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2008.08.31

沖縄初!チベット人が日本語で語るチベットの真実

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新聞など県内マスコミ報道で既にご存知かと思いますが、
本日午後2時より、豊見城市中央公民館中ホール(2階)にて
『生きた人類遺産のチベットを正しく知ろう!』
という催しがあります。

ドキュメンタリー映画『慈悲を生きる』(日本語字幕)
(原題: Compassion in Exile/上映時間: 約60分)

そして注目は、このドキュメンタリー映画の上映のあと、
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のラクパ・ツォコ氏の
公演が、約40分間の予定で開催されます。

沖縄初!チベット人が日本語で語るチベットの文化・歴史と
その現状をお伝え頂くことになりますので、
これは貴重な機会になる事と思います。
(質疑応答の時間もあります)

日 時:8月31日(日) 午後2時から4時30分頃まで
場 所:豊見城市中央公民館中ホール(2階)
   〒901-0212 豊見城市字平良467番地の1
   TEL:098-850-3280 FAX: 098-850-2374
入場料:一般:1,500円 学割:1,000円
   (中学生以下は無料)


※ご参考まで:インターネットで得れる情報網:

1. ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のホームページ:
 ラクパ・ツォコ氏あいさつ
http://www.tibethouse.jp/home.html
http://www.tibethouse.jp/japan_office/representative.html

2. ダライ・ラマ法王日本代表部事務所の出版物
 「ダライ・ラマが説く思いやりの心」
  +「ダライ・ラマ 平和のメッセージ」各800円
http://www.tibethouse.jp/japan_office/books.html

3. 豊見城市中央公民館の案内:
http://www.city.tomigusuku.okinawa.jp/index.php?oid=106&dtype=1010&pid=2

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2008.08.26

自動書記・エイサー始祖の仏教僧と尚寧王

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旧盆も終わり、各地のエイサーイベントもそろそろ
クライマックスに近づきつつありますね。

ところで、エイサーの時期を盆中(旧盆)に期間限定したのは
誰だと思いますか?

そんなのは伝統的に昔から決まっていると思いますよね?
ところがそれを決めたのは、実は、薩摩(島津)なんですよ。

薩摩が琉球に侵攻してきて400年になろうとしている今、
前回の記事『エイサー起源』に引き続き、続編を書く事に
なりそうです。
(きのうから筆が止まりません。まるで自動書記)

エイサーがはじまった頃の琉球というのは、激動の時代
(薩摩が攻め入ろう)に突入しようとしていた頃でした。
その時代の王だった尚寧(しょうねい)が眠る王陵に
訪ねたことがきっかけでした。つい2日前の出来事です。

そこで、今週の金曜日の掲載予定を、
急きょエイサー特集続編に変更しました。(8/29掲載!)
http://ryuqspecial.ti-da.net/e2269301.html
(エイサーの始祖・袋中上人とその時代の琉球)

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2008.08.23

その“時”、東儀秀樹インタビュー。

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昨年11月17日に、世界遺産・勝連城跡で行われた、
現代版組踊「肝高の阿麻和利」with東儀秀樹の
あの感動的な公演から早9カ月。
待望の再演が、いよいよ今日、明日と行われることに。

あの時!東儀秀樹さんに取材でお話を伺わせて頂いており、
実はその取材テープが机の中に眠っていました。

今、その時のメッセージを再生してみると、
東儀秀樹さんの言葉は、その当時に限定したものでは終わっ
ておらず、そこでここに再び甦らせてみようと思いました。
お蔵出しの東儀秀樹インタビューをどうぞご覧ください。
http://ryuqspecial.ti-da.net/e2259816.html

そしてここからは余談ですが、裏話になります。
「最後に、読者のみなさんへメッセージをお願いします。」
というインタビュー質問の後にも実は続きがありました…

「こちらからも、どうしても東儀さんにお伝えしたい
伝言を預かってきています

 と、短いメッセージをお伝えさせて頂いたのです。
  それは、龍の話でした。

龍の話は、東儀秀樹さんの著書にも書かれていますが、
ある人がその朝に龍から受け取ったメッセージを、
なぜか僕が伝言する事になったのです。
しかしどのようなタイミングで、龍からの伝言を伝えたら
いいのでしょう…。まさに神のみぞ知る、でした。
そして、ちゃんとなるようになっていました

