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2007.12.06

シマを削る

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みんながよく知っている場所で美ら海水族館などにも
よく使われている琉球石灰岩にクローズアップした写真
の撮影依頼があり、先日、各地の現場へと向かった。

ところでやはり、その資源にも限りがあるという。
あと何十年もしないうちに、採石も底を尽きるのだと。
尽きる頃には島は残っているのだろうか。

お昼は、本部のカルストの山々の景観を眺めながら
手打ちの沖縄そば屋でひと休み。
昔からの琉球の姿(山)が残っている。絶景かな。
「今年3月に、国の保護地域に指定されました。」
と、お店のかた。
「実は、採石が本部カルストのほうにまで
手がのびようとしていたんです。そういう背景が
あって、この度、保護される事になりました。」
とのこと。
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帰り道は、本部の山のほうから戻ることに。
途中、「自然石庭園」という看板にひかれ、
寄り道。

そこは、もう何十年も前からある場所なのに
はじめて伺うことに。
入り口には、大きな布袋様がどっしりと構えている。
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「おじゃましますね」とご挨拶し、
入り口から丘を登りきった所にようやく人影。
ここは本部カルストの絶景を自然そのままに活かした御庭。
あらためて、その景観の見事さに感想をお伝えすると、
「この岩は、琉球石灰岩なんですよ」
こんな山のほうにまで琉球石灰岩。
「本当にサンゴの島なのだ」ということ。

そして、それを使いすぎたらどうなるのか?

マヤ・インカの文明は、
漆喰(石灰岩)を使いすぎて森を失い、
のちに雨も降らなくなり、
命をつなぐ“水”が途絶え、
結末に、文明都市を失った。

歌手として復活した島さちこさん(伊是名島出身)が、
「私たちは、サンゴの島の上に生きているのよ」という
メッセージソングを発表するとお話を伺ったばかりだった。
島さんが伝えたかった事の本当の意味が、ようやく繋がった。

島とは、
 島は誰、
  誰のもの、
   誰の所有物でもなく、
    預かりもの。
琉球は神の島々。

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