« 2009年6月 | トップページ | 2009年8月 »

2009.07.30

いよいよ明日、フォトエッセイ集を発売開始!

090730blog
10日前に「校了しました」とお知らせしましたが、
実際はその後もギリギリまで修正が加わり、ようやく2日前
に印刷所にデータを納めることができました。これで
なんとか発売予定に間に合わせることができそうです!
印刷所帰りに編集の新城さんとルートビアで乾杯しました。

そしていよいよ明日は、待ちに待った本の刷り上がりです!
本屋に届く前に、僕と平田さんとで手売り分としてほとんど
持ち帰る予定なので、書店に並ぶのは明後日以降から配本
されていくことになるかと思いますが、
手元にはありますので取り置き希望の方はご一報ください。

名編集者の新城和博さんと南島詩人・平田大一さんの
ここだけでしか読めない対談記事をryuQに掲載しました!

【前編】http://ryuqspecial.ti-da.net/e2542747.html
“「シマとの対話」とは?(新城)”
“宮沢賢治風かもしれないけど、大いなる宇宙と小さな宇宙
が共鳴している部分が自分の中にもあり、自分との対話
でもある(平田)”
“沖縄といえば母なる存在とも例えられますが、長老なの
ですね?(新城)”
“長老のような存在、畏敬の念ですよね(平田)”

【後編】http://ryuqspecial.ti-da.net/e2543475.html
“僕がこの本で結構印象に残っているのは、お爺さんの話で
「人は生まれてく時に自分に約束をして生まれてくるんだ」と
いう話が深い言葉だなと(新城)”
“島の長老の何気ない深い言葉を「シマ哲学」と呼んでいます
が、長老だけでなく、僕らもそういうアンテナを持っていな
ければと思うんです。アンテナがどこに向いてキャッチして
いるのかが重要だと思っています(平田)”

出版社のボーダーインクHPで予約購入も可能です。
090730blog3
※全国送料無料です!

人気ブログ

2009.07.24

日食。伊平屋島の「天の岩戸」にて開くのは自分の内側

090723blog
日食の3日前、まったく予定していなかったのに、
『伊勢神宮と神々の美術』展(東京国立博物館)へ立ち寄った。
中でも最も注目したのは『伊勢参詣曼陀羅』。
その上部に「天の岩戸」が描かれていた。
まるで、アマテラスに導かれたかのように、
その曼陀羅の現物を観ることになった。

伊平屋にも「天の岩戸」伝説のクマヤ洞窟がある。
そこで、近藤等則氏がその場のヴァイブレーションを受け
即興で演奏するという。古事記には、
岩戸に隠れたアマテラスを表に出すため、
八百万の神々は歌い踊ったと記されている。今回その聖地
で、音と共に日食を観る事にとても意味があると思った。
それに、26年後の皆既日食ではまったく別の軌道になって
しまうのだから。

東京からの帰りの飛行機では、窓から伊平屋島を観ること
が出来て、写真撮影もOKだったのが“サイン”だと確信。

伊平屋ではアマテラス縁の地名も読み取ることが出来た。
ある童神が「我、鬼や。アマテラス」と語った言葉とも
一致する。

伊平屋島の「天の岩戸」にて開くのは何か。

「“天の岩戸が開く”のは、
 外側の事ではなくて、
 自分の内側からできるんだ」
 ということに、気づくことができた一時となった。

http://ryuqspecial.ti-da.net/e2538352.html
(日食の写真をryuQ特集で公開中!)

人気ブログ

2009.07.20

校了しました!

初出版に向けて、仕上げもいよいよ最終局面。
ようやく校了となり、あとは刷り上がりを待つばかり!

今回は、デザインレイアウトまで直接担当させて頂きました。
理由は、やっぱり自分の写真は、自分自身でトリミング
(レイアウト)したかったんです。

写真の比率は、だいたい3対2とか4対3などですが、
今回の本の版型はCDよりも2回り大きめのやや横長の形。
いつも僕の場合、絶対トリミング(ノートリ)で撮影している
ので、そうなると写真の一部分をカットしなければなり
ませんでした。デザイナーにトリミング指定して出せばいい
のですが、やっぱり自分の手で直接カットしたいですよね。

そして、表紙などのデザイン費用がちょっと浮いた分、
紙を厚めにしたりする費用などに充ててもらい、
少しでも上等な本にしてもらうことになりました。

また、フォトエッセイ集なので、書体も昔ながらの活字を
使いたくて注文購入したのですが、そのフォントが特定の
レイアウトソフトでしか使えず、そのソフトにも初挑戦。
色んな見えない部分までチャレンジした一冊となりました。

発売までの間に、平田大一氏(著者)と新城和博氏(編集担当)
との対談記事も掲載予定です!(ryuQ特集にて)
090716blog1

本のご予約は、出版社のボーダーインクまで
(7月31日〜、てぃーだショップでも通販開始!)