実は、この11月17日という日が、
もうひとつ重要な“時”を迎える日でもありました。

生まれて初めて、神人さんからある節目の“時”を訊ねられ、
それに答えた日取りが、ちょうど昨年の“11月17日”。
(その内容が、龍の伝言の内容とも一致していました…)

北は北海道、南は沖縄の神人さんたちが祈りを捧げる日として
11月17日の満潮に向けた日取りを割り出し(感取)ました。

琉球王朝時代でいう時之大屋子という役の様なものなのか。
いや、本人はいたって普通の人ですが、
その“普通”といわれる基準を、よりリミットを外して
もっとオープンになるべき時なのかな、と思ったり。

長い歴史の中で、自分たち自身で、いろいろと封印し過ぎて
きてはいないだろうか?精神はもっと“自由”なはずなのに。

そして地球に生きる者(人類)、地球と孤立してはいけないのに
地球と感度(波長)を合わせるべき時に、
僕らは何を選択するのか?
今はそういう“時”の様だと、みんなも何かを感じているはず。

そう、そしてその先に“希望”があることを信じて。

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2008.08.18

十七夜・エイサー天国への招待状

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きのうはエイサー天国。という催しがありました。
きのうに限らずこの3日間がエイサー天国ともいえるかも。
いや、4日目もあれば、5日目もある地域もあるんですね。
イベントとしてではなくて、村行事の4日・5日目として
旧7月16日や17日の旧盆行事がある地域もあるので
それを拝見するため、うるま市へ。

その途中、スーパーで水分補給のため買い物した際、
見知らぬおじさんに、なんとエイサー天国への地図を頂き
ました。このタイミング、まるで招待状ですよネ。
(しかも天国への地図つき…)

でも、まずは旧7月17日行事がある島のほうを目指して
海中道路へ。途中、海中道路あやはし館で一時停車。
そこでは、休憩というより一時停車でした。
(誰か(?)を乗車させたのかもしれません)

あとで知ったことですが、エイサーが大好きだったWさん
が散骨された場所だったという話を聞きました。
一緒に、エイサー巡礼をしたのかもしれませんね。

島では、毎年公民館前でしか観たことがありませんでしたが
今年は神屋からの奉納エイサーを拝見することができました。

そして、いよいよエイサー天国会場へ。
大遅刻にもかかわらず、真正面の客席が空いていました。
まるで招待席のようでした。(それも2席ぶん程)

今日掲載したryuQの記事には、昨晩の写真を載せた
のですが、オーブがいっぱい映っています。
(もしかしたら、Wさんもそのなかにいたのかも)

080818e記事では、
「旧盆の道じゅねーは、イベントエイサーとは違い、あの世の人たちをグソー(冥界)に送り出すためのもの。エイサーに夢中になりすぎて追いかけているうちに、グソーの入口あたりで迷子になることもあるから注意」
と嘉手川 学さんのコメントにあるとおりですが…。

その記事写真の青年会は、シーズン終わりの最終地が、偶然にも、海中道路あやはし館での演舞になるとのこと。

天国のWさんへ。
そこでちゃんと下車して、グソーへ昇天してくださいね。

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2008.08.16

Shing02「歪曲巡礼・沖縄」インタビュー

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世界的なMC『Shing02』が来沖した。
「歪曲巡礼ということで、
 沖縄の土地と人々と神々に巡礼をして、
 リスペクトを示して参りました。」
  それは、ほんの数週間前の出来事だった。

やんばるの大自然のなかで言葉を紡いだShing02。
オープニングの『Luv(sic) part1』のあと、
『栞』では森の虫がShing02の指にとまった。

「森の精霊たちにこの歌を捧げます」と伴奏なしで『旋風』。
新旧の作品を交えながら『歪曲巡礼・沖縄』のクライマックス
は東村の森深くに木霊した。

全編ラブソングといわれるアルバム『歪曲』が
単純な愛ではないのに、
五感を超えてそれを感じることができる瞬間がある。

▼Shing02「歪曲巡礼・沖縄」単独インタビュー【前編】
 http://ryuqspecial.ti-da.net/e2252336.html
▼メッセンジャー・Shing02インタビュー【後編】
 http://ryuqspecial.ti-da.net/e2253456.html

