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2007.08.05

愛楽園に源為朝の森。そして虹の柱立つ

070804a
きのう、愛楽園で再び取材。
取材会場に展示していた1枚の写真パネルに足が止まった。
前回、愛楽園から見た風景の中で、とっても気になっていた
岩山だった。とても印象的ですよね?(【写真1】)

とっさに、入所者のおじいさんにこの岩山の事を訪ねると
「タメトモのムイ」と答えが返ってきた。
なんと、「源為朝の森(杜)」とのこと。
気にはなるがこれから取材でこの日はそこまでは行けない。

ところが帰る途中、屋我地の浜でキャンプをしている
人たちのところにおじゃました際、
「源為朝の森」をまた別の角度から眺めることができた。
(【写真2】)

そして何も訊ねてはいないのに、
“あの岩山が、ここのポイントだそうですよ”と、
キャンプ中のひとりのニーニーが一言。
070804c
古宇利島、屋我地島、今帰仁は源為朝伝説が残る場所。
昨年、古宇利の海神祭に訪れた際、島の神人さんと出会い
九州〜沖縄伝来の源為朝伝説のお話を伺ったことがある。

彼女は熊本の阿蘇のほうまで呼ばれて山の奥に辿り着き
そこに古びた神社があったとか。その扉を開けると
源為朝が祀られていたらしく、為朝の足跡を確認する
ことになったのだという。その時の写真が【写真3】。

仕事仲間はたまたま昨日、為朝の掛け軸のある場所にも
偶然辿り着いたようだ。(その直後に愛楽園の取材で合流)

さて、為朝といえば、今帰仁。夏祭りの真っ最中だった。
辿り着いたら、カメラに収まり切らないほどの大きな虹
がくっきりと現れ、きれいに弧を描いた。

祭りでは打ち上げ花火が上がったけど、
火薬のアートの花火も、本物の自然の美しさにはかなわない。

虹は、ステージの背景から伸びていたので、
多くの人がその大きな現象に感動した。(【写真4】)

いつでも“現象”は誰隔てなく、案外身近に
起きていたりするのでキャッチしてみよう!
その「虹」(現象)は(心で)つかめるものだから。
070804b
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コメント

こんばんは、初めて書き込みします。
今日の記事を読んでびっくりしました。
源為朝の岩山は、私の祖母のご先祖様のお墓がある
所です。祖母が元気だった頃は、しーみーなどの時に行って
ました。(私はまだ2度程しか行ってませんが、急な道?を登って行ったのを憶えています。)その祖母の3回忌がもうすぐです。
何か、私にメッセージがあったのかもしれませんね。

風さん>
こんばんは。はじめまして。

すべてに無意味なものは無いといいますから、
風さんにとっては、ちょうどそのタイミングだったのか
もしれませんね。

うちのおじいちゃん佐敷出身で昔
佐敷で為朝の家系図みたそうです

するとうちの先祖とわかったそうです

本当なのかな

その家系図をみたいんですが

今はどこにありますか

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