神ガガリだね
先日、うちなーおばあの会でお会いしたお客さんから、
「何年か前にお会いしましたよね? のど自慢大会で!」
と声をかけられた。
数年前といえば沖縄の芸能の魅力に引き込まれ、
自分でも三線を学び、弾いて歌っている時期があった…
あれからもうどれくらい弾いていないのだろう?
コンクールに果敢に挑戦する、舞台の上で人前で歌う、
そういうことをしなくなってから2年ほど経った頃、
「歌はどうした!」と、
あるかたを通していきなりメッセージが降り、告げられた。
その時は本当に意味がわからなかった。
自ら止めた歌三線をなぜ?
その翌月、平田大一さんの十数年ぶりの一人舞台を取材して
から目には見えない御縁のラインが太くつながっていった。
まずはじめに、突然、小浜島への撮影の仕事が入ってきた。
そこは平田さんの生まれジマ、それも実家の民宿を
撮影するという仕事。しかも島の祭りの日と重なった。
これは偶然か?
「まさにこれは島からのギフトでは!」と思い、
封印していたシマ唄を、島の山の山頂に登り、
「ありがとう」のつもりで感謝の唄を捧げた。
歌いながら「あぁ、歌って、何も人前で歌うだけが
全てでは無いんだ。こうやって昔から人は、感謝を捧げ
シマの祭りで歌ってきたんだね」と実感し、
滞在期間中、毎日、山に通って歌い続けた。
島から帰って来て、いきなり、民謡のど自慢大会の主催者
から電話が入る。「もう歌っていないのは知っているけど
月間チャンピオンの一人に欠員が出たので代わりに出て」。
こんどは優勝する為でなく、ただ感謝を歌おうと思った。
「あんたが歌った時、分厚い雲から出て来たお月様が
とても輝いていたよ」。あぁこのシマが反応している。
帰島から2日後、「シマとの対話」の連載がはじまった。
現在は、シマとの対話を生ライブで体現しはじめている。
そしてつい2日前に、うちなーおばあの会の会場で
その頃のかたと再会し、そして近況を伝えると、
「私は今、FMたまんのパーソナリティーをしているの。
月曜日の朝10時にスタジオに来てゲストで出てね」。
という事で明日朝10時にFMたまん出演が決まった!
また先日のペチャクチャナイト宜野湾では、
FMとよみのパーソナリティーをしているかたと出会うし、
さらには、別の取材先でFMコザのパーソナリティーとも
出会い、各番組へ出演し告知させて頂ける事になりそうだ!
こちらはまったく予定もしていないところから、
見えないところで神様からの計画書があるかのように、
道がまっすぐにのびているようだ。
そこを一歩一歩、前進していくのみ。
謙虚さを忘れることなく、でも遠慮し過ぎず、躊躇せず、
その“流れ”に逆らわず、自然体に身を任せればいい。
そう、自分で自分自身を封印することはない。
それが自分に刻まれている魂のプログラムなのだから。
(2007.11.07「南島詩人・平田大一との連載はじまります!」より)
もはや、神ガガリだね。
そんな神ガガリな巡り合わせの連続の「シマとの対話」
の朗読ライブを、10月2日(土)夜7時から、
洞窟カフェで再演決定!
http://sansin.air-nifty.com/simauta/2010/07/102-ec7b.html
(10/2決まりました!)
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