66年ぶりに復活。そして初公開された舞いの儀式
66年ぶりに復活した「じのーん大綱」(宜野湾区)。
とはいっても、本来の宜野湾区は普天間基地の中。
この「じのーん大綱」を復活させるにあたって
その報告と祈願を、普天間基地内にある
聖地・じのーんウブガー(産川)に、
区の代表の方々がお参りしたとのこと。その様子を伺うと
現在は、基地の中でその水源も枯れてしまっている様子。
「基地が返還されたら、ウブガーや綱拝みをやった馬場を
整備して、いつかそこで「じのーん大綱」ができたら」
と宜野湾区郷友会のかた。
本当の復興は、まだまだ訪れていないのかもしれない。
そして今回、地元の男性もまだみたことがないという
特別な演目が披露されていたのも注目だった。
宜野湾区では、本来は男性禁制といわれている
「サングヮチャーの儀式」を、今回一般公開。
非公開の舞いをこの機会に是非みてみたいと、
地元の中から強い要望があり、この度、実現したのだとか。
「昔は、海の無い宜野湾区では、ムラヤーで行われて
いたことでしょう。今もその時期には女性たちによって
厳かに行われていますよ」
かつての故郷だった場所はまだフェンスの向こう側。
その隣の敷地で、すべては再現となった。
http://ryuqspecial.ti-da.net/e1679514.html
(『66年ぶりに復活!じのーん大綱』特集はこちら)
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