御願ハンドブック・八月カシチー
RBC琉球放送の人気番組『ジョートーTV』は、
なんと“御願特集”。
そういう情報を求める時代がやってきたのか、
書店のベストセラーには、『よくわかる御願ハンドブック』など
が沖縄で大ヒット中。
その『御願ハンドブック』の真の著者Hさんから電話を頂く。
「八月カシチーは兼城に取材に行くのですか?」と突然言われ、
まずは、その由来などをくわしく伺う。
“シバサシ(柴差)”で知られる八月カシチーとは、
この時期、向こうの世界(地獄も含む)のトビラが開きっぱなしで
体調が不安定な人も増えてくる時期らしく(とくに女性に多い)、
魔よけに、カシチー(強飯)を供え、桑の葉が入ったゲーン(サン)を
屋敷のポイントに差して結界を張る役目があるのだという。
その話を伺った時点では、まだ他の用事に行く予定だったが、
驚いたのは翌朝。
朝刊に、“八月カシチー”と“兼城”の特集が
大きく取り上げられていた!
この絶妙なタイミングに、
“これは、行くべき”と思い、急きょ、その由来の場所へ。
そこでは、71年ぶりに、その由来記を再現していた。
(つづく)
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コメント
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おお!それは思いっきり興味深いです。
ちなみに私も少々体調も精神面も不安定で、原因がわからなかったので旧暦8月のせいにしてました。^^;
投稿: pyo | 2006.10.02 15:06
pyoさん>
どうもこんにちは(こんばんは)。
TBありがとうございました。
体調のほうは、大丈夫ですか?
この話の続きは、
シバサシの話題を飛び越えてしまうのですが、
のちほど、アップしますね。
投稿: KUWA | 2006.10.03 22:10