しまくとぅばの日
「“しまくとぅば”が消える日には沖縄(の文化)は無い。
うちなーぐちは文化として、首里城よりも大きい」と、
しまくとぅば講演で、八木政男さんがコメント。
生活と密着し、こころが織り込まれた言葉“しまくとぅば”
それをもっと大事にしていこうと、
『しまくとぅばの日』が、9月18日(く・とぅ・ば)に制定。
「こういう日が制定されるような状況にまでなってしまったこと
は悲しくもありますが」と制定記念式典で歌った宮古口シンガー
下地勇さん。
わらべうた、沖縄芝居、古典芸能から島々の島唄、
そして現代ポップスまで、沖縄の芸能が“しまくとぅば”と
いかに密着しているのかということ。
そして、もしも“しまくとぅば”が失われてしまうなら、それは
伝統文化も失われてしまうと、ユーモアもまじえて表現した喜劇
などを通して、大切なものをもういちど再確認した記念日
となりました。
(→本日、RIKに記事掲載!)
« シークレット毛遊び | トップページ | ところで、9.11 »
「今日のRIK」カテゴリの記事
- 首里城を造った人物の宗家で御座楽(2007.02.21)
- 安富祖貴子のふたつの“魂”(2007.02.14)
- 朝日新聞の1面に掲載されました(2007.02.07)
- 五島福江島の第35代当主は、琉球王朝・尚家の末裔(2007.01.26)
- 寿[kotobuki]魂(2007.01.23)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
今年の八重山古典音楽コンクールの新人賞に合格しました。でも方言はむつかしい。
微妙な濁った(他の地域の人からすると)、かつ中間的な発音はなかなか真似できません。
10年くらいその土地の空気を吸わないとダメだろうなあ。10年でも無理かもね。
投稿: コロリ | 2006.09.20 00:17
コロリさん>
新人賞受賞おめでとうございます。
台風13号のなか、コンクールを受験されたのですね。ごくろうさまでした。
発音は難しいですよね。
宮古の言葉は、同じ単語でも、抑揚のつけかたで、意味が変わってくる言葉もあるそうです。
投稿: KUWA | 2006.09.21 20:03