暦と鼓動
今日は、旧暦に行われる沖縄の伝統行事のことを
記事にするため原稿を書きはじめると、
つらつらと言葉が降りてきた。
「暦は、地球のリズムに合ったものに直すことで、
本来の感覚を呼び戻せる」と、そんなコトノハ。
そもそも、なぜ日本はグレゴリオ歴(西暦)にしてしまった
のだろうか?
明治5年にグレゴリオ歴を公布した大きな理由のひとつに
閏月がある年は13ヶ月なので、新暦(西暦)にすることで
官吏の給料を年12回の支出に抑えることができるという
そんな都合によって、カレンダーが変わってしまった。
カレンダーが新暦に変化してしまうことで、
人は、地球の鼓動が聞こえにくくなってしまったのかも。
陸地の農作物は、旧暦のリズムで成長し、
海の魚たちだって、旧暦のリズムに沿って生き、
月も、旧暦のリズムで姿を現す。
地球の鼓動がわからなくなってしまうとどうなると思う?
だから、自然との調和が取れなくなってきているのだろうか。
ちょうどこの日、旧暦の15日で、満月。
そんなタイミングで心の中に響いた言葉だった。
・本日の記事参照:
http://ryuq.ti-da.net/
(沖縄WEBマガジン『ryuQ』)
« 尊々加那志(とーとぅがなし) | トップページ | イッツ・ワンダフル!(ドゥルッティ・コラム) »
「ryuQ取材を通して」カテゴリの記事
- 世界的パワースポットのセドナから著名ヒーラー・クレッグ氏来沖(2010.10.30)
- 天描画家・大城清太インタビュー(2010.10.08)
- 比嘉〜屋慶名〜喜屋武〜大里の流れ(2010.08.28)
- 金城久美子さんの生き方(2010.08.13)
- 北山王の末裔、満名上殿内から郷土愛の地域おこし(2010.08.12)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント