« 2007年3月 | トップページ | 2007年5月 »

2007.04.29

ホクレア号、次の寄港地へ。本日出港!

070429a
070429b
ホクレア号の出港セレモニーは
土曜日に行われたが、実際の出港は
本日の朝8時出港予定との知らせを受けて
糸満の港へ。

一番端の岸壁まで走り、写真に収めようと、
そこまでやってきたのは、
僕の他にもう一人いた。

昨日、糸満の拝所・白銀堂にて
出港に向けて安全航海の祈願をしたかたが
駆けつけ、岸壁から御願し、
『だんじゅかりゆし』を歌で奉納。
無事、この旅の目的が果たせますようにと
一緒に声を合わせてその歌を歌わせて頂く。

ホクレア号の旅は、熊本〜長崎〜福岡〜横浜、
と続くが、「これは単なるイベントではないね!」
と声にしたのは、Be-PALのライターTさんだった。
「船長も言っていたけど、“魂”を運んでいるんだよ」
とTさん。
また「ハワイの女神(ペレー)」も連れているという話も。

僕らの意見が特に一致したのは、公式ルートには記載されて
いないかもしれないが、
これが魂の旅ならば、愛媛県の宇和島が、
ひとつの大きなキーポイントになるだろうと。

沖縄(糸満)に来たのも、単なる寄港地ではなく
意味のあることであるだろうし、宇和島もまた、
そして、この“日本に来る”という大きな意味を、
僕らはしっかりと捉えてゆきたいと思う。
沖縄の人気ブログ……

2007.04.27

スター・ナビゲーションのホクレア号と船長

070427blog
一切の計器類(方位磁石を含む)を持たず、
スター・ナビゲーション(星や風や波)のみで
船で大航海を実行しているハワイのホクレア号が
糸満に入港し、ナイノア・トンプソン船長たちは
沖縄水産高校で講演を行った。

それにしても、
なぜ、遠い日本までの道のりを星だけを頼りに
旅することになったのか?

「海の中では、海と一緒になるのだよ。
 風の中では、風と一緒にあるのだよ。」
彼が4歳の時、そう教えてくれたのは、
日系2世の方だったのだそう。

また、ナイノア船長の父からは、
「日本まで航海しなさい」と告げられたとも。

そしてその意味は?
“スピリッツ(魂)”を尊重する彼らにとっても、
古い古い魂のつながりにあるように。

船長の父は、
「古来日本の精神文化とハワイのスピリッツは
価値観が近い。この価値観を共有し、日本へと
つなげること。世界に拡げること。
それが世界平和へとつながるのだよ」

ホクレア号が星を頼りに沖縄そして日本まで
大航海を続ける意味を、心(魂)でキャッチしてみたいと思う。
沖縄の人気ブログ……

2007.04.25

心に、揺るぎない根を生やす(宮古島にて)

070425blog
宮古島で、“ハートで島オコシ”をする人物がいた。
それが宮古発ミュージシャンの下地暁(しもじさとる)。
ミュージシャンだから音楽を通して、と思っていたら、
ryuQインタビューが開始すると“スイッチ”が入りだした。

「島で音楽をやりたいというよりも、
宮古の島言葉(みゅーくふつ)を残すために。
言葉は文化といいますが、大切な魂でもあるんです」
第1話・宮古島発! ハートで島興しの時:
http://ryuqspecial.ti-da.net/e1508882.html

「心の時代でもあり、そして提案の時代です。
個々の提案(アイデア)を持ち寄ることで
それが何になるのかというと、島の活性化へと
つながってゆくんです。だから、
足元にある大事なものに気づきましょうよ」
第2話・宮古島からのメッセンジャー:
http://ryuqspecial.ti-da.net/e1512458.html

「もし困難あっても、自分に正直であれば揺るがないんです。
自分の気持ちに嘘をつかず、“心に根っこ”を生やすんです。
島は小さくても、心は小さく終わってはだめだと思うんです」
第3話・大きなガジュマルのように心に根っこを生やす:
http://ryuqspecial.ti-da.net/e1514254.html

そう、彼もまたメッセンジャーだった。
そしてこの3話のほか、追加インタビュー。
何かのヒントにして頂けたらと、お届けします。

——心の時代とは言われても、それはまだまだ届いていないかもしれません。まずは自分から出来ること、そこからはじまるのでしょうか。

下地暁:どこかで自分を縛っていたりとか、まずは自分の心を開放すること。これからはある意味、自分からの脱却が必要かもしれませんね。
日常の中でキツイことでも自分に正直に生きていたら、充実しますよ。自然とエネルギーを補給できるようになりますから。
沖縄の人気ブログ……

2007.04.21

宮古島で唄の巡礼

070421
僕の宮古行きが決まったその晩、“引き合わせ”の磁石働き、
宮古出身の若手唄者・砂川さんが働くバイト現場で再会。
彼も宮古に帰省するらしく、でも僕とは1週間後の日程だった。

