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2007.01.30

不都合な真実

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どこか他人事に聞こえてしまうかもしれないキーワード
地球温暖化”“京都議定書”“チームマイナス6%

米元副大統領・ゴア氏が、'89年から1000回以上続けてきた
地球温暖化が及ぼす危機について訴えてきた講演会を、
ドキュメンタリーにした話題の映画
不都合な真実』を観てみたい。

だけど残念ながら、県内では上映予定がまだ無い。
先日たまたま上京予定があって、その行きの便の中でも
全国紙に同映画についての記事が。
このタイミングを逃さず、さっそく東京で映画鑑賞。

「温室効果ガス排出量を−6%という目標さえも、
正直、間に合わないくらいに、“地球ピンチ”」
ということがよく実感できるドキュメンタリー映画だった。

地球温暖化がもたらすもののひとつ、
北極や南極の氷が溶けてしまうなら、
世界規模で都市など広範囲が水没するほか、
海流が止まってしまい、氷河期もやってくる。

この映画にはないが、当然ほかにも大きな影響がある。

広報『なは』2月号にも、切実な地球温暖化問題特集が。
こういう広報誌にも載るという時点で、
実は赤信号の“サイン”。

まずは、自分にもできること。そこからはじめてみたい。
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2007.01.26

五島福江島の第35代当主は、琉球王朝・尚家の末裔

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五島列島といえば、壇ノ浦の戦い(1187年)の後、
平清盛の弟・家盛が平戸から五島に渡り、
第1代 宇久家(宇久家盛/現 五島家)を名乗った
という伝承が残る島。

その第35代当主が、実は琉球王朝・尚家の末裔といいます。
実際に五島を訪ね、入念な現地取材を行ってきました。
そしてやはり、五島と沖縄には深いご縁がありました!
渾身のRIKレポートを本日公開予定。
http://okinawa.rik.ne.jp/index.asp
(2/1発売の離島雑誌『島へ。』にも掲載予定です)

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2007.01.23

寿[kotobuki]魂

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結成20年となる寿[kotobuki]。広島(ナビィ)と沖縄(ナーグシクヨシミツ)が結ぶ20年の“音の旅”には、様々な出会いがまた宝。“出会ってくれてありがとう”のメッセージがそれを表し、その心が彼らの音になって循環してゆきます。

その20年の軌跡となるヒストリーブック『寿[kotobuki]魂』を執筆された國貞陽一さんから、“本には載っていない編集後記”を寄稿して頂きました。
http://okinawa.rik.ne.jp/contents/culture/book/095/index.html

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2007.01.22

ゾウのオリの中へ

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読谷にある通称“ゾウのオリ”。
ここで、被爆ピアノ・コンサートを実現するのが念願だったと、
広島からピアノを運んで来られた実行委員のかた。

知花昌一さんに返還された土地で開催予定との事。
しかしここ数日天候は悪く、野外での演奏が実現できるか
ギリギリまで判断が難しかったところ、
想いが天に通じたのか、当日、雨はやみ、無事開催。

それにしても、ゾウのオリの中に入ったのは初体験のこと。
虫の音のような連続音、目眩がおこりそうな“場”、
真下から見上げる巨大なオリは圧巻。

オリの天上から、光がさしてきた。
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2007.01.19

沖縄初・被爆ピアノを聴いて

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被爆ピアノ。

広島原爆の爆心地からわずか1.8kmの場所で被爆しながらも、
奇跡的に、ピアノ線の一本も切れずに、
今もその音色を響かせています。

生き残った子供たちに、ピアノを演奏してほしいと求められ
鍵盤からは癒しのメロディーが奏でられたといいます。
しかし、演奏はすぐに止められてしまいました。

大変な時こそ、歌に慰められたり、はげまされたり…。

沖縄の収容所では、カンカラ三線で歌い慰めあったといいます。

阪神大震災の被災地で電源無しで歌い続けたロックバンドは
『♪満月の夕べ』を作曲し、現場で歌い続けました。

そして今回、沖縄で初の被爆ピアノコンサートとなったのは、
また偶然にも、阪神大震災の1月17日と重なりました。

ピアニストの山田美智子さんは、ピアノの前に向かいながら
祈るのだそうです。
“今日も一緒に演奏しましょう”と心の中で唱えるといいます。

1曲目は、映画『月光の夏』より『♪月光』。
続いて、映画『戦場のピアニスト』より『♪ノクターン』。
そうやって1曲1曲をご自身で選曲したのには、
やはり意味が。

実は彼女こそ、今回初めて沖縄に被爆ピアノを呼ぶきっかけ
となったキーパーソンのひとりなのです。

21日最終日、彼女は再び、このピアノに向かいます。
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2007.01.16

“人・心・アート”っていうキーワード

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「アートって“選ばれた人”の為だけのものじゃないと思う」
 と語るyurippeさんの言葉に共感。

その彼女が今年からはじめるプロジェクトのコンセプトは、
“人と心とアート”だという。

その第一弾が、北中城に在住のvijay giriさんによる
アート・セッション。
「絵に、才能なんて関係ないよ。喜びを表現すればいいんだ」
まるで準備運動のように、絵を描く前に瞑想して心を整える。

「絵を書こうとしないで。自由に描いて」
“自由”っていうのがいちばん難しい。
それを小難しく考えないためにも、
瞑想でリセットするって、“頭でなく心”
鎧のような無意識のバリアを外して生身の体になるような。

だからなのか、心から自由奔放に描くことができた。
アートって心で描くものなんだね。
また、描くことにより心が整ってゆく。
いい循環∞
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2007.01.12

