ひめゆりの実像
映画『ひめゆり』には、ナレーションも無ければ
テロップも無く、証言がひとつひとつ語られてゆく。
そして、感情を煽るような効果音なども一切無い。
あるのは真実の言葉のみ。
これまでのひめゆり学徒隊を扱った映画やドラマとは違い
フィクションな物語では無く、
あの時の少女たちが今この映画の中で語りかけているのは
“本当のこと”を継いでいこうとしていること。
その声を辿ると、見えなかった現実が映像になって鮮明に甦るかのよう。
13年間かけて撮り続けてきたドキュメンタリー映画の中にまだ“生きている”その声に、今、耳をかたむけてみませんか。
映画『ひめゆり』インタビュー
« 遠い渚へ (うるく巡りノート04) | トップページ | 鳥肌シンクロ +art work »
「ryuQ取材を通して」カテゴリの記事
- 世界的パワースポットのセドナから著名ヒーラー・クレッグ氏来沖(2010.10.30)
- 天描画家・大城清太インタビュー(2010.10.08)
- 比嘉〜屋慶名〜喜屋武〜大里の流れ(2010.08.28)
- 金城久美子さんの生き方(2010.08.13)
- 北山王の末裔、満名上殿内から郷土愛の地域おこし(2010.08.12)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: ひめゆりの実像:
» ドキュメンタリー「ひめゆり」を見る [志村建世のブログ]
昨日、「エムズの片割れ」さんと誘い合わせて、ポレポレ東中野へ、長編ドキュメンタリー映画の「ひめゆり」を見に行きました。見ごたえのある2時間10分でした。 これは「ひめゆり学徒隊」の運命を、生存...... [続きを読む]
見に行こうと思っていて忘れてました(汗)
思い出させてくださり有難うございました!
今日のお昼は東京から慰霊の祈りをさせて頂きました。
投稿: チュプカ | 2007.06.23 13:03
チュプカさん>
こんにちは。
きのう、ビギンなど大勢のアーティストが参加した
『うたの日カーニバル』が行われました。
毎年、慰霊の日の翌日あたりに開催していて、
「歌えることになった喜び」をいっしょに歌うことで表現しています。
戦争での苦しい時代も歌で支え合い、
戦後、平和な世の中が訪れ、歌が歌えることになったよろこびを。
でも「まだ62年前のことなのに、無かったことにしてしまおうなんてことが起きています」
だから語り継いでゆきましょうというようなコメントを
THE BOOMの宮沢さんがされていたのが印象に残っています。
投稿: KUWA | 2007.06.25 11:02