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2008.03.28

「伝説のスピーチ」のセヴァン・スズキが西表島へ。

第一回目の「アースキャラバン」が4月5日に西表島で行われます。
西表に来島するグローバル・リーダー役は、
なんと、セヴァン・スズキ!

1992年、リオの地球環境サミットの会場で、
当時12歳の少女が訴えかけた「伝説のスピーチ」が、
今も語り継がれています。

西表島での講師は、
映画『地球交響曲』への出演でも知られ、
島の染織家である石垣昭子さん。

まずは、その伝説のスピーチをご覧ください。

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2008.03.27

卒業に贈るジョブズの言葉

「“好奇心”と“直感”に従って得てきたものが
 あとになって、貴重な価値のあるものになる。」

「あの時、ドロップアウト(退学)していなかったら、
 そのドロップイン(貴重な寄り道)はしていなかった。」

スタンフォード大学の卒業式でのスピーチに、
退学がいい経験だったと語るのは、
iPodや、CGアニメ映画トイストーリーなどを世界ヒットさせた
ニューエイジなカリスマ経営者、
スティーブ・ジョブズ氏。

彼の語りは続き、
「自分の運命、人生、カルマ、呼びかたは何でもいい、
 “とにかく自分を信じること”。
 あとに、点と点が、必ずつながってゆくのだから。」

「人と同じである必要はなく、自分自身のこと、
 己の心を信じることで、全ては、変わってゆくのです。」

「もし、今日が自分の人生最後の日だとしたら
 今日やることは、私が本当にやりたいことだろうか。
 だから自分に素直に、己の心の赴くままに生きてゆく事。」

この名スピーチは、IT起業家・尾関さんの日記にあったもの
でしたが、自分にも響くものがありました。
それを抜粋したものですが、全文のうち、
きっとそれぞれに響くものがあることでしょう。

「どうか、あなたの内なる声や直感をかき消されないように。
もっとも大事なのは、あなたの直感に従う勇気を持つ事。
そして、その内なる声・直感はどういう訳なのかを知る事。」

スピーチの後半には、ちょうど先日受講した写真講座でも
話を伺っていた『全地球カタログ』の話題に触れます。

そのニューエイジな名編集者の編集後記の言葉を引用し、

「Stay hungry, stay foolish.」
(ハングリーであれ、そして、馬鹿であれ)

名門校の卒業生たちへの贈る言葉は、
そして、ひとりひとりへのヒントになりそうです。

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2008.03.26

アイルランドと沖縄。音のメッセージ

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アイルランドと沖縄、
歴史的な背景から伝統文化を大切にしているところなど、
共通しているところが多い。

400年ほど前には、アイルランドの王様たちが排除され、
イングランド(英国)に支配された歴史がある。
400年ほど前といえば、琉球王国もまた、
薩摩軍に侵略され、ヤマトに支配されてきた。

アイルランドの国民的音楽家、ドーナル・ラニー氏は、
現在、沖縄を生活の拠点し、音楽活動を続けている。
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そこで直面し実感している“日常”“現実”“希望”を
音楽で表現したというCD作品が、
『ドリーミング・ジュゴン・オブ・辺野古』。

いくつもの軍用語に隠れている“キーワード”から
みえてくるもの、などなど、
興味深いインタビューになっています。

どうぞ、ご覧ください。
『ドーナル・ラニー特別インタビュー』
http://ryuqspecial.ti-da.net/e2039054.html

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2008.03.23

大粒の気持ち。県民大会へ

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「雨は大粒の気持ち。」

てぃーだ祭は雨のなか大盛況。社長さんのコメントで
「雨だからこそ!」という言葉が印象的だった。
雨という天気でさえも、好転に転換できる場合がある。

確かにそう。今日はそのあと、
野外で開催予定だった用事が大雨で延期となり、
そう、“雨のおかげ”で県民大会に行くことができた。

前日に、県民大会の事、ドーナル・ラニー氏の新譜の事など
もろもろあったので、新譜のプロデューサー役でもある
ソウル・フラワーのHさんに連絡。
「そしたら、その前に集合しようか」との事で、
新譜『DREAMING DUGONS OF HENOKO』関連インタビュー
を急きょ決行! 超多忙なドーナルさんとお話が出来た。
そしてそのまま、県民大会会場までご同行させて頂く事に。