総力特集・泡瀬の京太郎

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昨年は“泡瀬ビジュルに行くといいですよ”と言われつつも
なかなか行く機会が無かったところ、
あるお祭りをきっかけに、泡瀬京太郎に情熱を注ぐ方々と
お会いすることができた。

そして、その泡瀬京太郎が、百周年を迎え、
記念公演を取材させて頂くことになった。

取材担当記者も気合いが入る。
泡瀬京太郎について、詳しいお話を聞かせて頂いた
副会長さんが、昨年の暮れ12月31日に他界…。

最後に、副会長さんから頂いた言葉を、
そして京太郎のことを、きちんと伝えたい。

もし、最後に取材に応じて頂いたのが、RIKだったとしたら、
それをしっかりと伝えなければならない使命は大きい。

国の無形民俗文化財の泡瀬京太郎。
http://okinawa.rik.ne.jp/
本日、夕刻、RIK記事にて掲載予定。

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2007.01.10

尚円王ゆかりの島から、島へ。

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琉球王朝の第2尚王統の始祖となった尚円王・金丸は、
伊是名島の出身。
その伊是名島から、新星登場。伊禮俊一。
彼をいつか取材したいとは思っていたけど、
まさか、新春ライブのわずか3時間前に偶然が重なり
それが実現していくとは。またしても驚きのタイミング。
(さっそく、本日のRIKに掲載予定
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偶然のタイミングはこれだけではない。
尚円王の子孫、尚家の人をまさか五島列島で
取材することになるとは! 予想外の大展開に、
その巡り合わせに驚くことに…。

五島に行くタイミングもここ最近では凄いものがある。
2年前は、祖母の夢枕をきっかけにしてはじまり、
1年前は、島興しに奮闘する青年達を急きょ取材する事に。
そして今回、五島で尚家の人とご対面する事となった。

お話を伺いながら、五島と沖縄のご縁の深さを知ることで、
なぜ自分が、今、沖縄にいるのか、
少しずつ、運命みたいなものを感じながら…。
これを後日、インタビュー記事にまとめることになりました。
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2007.01.08

もうひとつの新成人の日

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きのう、ずっと気になっていた沖縄のあるカトリック教会を
訪ねてみることに。

丘の上にあって、そのたたずまいと十字架が印象的。
その丘をゆっくり歩いて登り、そして教会の扉を開けると、
そこはとても素敵な雰囲気に包まれていました。

朝のミサでは、新成人を迎える青年たちを祝福していたようで、
自分も、あらためて新成人になったような初々しい気持ちに。
そして、何かを新しく“決意”させられたような瞬間でした。

写真は、上五島の小さな教会。
ちょうど今朝のNHKニュースで、上五島からの生中継の映像が。

新成人に向けて、ブラウン管からのメッセージ。
「自信をもって前に進め」

まるで、シンクロしているかのようです。
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2007.01.05

夢を飛ばす

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沖縄の鳥人伝説のゆかりの地、黄金森。
鳥人“飛び安里”は、ライト兄弟よりも120年以上も前に
空を飛んだといわれる琉球の偉人。
その偉業を讃えて、地元では凧上げの大会が行われていました。
http://okinawa.rik.ne.jp/contents/okinawa/from/kite/index.html(新春RIKレポート)

また、沖縄にも伝統凧があり、
本島・宮古・八重山、それぞれ特徴的な凧を
拝見することができ、素敵な正月を楽しませて頂きました。

小浜島出身のおじいちゃんが手作りした八重山の伝統凧には、
大きく“夢”と書かれ、それが大空に舞っています。

その“夢”を飛ばすのは、息子さんとお孫さん。
「いつか自分もおじいちゃんのように手作り凧を飛ばしたい」
と、“夢”をふくらませていました。

まるで、嬉しいお年玉でも貰ったような、それは
得(徳)したというよりも、清々しい気持ち。
(お正月といえば、何よりもこの清々しい気分が好きです)

新しい時を感じています。
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2007.01.01

謹賀新年。いつもここからはじまる

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謹賀新年。今年も皆さんにとって幸多い一年になりますよう。
初詣は、TVCMで沖縄成田山と連呼していたのでそこでお参り。

だけど、昨年の元旦に訪れたヤハラヅカサが
どうしても気になる。
去年も、とくに個人的な願いはしなかったけれど、
無事に1年を過ごせたことに感謝したいと思って。

それに、そこで見上げた雲がとても記憶に残るものだった。
丸く穴が開いていて、その奥になぜか2本の縦型の雲があり、
まるで2体の人間のカタチをしていて
それも、琉装をした男女に見えたという不思議な経験をした。
そのあと別の場所に足が向かい、驚きの展開を迎えることに

今年は沖縄成田山でよかったはずなのに?
結局、ヤハラヅカサへと南部に足が向かう。
途中寄り道をしながら辿り着くと、
そこでお参りをしている人たちが他にもいた。

初日の出の名所でもないこの場所に、なぜいるのだろう。
「どうしてヤハラヅカサなのですか?」と
彼らにインタビューしてみると、
会ってみたかった人のお知り合いだった。
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色々な流れの中で、このタイミングで到着したとのこと。
自分もまた、成田山からここに辿り着いたことを告げると、
「成田山は人が作ったもの。だけど、
 ここは自然界そのもの」

「形あるものだけが大切ではないんです」

「昔は、心の中にあった自然に敬う気持ちが(人や自然に)、
 薄れてしまっているのは、今では学問が一番大事だと
 いう教えからして、おかしいとは思いませんか?
 頭で捉えるものではなくて、元来、心が大切なんです」

そんなメッセージが返ってきました。

元旦からのこの巡り合わせに、
そして、昨年とまるで同じ様な展開に、
もう偶然を超えたものと思い、
今年も、感謝から。
はじまりました!
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