「砂川さん。一緒の日程にして、唄巡りの旅をしよう!」
一瞬悩んだ彼も、直感でその場でチケットを取り直してくれた。
航空チケットをバイトで貯めるには何日分にも相当する。
そこまでしてくれた宮古での魂の唄の旅。それは
巡礼とも言えるかもしれない。そう思えるエピソードが続く。

宮古上空では、彼が帰る場所が直感でわかったらしい。
空港に到着すると、突然「おかえり」という言葉が
心の中に響いてきたという。

先に宮古島入りした僕のあとに続いてゆくかのように
僕が出会った人達と次々と遭遇し、そして当日。
各地域地域の唄を、その“場”でフィールド録音。
彼の唄声が、波の音や鳥や虫たちの音と
自然と重なってそのまま収録。
その魂を揺さぶる懐かしい唄に、この島も喜んでいるかのよう。

「砂川さん、宮古の神々も僕らの唄の旅を喜んでいる様だよ」
と感じ、言葉にした瞬間、
「上空に虹のリングだよ!」と歓声があがる。
見上げると、太陽を虹が囲んでいた。

その晩、浜辺で打ち上げ。
「砂川さん。いますぐ、遅くても夏前までに島に帰って、
この島で宮古の歌を歌っていったほうがいいようだよ」

オリオン片手に、けれどまだ1本目で酔うほどではない。
まるで、この島の古い先輩たちが僕を仲介して
語り始めたのだけど、その前から彼にもわかっていた。

彼に時々聞こえてくる「帰ってこい」の心の声は、
亡き母のものではなく、複数の声がそう諭すのだという。

固い決意を表明した時、
きっと、“宮古”の古い魂が後押ししてくれるよ。

その存在に気づいた時、
私欲に走らなければ、強力なバックアップが働くはず。
沖縄の人気ブログ……

2007.04.07

ガジュマル(母)が泣いている

070407gajumaru_1
宮本亜門インタビュー(ryuQ)の中で使った1枚の写真です。
存在感が凄いですよね。
太古からのOldSoulを感じさせてくれます。

カジュマルやビロウなど、ご神木とされていたりするのですが
これはある地域での話ですが、
その地域の中心にある集落の神々を祀っている拝所の
ご神木のガジュマルの木を切ろうとしているようです。
たとえ枝葉のせん定であっても、その許可は自治会だけでなく
最終的にはそこの神々にもお伺いをたてるべきだと思います。

何ヶ月か前に、そのご神木の枝葉をせん定しようとして、
命じられた若い方が、よじ登った木の枝ごと落ちて
一日半も意識不明の重体になりました。

また、ほとぼりがさめた頃に、
懲りずに、同じことを繰り返そうとしています。

この周辺の神人に伺うと、
「ご神木が泣いているよ……」と言います。

人間が作った拝所の祠以前からご神木はあり、
太古から地域を守ってきました。

母なる存在です。

せんていは、母の腕を切り落とすことになります。

「琉球の子孫たちよ。あなた達は、母の足を切断できますか?」

どうか、大事に至る前に、気づいてほしい……。
大切なこと、忘れないで。母親のような大切な存在を。
沖縄の人気ブログ……

2007.04.04

ryuQ(リュウキュウ)創世

070404ph
皆さま、お待たせしました。
ようやく、新しいメディアが誕生となりました!

ryuQと書いてリュウキュウという名の
そう、沖縄からというよりも“琉球”から発信。
本格的な取材活動はこれからですが、
その“これから”にぜひご期待ください。

ブックマークしてほしい注目点としては、
なにも取材記事だけではなくて、
むしろ、さりげないところにも
ぜひ、目をむけていただけたらと思います。

毎日、花言葉をお届けします。
例えば、4月3日の花はゼラニウム。
欧米では魔よけや厄除けの花とされていて、
まさにシーサーの日(4/3)向けの花。

花言葉も、いくつかある中でも
“ピン”ときたものを選びました。
4月3日のその花は、
「決意」「偶然の出会い」といわれるそうです。
 何気ないその言葉にまた皆さんも
 もし“ピン”ときてもらえたら幸いです^^

言葉といえば、“黄金言葉(くがにくとぅば)”。
琉球の格言を、毎日一言ずつでも届けられたらと。
ちなみに初日に掲載した黄金言葉は、
「生まれジマぬ言葉忘れねー 国忘ゆん」
 言葉の大切さを詠った名言ですね。

そして、毎日、“色”でも“ハッピー”をお届け。
そう、そこにあるだけで幸を招くって、
それがもしあるといいと思いませんか。
全体的に落ちついた配色なのは、
この色を際立たせたかったから。
それが、オーラソーマ。

西海岸のリゾートホテル、
リザンシーパークホテル谷茶ベイさんからの全面協力により
実現したコーナーです。
プロのセラピストがその日にあった“色”をセレクト。
そして、ミニリーディング(1本リーディング)を
毎日おこなっています。

実はここもオススメポイントなんですよ。見てのお楽しみ。
http://ryuq.ti-da.net/
この時代に、新しい視点のWEB媒体が誕生しました。
沖縄の人気ブログ……

« 2007年3月 | トップページ | 2007年5月 »

今日は何の日

ライセンス

写真詩集を出版しました。

2020年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