目からウロコだった「三線の日」
3月4日『三線(さんしん)の日』が制定される以前から、
地元読谷では三線の始祖である赤犬子へと、
感謝の奉納芸能を捧げて続けてきたという。
それも3月4日ではなく旧暦9月に執り行っていたとの事。
それはなぜか?
三線の始祖・赤犬子が祀られている赤犬子宮にゆくと
気づく人もいると思うのだけど、
お宮には稲穂などが描かれている。
そして踊り手をよくみると稲粟を手に舞っている。
かつて赤犬子は、大国より麦粟などをもたらしたという。
三線の始祖は昇天(旧9月)の後、この地域の守り神になり、
実は、五穀豊穣を願い叶える神でもあるのだと。
そして世果報、アーマン世へと導き、
村(邦)の安寧を見守っている赤犬子に感謝を捧げる、
さんしんの日のもうひとつの光景。
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