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2008.08.14

エイサーの神髄

“暦は、旧暦で開き、新暦で結ぶ”という話を聞いた。
そして今年の八月は、旧暦の七月とぴったり一致。
旧暦の七夕をはじめ、旧盆も、暦が重なるこの年に、
旧盆エイサーの本当の姿を書き留めておきたいと思った。
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なにより、現代のエイサーは、旧盆の行事に留まらず、
結婚式の余興から園児のお遊戯まで、相当拡がりをみせる。
だからこそ、今ここで本来のエイサーとは何だったのかを、
もういちど見つめ直してみることができたらと。

例えば、エイサーのメッカといえばコザという強いイメージ
があるかもしれないが、実は発祥地は那覇であるという事。

エイサーは地元沖縄の人が始めたものだという印象
があるが、実際は東北出身のお坊さんが始祖であったり。
(17世紀に浄土宗の高僧が来琉し、念仏踊りを広めた)

17世紀にお坊さんが? なぜ仏教が琉球に?
と思われるかもしれない。ところが、
それよりもさらに400年前の13世紀には、
すでに琉球に仏教が伝来していたという。

しかし、琉球には檀家制度もなければ、
そもそも、伝統的な信仰が根付いているというのに、
なぜ、仏教が?

まずはその序章を、沖縄県の公式観光サイト
書かせて頂いたが、

またその続きとして、エイサーの起源の話のほうを
さらに掘り下げ、本日『ryuQ』に公開となった。
http://ryuqspecial.ti-da.net/e2251010.html
(永久保存版『エイサー起源』本日掲載!)

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2008.08.11

宙のしるし

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宙を見上げることって、ありますか?

今日午後、那覇市上空に現れた虹のわ。
きれいですよね。

最近、宙が気になるんですよ。
明日深夜には、ペルセウス座流星群が見られるそうですし。
それにこの前の土曜日も、またその前の週末も、行く先々で
不思議な空模様が現れるものですから。その見た事も無い空を
ネットで調べてもよくわからなかったので(現象名など不明)、
ちょうど今朝、本屋に『空の名前』『宙の名前』という
2冊の書籍を注文してみました。

そして、午後にはこういう空模様が現れましたよ。
みなさんの街では観ることができましたか?

毎週水曜日に更新している『島との対話』(ryuQ)では、
南島詩人・平田大一氏のエッセイに、毎週末撮り下ろしの
写真でセッションしています。実は、詩が届く前に、
タイミングで巡ってきたシャッターチャンスを撮り、
それを毎週公開しているんです。

(事前に内容を合致させている訳では無いのに
 詩と、写真がなぜか、ぴったり合うんですよね)

今週末は撮れなかったので、作品数ゼロだったのですが、
締切直前にこのようにタイミングがやってきます。

宙のしるし。
それはサイン。

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2008.08.06

琉球と五島に「宝舟」を渡す

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琉球と五島の御縁をつなげたい。願えば、叶うもので、
琉球の尚家のかたと五島で出会ったのは約1年半前。
それも第35代 五島家当主だった。尚家のかたが五島家に!

その翌年、やんばる出身で五島在住の新垣優子さんと出会う。
彼女は、第34代当主のもとへ尚家から嫁いだ最後のお姫様と
いわれた方と、五島邸でお会いしたことがあるという。

しかし嫁いだ先の五島家第34代当主(盛輝氏)は、
原爆で被爆してしまい、五島には戻って来られたものの、
妻や家族の看病の甲斐なく、若くして亡くなられた。

ここにも、原爆の被害者が……。

当主亡き後、戦後60年間たったひとりで五島家を守って
きた彼女も90歳を越え、そして寝たきりになっていた。
そこに、故郷沖縄の歌を謡う人と出会った。

しばらく帰っていない故郷の歌を、一緒に歌ったり。
人見知りだったその方も次第に心が解け合っていった。

「そのかたの誕生日の日には、紅型を着て伺うと
寝たきりだった彼女も口紅をつけて、
そして一緒に故郷の歌を謡ったりしましたね。
故郷の歌の力は凄いと思う。」
と、当時のエピソードをそう語った優子さん。

