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2010.06.30

ジュゴンの海

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こんな素敵な絵本のデザイン装幀をさせて頂きました。
絵本『ジュゴンの海』(ボーダーインク刊/6.23発売)

そしてデザインだけでなく、せっかくですので、
著者の方々にもインタビューをさせて頂きました!
http://ryuqspecial.ti-da.net/e2772182.html

古くは沖縄の人類発祥伝説にも登場するジュゴンは、実際
に数千年も前から人との関わりがあったともいわれます
が、現代の沖縄にはもう数えるほどしか残っていません。

この100年足らずのうちに人間の暮らしが急激に変化。
それがジュゴンの餌場となる藻場の海の環境にまで
悪影響したこともあり、絶滅危惧種となっています。

その姿はめったに見ることができなくなりましたが、
数十年前はジュゴンを実際に見たことがあったという
前田一舟さん(うるま市立海の文化資料館学芸員)が、
地元の子供達とジュゴンについて学ぶきっかけを作ろう
と生まれた物語が『ジュゴンの海』です。

ジュゴンにまつわる民話もいくつかあるのですが、
今回は、著者の長浜さんのインスピレーションによる
現代版のまったく新しい物語が沖縄から生まれました。
(なんと1ヶ月足らずで原画を描き上げたそうです!)

※下記インタビュー記事もどうぞご覧ください。
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(↑こちらからご覧いただけます。)

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2010.06.27

さよならの向こう側(Ricky☆さんへ捧ぐ)


先週、ヒーラーのRicky☆さんこと谷浩一さんが亡くなった。
まだ歳も40代と若く、これから益々ご活躍されるだろうと
多くの人に期待されていた人物で
あまりにも突然すぎる死だった。

彼が素晴らしかったのは、とてもパワフルなパワーの
持ち主なのに、その力に傲ることなく、
むしろ身近に、スピリチュアルというものを
実体験を通してわかりやすく伝えてくれる人だった。

フリーエネルギーの活用方法をオープンにしたのも、
特別な修行を積んだ者だけの特殊な能力ではなく、
「心のありよう」が何よりも大切だという事で共感できた。

そのノウハウやヒントを惜しみなく公開していった。
誰にでもわかりやすく理解できるように
昨年7月には本まで出版して、
「ほんとうは身近なもの」「あなたの心次第」だよと、
身をもって実践しながら、多くの人に教えてくれた人。

そんなRicky☆さんにこの歌を捧げたい。
原曲は山口百恵が歌った名曲『さよならの向こう側』

 何億光年輝く星にも 寿命があると
  教えてくれたのはあなたでした
 季節ごとに咲く一輪の花に 無限の命
  知らせてくれたのもあなたでした

 「Last song for you」
 約束なしのお別れです
 「Last song for you」
 今度はいつと言えません
 「Thank You for everything」
 〜 さよならの代わりに

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追伸;昨日(6/28)のTVで山口百恵さんの特番があり
『さよならの向こう側』を歌う感動的なシーンが
ちょうど放送されました。
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2010.06.24

登川誠仁インタビューブログ

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沖縄民謡界の重鎮・登川誠仁さんの
スペシャル・インタビューが本日から掲載中です!
『ryuQ』→ http://ryuq.ti-da.net/

掲載前日、慰霊の日コンサートボランティアで丸一日と
それ関係で別の日も半日以上が作業ストップしながらも
なんとか、登川誠仁さんへの長時間にわたっての取材を
ようやく記事にまとめることができました。

ボランティアが本業に影響しないよう、精神を集中。
エネルギーをそこで消耗しないように注意し、
むしろ、力を発揮できる余裕を持っていなければ、
燃え尽きてヘトヘトになるだけだとつくづく思います。
いくつかのイベントを手伝いながら、
“バランス”を学んだ気がします。

そのような多忙の日々のなか、取材で先達の方々には、
お話を頂きながら、様々な事を教えてもらっています。

登川誠仁さんには、インタビュー最後に、
「一筆、メッセージを書いてくださいませんか」と
お願いしたところ、
「私は勉強はしなかったが、教訓歌を世に広めたいと
思っている。それを自分の担任教師だった人が
買っていっているよ(笑)。
人間、学びは学校の学問からだけでないよ。」
と言いながら、書いてくださった一文が、

人の仁徳や
 お天ぐとさらみ

直筆サイン入りのメッセージ付きで、
明日ryuQに、インタビュー【後編】を公開します!
Top_tokusyu100624
http://ryuq.ti-da.net/

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2010.06.22

梅雨明けして迎えた夏至

今年の梅雨明け直前は霧が深かった月代を走っていて、
ちょうどニライカナイ橋の手前のトンネルをくぐると
青く晴れあがった空が広がり、久高島が浮かんで見え、
そのまま、雑誌から依頼のあった斎場御嶽の撮影へと
向かう事になった感動的なタイミングの梅雨明けでした!