人気ブログ

2009.07.16

本の発売日まであと2週間

090716blog2
本の発売日まであと2週間。
裏表紙の写真を何にするか、少し悩みました。
そこで、僕の中で最有力候補だった写真は、
小浜島の伝統祭祀・結願祭の光景を写したものでした。

小浜島は平田さんにとって縁のある島であり、
また、結願祭で“結び”とするつもりでした。

「僕が小浜島出身だからといって、裏表紙の写真を小浜島
にこだわる事はなくてもいいですよ。
終わって結びとせず、あたらしく芽生える。
そう、新芽のような写真はありませんか?」

そのような平田さんからの、自分の想像を超えた言葉
から、南島詩人・平田大一にとっては、
シマとは生まれ島を超え、もっと深いところにあるのだな
と、あらためて確認することができたエピソードでした。

そして、裏表紙に使った1枚がこの写真になります。

※本の予約は、ボーダーインクで受け付けします!
※7月31日〜、てぃーだショップでも通販開始します!

人気ブログ

2009.07.11

本を出します。

シマとの対話
いよいよ、本を出します。

7月31日(月)に、ボーダーインクから、
『シマとの対話 【琉球メッセージ】』(¥1500)が出版

南島詩人・平田大一さんとの共著で、フォトエッセイ集に
なります。そして、僕にとっては初出版です。

ところで、“シマ”とは何でしょう?
僕にとっての“シマ”とは、
キーワードが【琉球】。(連載中の媒体も【ryuQ】)
琉球は竜宮で、竜宮は地球。

「シマ」を「地球」に置き換えてみたらどうでしょう?

この本にコメントを寄せてくださったTHE BOOMの
宮沢和史さんの言葉の中で、
「“シマ”そして“地球”に生かされているのだから」
という一文ともぴったり一致します。

では、琉球でいうところのシマとは?
琉球諸島でいう「シマ」は集落や地域を指しますよね。
シマが人間集団の小宇宙だったり。

シマから地球を、そして小宇宙を感じられる一冊となり
ました!
どういうふうに仕上がっているかは、どうぞお楽しみに!

追伸;
今回、ブログをそのまま本にした訳でなく、紙媒体として
新しく生まれ変わります。あらためて活字となって読むと、
自分の中への入りかたがまったく違うのには正直驚きました。

やっぱり、活字(本)のチカラって、あると思います。

人気ブログ

2009.07.06

7月6日、ダライ・ラマ法王の誕生日

本日7月6日は、ダライ・ラマ法王の満74歳の誕生日。

先日開催されたダライ・ラマ法王誕生祝賀パーティーには、
実妹のジェツン・ペマ女史(チベタン・チルドレン・ビレッジ
元校長)も来日されたとのこと。
090706blog2
沖縄の地から、お祝い申し上げます。

きのうは前祝いなのか、綺麗な虹が掛かりました。それも
1日に3回も観ることになるなんて。初めての事でした。
虹

人気ブログ

2009.07.03

10分間の暗闇インタビュー

090703blog
沖縄最大級の洞窟・玉泉洞には一般の観光洞のほか、
この時期にしか開かれないもうひとつの洞窟が見学できる。

ヘルメットとヘッドランプを着用、水の中に胸まで浸かって
進まなければならないコースで、そもそも洞窟自体が
苦手だったはずなのに、不思議と怖い感じがまったくしない。
それどころか、観光洞では味わえない美しい世界があった。

途中、ガイドのかたが、「電灯の明かりを消してください」
と言う。真っ暗闇のなか、水が滴る音や水の流れる音のみが
聞こえてきた。

この暗闇の中で、この道一筋のプロのガイドのかたに
なぜ洞窟に惹かれるのかを伺ってみた。やはり先方も
暗闇の中でインタビューを受けるのは初経験らしい。
けれどこのほうが“本当の話”が聞けそうな気がしていた。

「地球のお腹にいる雰囲気を感じさせてもらって、
ちょっとしたエネルギーみたいなものが注入されるような
そんな感じがします」。

「元々、自然も人間も同じもの。
勝手に分けているだけで本当は同じ。
こういう場所に来ると、あらためて一体感を感じられる」。

「地球も宇宙の塵から生まれて今に至っているわけですよね。
だから元は同じ」。

「こういう話は、子供たちからは“当たり前じゃん!”って
いう反応がごく普通ですから、どちらかというと
そういう感覚を忘れかけた大人たちのほうに
この手の話を時々していますよ」と、ガイドのかた。

そこは、地下40メートルの世界。

地球の胎内で、感覚が研ぎ澄まされていく。


この、洞窟探検ツアー体験レポートはコチラ↓
http://ryuqspecial.ti-da.net/e2523858.html
(本日、ryuQに掲載!)


人気ブログ

« 2009年6月 | トップページ | 2009年8月 »

今日は何の日

ライセンス

写真詩集を出版しました。

2020年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