「イラクから帰還する精神的に参った兵士を
アメリカ本国にそのまま返す訳にはいかないから、
沖縄に“ホリデイ”させている」のだという。
そんな要因もあり、なぜ徹底した教育できないのかが、
そういうところからも伺える。そもそも教育に矛盾がある。

この大会に、県知事が不参加なのは雨のせいではないけど、
会場に集った皆さんの気持ちが大粒の雨になって
この地に降り注いだ。

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2008.03.21

すべて“琉球”なんですね

南島詩人とryuQのコラボ『シマとの対話』でお馴染み、
平田大一さんの生き様が、TVドラマになります。(琉球放送)

主人公は、琉球王の生まれ島、伊是名出身の歌手・伊禮俊一君。
先日ryuQに掲載した写真が、脚本家の目に止まり、
「主人公はこの若者だ!」とビビビときたそうで、
彼に白羽の矢が。

その1枚の写真がご縁となり、
ドラマのスチール撮影をご協力させて頂くことに。

ですので、その撮影前に伊是名島のグスク山に登り、
ご挨拶してきました。

ちょうど、脚本家のかたからも、
「スタッフで行ける人は撮影前にグスクにお参りしてきて!」
って。でも、みんな本番前で大忙し。
ですので、みんなの分もまとめてご挨拶です。

そして今日、記念すべき撮影初日を迎えました。

午後は国際通りの那覇てんぷす館の前で撮影があったのですが
そのすぐ近くに1台のベロタクシーが停車していて、
よくみると、『うふだき荘』とオリジナルペイントが。

これが噂の4月1日より小浜島で運転されるベロタクシー。
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小浜島のうふだき荘とは、平田大一さんちの民宿ですから、
てっきり「撮影初日に応援に来ていたのかな???」って思い、
ドライバーに声を掛けてみたら、ナント、
ただ偶然そこに居合わせたのだそうです。
そんな偶然ってアリ?もう必然でしょう。
「あなたが運転しているこの『うふだき荘』ベロタクシーの
そのうふだき荘の主のドラマを、今、撮影しているんですヨ」

ドライバーも「え?そうなんですか!」
あとで、うふだき荘のスタッフに電話したら「ええ?!」
現場に来られた平田さんの事務所の方も「あら!」

いいスタートとなりましたよ。4月より公開予定です。

キャストには、大物民謡歌手もいたり、
主題歌『ダイナミック琉球』も注目の曲です。
ryuQでもまた4月からシリーズ連載予定!

キーワードをみてみましょう。
琉球放送、琉球王、ダイナミック琉球、ryuQ。

そう、すべて“琉球”なんですね。

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2008.03.19

沖縄インターネット白書2008

080319
本日、いよいよ解禁(発売)となった
新雑誌『沖縄インターネット白書2008』。
(沖縄国際大学産業情報学部・産業総合研究所協力)

その発売記念フォーラムが沖縄国際大学で開催され、
フォーラムでは、パネリスト・ぐるなびのM氏が面白い。

「食と精神とITの両立を果たす為に色々営業中」という
プロフィールから、ちょっと個性的ではないか。

「一般的には、統計に沿って商品開発の参考にするものだが
必ずしもこびる必要はない。
“こちらから発信したいもの”を積極的に出してゆくべき」
 というような発言にも、共感できる説得力があった。

最後に、これから新しく注目するものとは?と質問され、
「“電力”と“水”です。」とM氏。
「つまり、これからは電気が無料になるんじゃないかと。」
 との発言に会場はどよめくどころか、
 あまりにも意外過ぎて静まり返った。

その先は企業秘密との事。
フォーラム後の懇親会では直接お話する機会が巡ってきた。
「つまり、『フリーエネルギー』の事ですか?」と質問。

「いや、“その事”ではない。」とキッパリ。面白い。

そんなキーパーソンが何人も載っているなか、
なぜか自分もその本の座談会で発言し掲載されていることが
実はこの雑誌の最大の謎なのかもしれない。

(※本日より、県内書店のほかコンビニでも発売中です)