琉球王家出身のその方や、新垣優子さんは五島へ。
そして、五島出身の僕は、琉球の地にいる。
少しでも何かの架け橋役になれば、と。

今朝の夢は、中世の時代に五島と琉球の架け橋役
を担っていた頃に遡る。
夢の中で僕は、琉球に「宝刀」を運んでいた。

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2008.08.05

朝崎郁恵のうた、母なる大地の声

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朝崎郁恵さんのうたは、多くの人々の心に響く。

奄美にルーツがある訳でもなければ、
島口の歌詞なのだから難解なはずなのに、
多くの人たちが、“なつかしい”とか、
“初めて聴いたのに涙が出てきた”と感じられるという。

それは、一体なぜなのだろう。

きっと、もっと深い“ルーツ”(根の部分)に響くもの
があるかのよう。“母なる大地のうた”なのだと思う。

奄美シマウタには千年前から謡われている歌があるといい、
またそれだけではなく、彼女が歌うなら、どんな歌でも
「懐かしゃ」の響きになる。

8月6日発売の新譜『フィーチャリング・ベスト』
収録された『赤とんぼ』(未発表曲)や、
3rd『おぼくり』に収録されていた『竹田の子守唄』など、
邦楽の名曲や童歌を謡うと、それが顕著になってくる。

それは、72歳のベテランの声だからというような
単純な話でない。54年前に収録された映画のサントラ
に収録されていた若き日の歌声を聴けばよくわかる。
若干18歳にして、すでに今の歌声とそう変わらない事に
驚くだろう。

つまり、千年の伝統曲だからとか、ベテランの声だから
というような単純な理由とも違うし、
奄美にルーツもなければ、島口もわからないというのに
涙腺はゆるみ、心は開放されてゆくから不思議なのだ。

〜 マザー・アースの歌声を、聴いてみませんか 〜

080805cdjpg_2朝崎郁恵『フィーチャリング・ベスト』
フィーチャーしている参加アーティスト:
・UA(歌)
・宗次郎(オカリナ)
・上妻宏光(津軽三味線)
・ウォン・ウィンツァン(ピアノ)
・えま(胡弓)
・ゴンチチ(クラシックギター)
・SUGIZO(ギター)

(未発表曲含め全16曲入り)


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2008.08.02

南十字星へ。(自分を信じた分だけ満ちるの巻)

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きのう、8月1日は、旧暦の7月1日。
新月であり、しかも皆既月食。
子年のはじまりの年の、始まりの月が、8月1日。

ひさしぶりに友人のK城さんや島Jさんと会った。
「どう? 最近の“時”の流れは? 何か感じない?」
という会話があった。その時に何を言ったか覚えていない。

でも、今、感じるバイブスからは、
「時(星)というのはタイミングで、常に流れを持っているので
躊躇(ちゅうちょ)したり、遠慮しないで、
その時(今というタイミング)の波に乗る(波長にあわせる)事」

「星に願いを」っていうけれど、自分の内に輝く星がある
みたいなので、そこを共鳴させてみたらどうだろう。

080801b_2それは例えば、新月の新しい始まりの時(8月1日)に、自分の願い事を叶えて欲しいと願を掛ける前に、まず出来そうなことは、何かに頼らず自分で実現する自信を内に宿すこと。

すると不思議なもので、自信(自分を信じた)の分だけ、道幅が広くなってゆくことを体験(体感)できるタイミングがやってくる。それが“時”。

夜は、豊見城にできたプラネタリウムを観に行った。
沖縄の夜空から、アフリカのサバンナから眺める夜空へと
画面がトリップした。そこに南十字星。
「次は、本物の夜空を眺めてくださいね」とアナウンス。

まるでアフリカが呼んでいるかのような気がしていたのは、
南十字星と(自分の内にあるものが)共鳴したのだろうか。
旅先はいつも自分(の思いの方向)で決められる。

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