そして、きのうは6.23平和コンサートの関係者
の皆さんで、夏至の夕陽がちょうど洞窟のなかに沈む
西海岸の海へ参拝にいく予定ということでした。
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僕はW杯のブラジルの試合を朝方まで楽しんでいて
当初予定はしていなかったんですね。ところが翌朝
電話が入り、「写真展示コーナーに天使を描いた絵
を追加してほしいんだけど打ち合わせできますか?」
との事で午後から合流すると、その絵を描いている人は
なんと、2年前に出会った亜凛さんでした。驚き!

夕方、その洞窟のある海に到着すると、
洞窟の上にあるピラミッド岩にお参りに行くということで
身体が切れるような草木が生い茂る岩山に登頂。
崖のてっぺんで、お参りをされる神人さんの後ろに居ると
「あなたもこの三角岩で拝みしますか」ということになり、
「まずは地のエネルギーを引き上げてみて」との事ですが
「まだまだ足りないよ」とダメ出しを受けながらも、
「あと3、2、1、よし!」と、やっと合格ラインへ。
まるで修行僧のような私。
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こんどは、「それを天に向かって繋ぎ開放しなさい」との事。
まるでチベット僧の五体投地ような姿勢となって、
三角岩から宙に向かって参拝させて頂きました。

洞窟のほうへ降りていき、行水などをしていると、
虹色の彩雲が現れたりと、とても清々しい1日でした。
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これで、6.23の平和コンサートへの清めも整い、
あとは明日の本番を迎えるだけです。
コンサートロビーには、追加として、
夏至の日に撮った写真なども展示することにしました!
ぜひ、ご覧になってください。

※今年も平和ピアノコンサートに出演される
ウォン・ウィン・ツァンさんのインタビュー記事は、
→http://ryuqspecial.ti-da.net/e2516793.html
(※今年のコンサートの日程詳細も掲載されています)

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2010.06.16

ハーリー日和

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旧暦5月4日は県内各地で海神祭の御願バーリーが
行われます。とくに漁師のまちでは海の幸に感謝し
そしてこれからも大漁祈願となるよう、龍神に願う
伝統行事です。

龍神といえば水の神様ですね。
何より、雨水が生活の為の水源となる沖縄では
雨の水も貴重なもの。
この梅雨に水の恵みを頂き、作物も無事育ちますように。

最近では自然浜で潮の満ち引きに合わせてハーリーを
行う地域も少なくなっているようですが、
かろうじてまだ残っているところもあります。

その帰りに、糸満漁港の近くの国道を通りかかったら
ちょうど、糸満ハーレーの御願バーリーが開催される
ところでした。そこから漁港の周辺を歩いていると
御願バーリーで勝利した新島の皆さんが船上げし、
記念撮影のタイミングでした。
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そのまま新島の皆さんは勝利の報告に白銀堂へ向かい、
御拝とガーエーを行うところに、僕もちょっとだけ
立ち会わせて頂きました。
白銀堂の本殿が開いているのを拝見させて頂くのも
はじめてのことで、このタイミングにとても感謝です。
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また、夕方6時からは、ハーリー歌大会も行われて
いるとのことで、ぜひ来年は各地から集った皆さんの
ハーリー歌を楽しみに出かけてみようと思っています。
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2010.06.14

6.23地球の心、平和の祈りコンサート

地球の心、平和の祈りコンサート
今年も、慰霊の日の6月23日に平和ピアノコンサートを
てだこホールで行います。
天から降り注いでくるかのようなメロディーに身をまかせ
インスピレーションで天上からの音色を奏でるピアニスト、
ウォン・ウィン・ツアン

ゆらぎとやすらぎのある即興演奏が今年も楽しみです。

写真は昨年のコンサートの様子。コンサート後半では、
お客さんも壇上に上がって頂き、とても近いところから
ピアノから弾きだされる美しい音色を体感して頂きました。

今年はさらに、広島の原爆2世のヴァイオリニスト、
安倍慶子さんも参加されます。

僕はボランティアスタッフとして、会場ロビーに展示
する写真展の担当係をします。
今年の写真展示は、ご来場されたみなさんの心が
あたたかくなるような優しい写真を中心に展示予定です。

今回は、宮市PORCOさんによる
子供たちの笑顔がいっぱいの写真を
30枚もお借りすることができました!
(ryuQの壁紙写真でもお馴染みのPORCOさん。感謝!)