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2008.03.16

近況報告・3月号(てんこもり)

◎もうすぐ2周年を迎えようとしています!
日刊沖縄WEBマガジン『ryuQ』では日々メッセージを紡ぎ、
琉球は竜宮。竜宮は地球」沖縄から発信中!
http://ryuq.ti-da.net/
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◎県公式の観光ポータルサイト『真南風プラス』にご縁頂き
最新特集『琉歌を巡る旅』の編集から制作まで担当。
言葉はことだま」昔ことばの大切さ。
http://www.ocvb.or.jp/card/ja/0600004112.html
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◎沖縄情報サイト『RIK』担当の頃に取材を受けた新雑誌
『沖縄インターネット白書2008』が来週発刊予定!
なぜ、自分がここに発言するのか」そこが一番の謎。
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長崎歴史文化博物館で『五島の教会群』が開催中です。
今はなき江袋教会の写真を、奇跡的に焼失する3カ月前に
撮って残していました。
失われた尊きもの」というタイトルにて出展中です。
ぜひ、長崎へ。 (博物館は長崎の諏訪神社の近く)
http://www.nmhc.jp/information/info/index.html#2
080316d

◎アイルランドの国民的音楽家ドーナル・ラニーさんの
新譜がもうすぐ発売されます。CDのジャケットに、
辺野古で撮影した写真をモチーフにして頂きました。
全世界に辺野古のメッセージ」を届けます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ドーナル・ラニー

◎そのほか、23日から開催の『沖展』にも
写真部門で入選出展予定です。
写真で伝えたいもの」を表現しています。

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2008.03.13

現代版・時之大屋子

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刻々と日々の暦は、地球の鼓動。

先日ある場で、「地球に耳をあてた事がある?」
というお話があり、「地球の呼吸が聞こえるのよ」
と伺ったばかり。
その暦(鼓動)が、ずっと気になっているのはなぜ?
http://sansin.air-nifty.com/simauta/2008/02/post_7ca9.html

時之大屋子という、時を司った存在にとても反応したり、
http://sansin.air-nifty.com/simauta/2007/12/post_9127.html

昨年の暮れ、辺戸の御水取り行事の際、その名を聞き、
翌日には伊是名島へ地域おこし事業で通う事になってゆく。
http://sansin.air-nifty.com/simauta/2007/12/post_0b31.html

「なぜ、島に渡り、
 そしてその意味を、
 あなたは知らなくてはならない。」
  と、昨晩Sさんたちと楽しく食事中に突然
  スイッチが入り言葉が降りて、その訳を知ることに。

伊是名と伊平屋の根本には、
人類創世の頃からの元々の種があるのだと。
(そして何で自分がそれ(時)に関係するのかって?)

「山に登りなさい」

あぁ、グスク山のことかな。
まず、島に渡ったらここと感じる場所だから。
http://sansin.air-nifty.com/simauta/2008/02/post_fa62.html

もうすぐ、春分の日を迎えようとしている。
ちょうどその時期に、そして僕は島に渡る。

●information:
伊是名島の島おこし劇「尚円王 〜松金がゆく」関連記事:
http://ryuqspecial.ti-da.net/e2018007.html
http://ryuqspecial.ti-da.net/e2018727.html

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2008.03.09

「ありがとう」そして新しい時代に向けて

3月9日は、サンキューの日。そして新月の次の日。
月のサイクルがまた新しくはじまる第1日目。

新しい太陽、新しい時代の幕開けといえば、
ちまたで取り上げられるマヤ暦の2012年のこと。
さて、本当のところはどうなのでしょう。

マヤ族の第13代最高神官・アレハンドロ氏がついに来日。
東京公演に続いて、沖縄の地でも講演会が開かれました。

80歳で高齢ということもあり、日本に来られるのは、
おそらく今回が最初で最後になるのではないかといわれる
貴重な機会でした。

やっぱり関心の多くは、2012年のことでしたが、
それについて、直接最高神官が答えるわけです。

衝撃だったのは、
「2012年問題が正しく伝えられていない」と。

マヤ族、二十数部族の総代表ですから、
その発言には、ひとつひとつが大注目でした。

最後に、マイクを使わずにこう語りかけました。
「私は、“希望”を持ってここへやって来ましたが、
また、あなたたち自身も“希望”なのですよ。
その大きな愛をひとつに束ねてゆきましょう」
(感謝)

