旅しています。新しいミッションに挑戦しながら
こんどは、総務省のまちづくり関連事業で、
自分の故郷の五島列島の島々を取材中、7日目。
生まれ島の隣の島々から旅しています。
(主に上五島を中心に、故郷の島は今回残念ながら担当外)
その合間に、自分の取材担当区域ではない島にも渡って、
休暇なく島旅をしています。
なかでも、今回どうしても行きたかった島が、宇久島。
五島列島の五島家の始祖・平家盛(宇久家盛)が
壇ノ浦の戦いのあと、五島の宇久島に流れてきたという。
第8代・宇久覚がその後、福江島の岐宿に移住し、
城岳に築城したのでした。
宇久島に実際に行ってわかったこと、それは、
宇久家盛(平家盛)が死後、城カ岳に“城山様”という神様
として祀られていた。
その麓の湾に、神之浦湾。その湾内に、寺島がある。
8代覚も移住先の岐宿に故郷の宇久に近い地名を付けた。
城カ岳(宇久)→城岳(岐宿) (しろがだけ/しろだけ)
神之浦(宇久)→水之浦(岐宿)(かんのうら/みんのうら)
寺島(宇久)→寺小島(岐宿) (てらしま/てらこじま)
その麓というのが、まさに自分の故郷の集落のこと。
五島家始祖・宇久家盛が平家盛なのかは諸説があるが、
家紋がなぜか“丸に花菱”(瀬戸内からか?)の五島家。
うちも家紋が“丸に鬼菱”(瀬戸内方面にルーツが)。
そのほか、驚く再発見が多々あり、
役場、観光協会、教育委員会の皆様に大変感謝!
ルーツ探しの一旅人に、多くの資料をご提供頂き、
理事の皆様に島内ガイドまでありがとうございました。
さらに驚いたのは、その役場の方々と平田大一が
直接の知り合いで、お互いの島々を行き来している事!
(宇久島で平田大一講演が昨年行われている)
平田さんとの共著『シマとの対話【琉球メッセージ】』
のこともお話させて頂きました。
そこに、沖縄タイムスから連絡が。
「明日(8/26)の朝刊に、書籍『シマとの対話』の記事
が掲載されます」とのこと。
まったく、いつもなんというタイミングなのだろう。
(ご先祖と城山の神様にも感謝)
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