ほかにも、南城市在住の写真家・有光さんによる
海の生き物たちの写真、

さらには、やんばるの大自然を写した写真もたくさん
出展していただける予定です。

そのほか、昨年行われた第1回目のコンサートの模様
と、コンサート前後に出演者の皆さんと巡礼した
様子も展示予定ですので、昨年はこうだったんだ、
こうだったね、というのも楽しんで頂けたらと思います。

(当日は、ちょっとしたサプライズもあるかも
 しれませんので、それもまたどうぞお楽しみに)

『2010 地球の心 平和の祈りコンサート』
日時:2010年6月23日(慰霊の日)
   午後5時半開場/6時開演
場所:浦添市・てだこホール
料金:大人 前売¥3,000(当日¥3,500)
   小中学生 ¥2,000(前売、当日共通)
   ※未就学児の入場はご遠慮下さい。
出演:安部慶子(ヴァイオリン)、ウォン・ウィン・ツァン(ピアノ)ほか
主催:「地球の心 平和の祈りコンサート」実行委員会
お問い合わせ:風の里 TEL 098-947-1237
ブログ:http://inori623.ti-da.net/
昨年の記事参照:
http://ryuqspecial.ti-da.net/e2503843.html

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2010.06.09

6.9=勾玉=陰陽

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早朝から朝陽を撮影しに浜比嘉島へ行き、
そのあとは、久高島への玄関口・安座真港まで南下。
日経BPの雑誌『おとなのOFF』の久高島取材で
お世話になったNさんのところへ。

すると、
「ちょうどお願いしたいことがあったの。写真を撮る人
は何人か知っているけれど、私の意を汲み取って頂くには
あなたがちょうどいい。これも神様のお計らいね(笑)。
そして今日は6.9、勾玉と同じ、陰陽の日よ」との事。
これから、また何度か久高島へ通う事になりそう。

その直後、お昼を食べに行った店に、
ホンモノの勾玉が展示されていましたよ!
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(追伸、今日6.9に発売されたshing02『400[甦]』
 のCDジャケットもまるで陰陽のシンボルみたい。)

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2010.06.06

かっこちゃん「すべてはいつかのいい日のために」

養護学校の先生、かっこちゃんこと山元加津子さんは、
小さい頃から、自然のいろんな当たり前のことをみて、
「なんでこんなにすべてがうまくいっているのだろう?」
「すべてはいつかのいい日のために成っている法則
なんだね」って。
それで般若心経のある言葉を思い出したそうです。

でもそのままでは般若心経って難しいですよね。
かっこちゃんは感じたとおりに意訳したのがこの詩です。

3年前にこの詩を見つけたのがすべての始まりでした。
→「約束」般若心経は愛の詩
(2007年12月のブログ日記に書いていました)

それからちょうど1年後に、バイオリニストAさん
から、「こんどのCD制作は、『宇宙(そら)の約束』
という映画のサウンドトラックです。パッケージ制作
をまた手伝ってほしい」と依頼され、それがまさに、
山元加津子さんのドキュメンタリー映画化だったんです!
→「宇宙(そら)の約束」映画化
(2008年11月のブログ日記にその事を書きました)

映画スタッフさんに「いつか沖縄でも上映会をやりたいな」
と夢のような話をしていたんですが、それを友人のほこぴー
が、あっという間に実現してくれていました。
→ミラクル1/4
(2009年5月のブログ日記に書き綴りました)

→真実のドキュメンタリー映画化
(2009年6月のryuQ特集記事に掲載)

そして2010年6月5日、山元加津子さんの沖縄講演会で
やっとお会いすることができました。
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“いつかのいい日”が、ちゃんと巡ってきたのです。

映画スタッフさんが2年前に語ってくれた一言、
「いつか交わした約束だったのかもしれませんね」。

この巡り合わせ、予測不可能なのに“だいじょうぶ”という
「いつかの約束」とは、強力にしてとても深い安心感。
それは心の中にちゃんとありました。

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p.s.
今後の上映予定(沖縄県内)
http://rootsandshootsokinawa.ti-da.net/c125885.html

2010.06.04

ここでしか聞けない話

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様々な方とお会いしてインタビューさせて頂いているお仕事で
突然、取材相手の心のスイッチが開放されたかのように
“今、この瞬間、ここでしか聞けない話”をして頂ける
という機会に恵まれている様な気がしています。

・朝崎郁恵インタビュー【前編】(6/3掲載)
→ http://ryuqspecial.ti-da.net/e2752079.html
・朝崎郁恵インタビュー【後編】(6/4掲載)
→ http://ryuqspecial.ti-da.net/e2752795.html

こちらからは大した質問はしていないかのもしれないけれど、
ほとんどは相手の方から、全開放されるかのように
深くお話を伺えることに感謝しています。

特別なスイッチのONの仕方なんて本当は無くて、
ただ自然のままに受けて応対させて頂いています。

自分を真っ新(ニュートラル)な状態にして、そこから
取材相手からのメッセージを受け取って(IN PUT)、
それをしっかりとお伝えさせて頂く(OUT PUT)。

執筆のお仕事でも、撮影の時でも、
デザイン制作の時でもまったく同じ。

でもそれは、仕事の時だけはなくて、
オフで本来の自分に立ち返っている時も同じ。

つまり、このニュートラルな感覚が今ベストな状態。

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