場”とは何なのでしょう?

彼女が初めて沖縄に訪れたは、また意外な場面から。
そこから彼女がふれたもの、それが“磁場”だったとのこと。
(以下、インタビュー記事を一部抜粋)

——沖縄と“磁場”について、もう少しお聞かせください。
おおたか静流:私が初めて沖縄に訪れたのは、『第24回 日本文化デザインフォーラム』(2001年)に参加した時の事でした。その時、私は“音楽”のセクションだったのですが、“磁場”というセクションもあったんですよ。
その磁場のセクションには、舞踏家だの何だのといらっしゃってパネルディスカッションを行っていたんですが、舞踏家というのは、やはり用意されている舞台だけでなく、“磁場”があるところでも踊るという話をされていましたね。

音楽もそうですが、舞踏は“肉体そのもの”で言葉も使わないし、台本も無く、より“具体的”というか。やはり肉体を使う人(舞踏家)というのは、“磁場とのセッション”というのがあるのかなと。
“この洞窟で踊りたい”“この山の頂上で踊りたい”というような想像を超えたものが起きるのが“磁場”っていうか。私自身も“どこどこで唄いたい”とか、途方もないことを考えるんですよ。

人間には限界がありまして、“習ったこと以上のものはできない”というものが基本的にはあると思うんですけども。
でも、もしかして、DNAの記憶を1億年も遡ったら“クラゲの歌があるんじゃないか?”とか(笑)、“カラスだった時の歌が歌えるんじゃないか”とか、“縄文人だった頃に、洗濯していた時に唄っていた歌”とかね(笑)。そういう、あらぬ事を考えさせてくいれるのも、また“磁場”なのかなと。
それは勝手な想像かもしれませんけど、またそれが“表現の世界”を広げていって深くなるというか。

そういう途方もないことってあるわけじゃないですか。四次元の記憶って、別にオカルトではなくて科学的に四次元ってあるわけで、五次元の世界からみたら“だから? フツーじゃん”みたいな(笑)。

——今回は、そういうのも全部ふくめて“録ってみたい”と思われたのですか?
おおたか静流:沖縄を録るのなら“機械で録る”ハイクオリティーな音響の世界ではなく、“その瞬間にあるもの”とか、モノとモノが“共鳴する音”とか、そこにある“気配”とかを「一緒くたに録ってしまいたい」と。
ですので、“それでは、私のほうから島に(録音の現場に)行きましょう”というのが、より自然ではないかと思ったのです。
→http://okinawa.rik.ne.jp/contents/okinawa/speak/otaka/index.html
(〜続きは、RIKインタビュー記事にて)

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