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2008.03.08

さんば仙人

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3月8日は、さんばの日(三板の日)ということで、
三板協会会長の杉本信夫先生宅まで取材に伺った。

音楽家としての杉本先生は、
この40年間に琉球諸島へのフィールドワークを重ね、
各集落の童歌などを聞き取りし、その記録を辿りながら、
日々譜面に起こし、後世に残そうとされている。

40年間というものがどれくらいの積み重ねになるのか
というと曲数にして、700曲(!)を超える。

しかし、先生は言う。
「譜面に残るだけではだめだ。これを皆さんに聴いて
もらってこそ、継いでゆけるもの」とのことで、
ピアノ譜を元に演奏して皆さんに定期的に聴いてもらえる
ような場所はないだろうか、というお話を受けた。

先生宅から車で15分の場所に珈琲三昧ぽえむがあった。
三板の日の取材を終わらせると、そのまま取材班は
先生をお連れすることに。
ぽえむのピアニストの光史さんと先生は共通の関係もあり、
このままいいお話で進みそうな雰囲気で、
これから確かな繋がりになりそうだ。

ピアノ曲の譜面には、もちろんピアノで旋律が再生・記録
されており、歌詞はまた別。
(歌(詩)は、今も地域の中に残されているのだろうか)

その帰りに、もの凄いタイミングで、一本の電話が。
「琉歌の歌碑に関する記事をまとめてほしい」と、
県からの依頼を受ける。
「RIKで歌碑巡りをしていた編集の方を探していました」
とのこと。

昔からの旋律。(杉本先生の採譜)
昔からの島言葉による琉歌。(歌碑などに残る琉歌)

音と言葉、その両方を同時に結んだ日。結いの日々。

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2008.03.05

目からウロコだった「三線の日」

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3月4日『三線(さんしん)の日』が制定される以前から、
地元読谷では三線の始祖である赤犬子へと、
感謝の奉納芸能を捧げて続けてきたという。

それも3月4日ではなく旧暦9月に執り行っていたとの事。
それはなぜか?

三線の始祖・赤犬子が祀られている赤犬子宮にゆくと
気づく人もいると思うのだけど、
お宮には稲穂などが描かれている。

そして踊り手をよくみると稲粟を手に舞っている。

かつて赤犬子は、大国より麦粟などをもたらしたという。

三線の始祖は昇天(旧9月)の後、この地域の守り神になり、
実は、五穀豊穣を願い叶える神でもあるのだと。

そして世果報、アーマン世へと導き、
村(邦)の安寧を見守っている赤犬子に感謝を捧げる、
さんしんの日のもうひとつの光景。

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2008.03.01

もうすぐ、お届けします。

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1月に何気なく観ていたTV(長崎・五島の教会群特集)で、
上五島の江袋教会が焼失してしまっていた事に衝撃だった。

その火事が起こるちょうど3カ月前、島旅で立ち寄り、
美しい海が見える峠の江袋教会を撮って残していた。

教会のステンドグラスからこもれてくる光が美しく輝き、
その日、一番多くシャッターを切った場所だった。

いつの日か、江袋教会を撮していた写真を、
長崎・五島のみなさんにお見せしてお返したい。
そう思っていた。
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そしてつい先日、心の中で響いてくる「知らせ」があり、
その「知らせ」をたどると、長崎・五島一帯の教会の写真を
募集していることを知る。その締切のちょうど1週間前だった。
(プリント仕上げまで1週間かかるので、本当に締切直前の事)

失われた尊いものの写真の記憶、写真の記録。

人々の祈りの風景が写真に残っていた。

もうすぐお届けにあがります。

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