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2011.11.24

「狩俣の神話」と“リアルな話”。

アラーン浜と鳩離島
ものすごいタイミングで借りた本『狩俣民俗誌』の内容と、今回の旅との重なりに驚きながら、
あれから忙しくて閉じていたんですが、昨晩、久しぶりに読み始めると、
狩俣に実在していたと云われる予言者のクバラパアズ(玖波良葉按司)のことが記されていました。

・なんと、クバラパアズが狩俣に辿り着いた場所というのが、
 導かれるように辿り着いた場所のアラーン浜!

・さらには、クバラパアズの最期の場所でもあるとのこと!
 大神島から帰る途中、竜巻に巻き込まれ、叩きつけられた場所が
 あの虹が出た鳩離島!
 彼の神通力も自然の力には勝てないと自分の死を悟り、
 最期に大きな声で「アラーン」と叫んだということで、
 その一帯がアラーンという名前がついているという。

・海岸沿いの崖にはいくつか洞窟があり、
 クバラパアズの墓がそこにあるという。
 その場所に辿り着いたわけだ!

「こんなにいくつも偶然が重なると思う?」
 と問われなくても、ココに来た意味があるのは間違いなさそうだ。

狩俣の実力者であり、予言者だったクバラパアズが残したという
5つの予言のうち、次の予言が最も気になるのです。
南の島から大女(うぷどぅん)ぬ、白船がまから、世やなおれ、山ぬあかみすて青むばな

※注釈:(本の解説を含む)
・南の島=ニライカナイと同様に“根の国、もしくは天界”を意味する。
・大女=女神。(神々)
・白船=女神が乗る船。(黒い心の「黒船」とは正反対)
・世やなうれ=世直し。世の中がうまくいく、発展するという意味。
・青むばな=狩俣の神歌に出てくる“青スバぬ真主”と同様に“天界”を意味する。

なるほど、この本のp114を前回ご紹介したとおり、
ここは祭祀の際、神々の大和船が霊視できる場所とのことだから、
その場所が開かれたとも解釈できるかも。

(というのは、先日宮古で出会ったiさんのお話と、そしてまったく別の方面から、
来間島に住んでいらっしゃったTさんがお話くださった意味と、見事に一致しているのです。)
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しかし、現実の世の中は、黒い支配層がグローバル化を掲げて、一層、世界を牛耳ろうと本気で、
その手始めとして法律化するのがTPP。(日本の国内法では太刀打ちできない)

現実には、未だに“目くらまし”をくらったままの僕ら日本人。

そろそろ、目を覚ましてもいい、“その時は来た”という合図では。
ほんとうの世直しというのは、一人ひとりが目覚めること。

この世の現実を知り、自分は被害者だと知るよりも、この世の転換者であろう
To Know the reality of the world would give us a realization to be a world shifter rather than just knowing as their victims.」
Hiroki Takedaさんの言葉より引用


【保存版】東京大学・鈴木宣弘教授が語る「情報操作されているTPP」(間違いだらけのTPP)
→ http://www.ustream.tv/recorded/18661873
(東大・鈴木教授ロングインタビュー:ジャーナリスト岩上氏取材)
(参考資料:http://tpp.main.jp/home/wp-content/uploads/d58e252c5ea75e0feb1ae7c3d802d9f7.pdf


【保存版】京都大学大学院・藤井聡教授「TPPに入ると日本は本当に成長できない国になる」
→ http://ameblo.jp/pegimin/entry-11073381728.html
(参考資料:http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/images/stories/PDF/Fujii/201110-201112/presentation/fujii_seikeiseminar.pdf


【保存版】経済産業省官僚で京都大学准教授の中野剛志先生「よくわかるTPP解説―日本はTPPで輸出を拡大できっこない!」

→ http://www.youtube.com/watch?v=nRmNJpUj5sI&feature=related
(TPPの現実は、「開国」ではなく「植民地化」しますよ。)


【保存版】「サルでもわかるTPP」(著者・安田美絵さん)
→ http://luna-organic.org/tpp/tpp.html
(TPPは農業問題じゃないヨ!放射能のように、日本人すべての上に降りかかってくる大問題!もし日本がTPPに加盟したら…
・国民皆保険制度がなくなってしまうかも。盲腸の手術だけで500万円、それが払えない貧乏人は死ぬような社会がやって来る!?
・日本の食料自給率は39%から13%に下がる。近いうちに必ず世界的な食料危機が起こるから、突然食料輸入が途絶えて餓死者が出るようなことになるかも。
・遺伝子組換え食品が蔓延し、そうでない食品を選ぶ自由すら奪われちゃう。
・牛肉の月齢制限や添加物など食の安全基準が緩くなって、健康への悪影響が心配。
・低賃金労働者が外国から入ってくるから、日本人の給料はますます下がる。職を奪われて失業も増えるよ。そのうち外国まで出稼ぎに行かなきゃならなくなるかも。
・デフレがますます加速するよ。今まで日本国内で回っていたお金がどんどん海外へ流出しちゃうよ。景気はますます悪くなり、日本はどんどん貧しくなるよ。
・そして何よりも問題なこと……国民を守るために、国民の代表が決めた法律や制度が、アメリカ企業の都合によって、いくらでも変更してしまえるようになる。国民の主権が奪われちゃうよ。民主主義の崩壊だよ。)


【保存版】「TPP : アニメで見るNAFTA10年早わかり 多国籍企業による世界奴隷化計画」

→ http://www.youtube.com/watch?v=wdwwePJQvYc&feature=youtu.be

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2011.11.16

ビンゴ!狩俣民俗誌。だけど鳥肌を立てている暇はなく、次へ。

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先日、大神島に虹のアーチが掛かった場所のことが判りました!
そこから帰る途中、もう一度呼び戻されるかたちで同じ場所に行き、
再び虹のアーチを見せられた場所。それはただ綺麗な虹を見せられたという訳では無くて、「きっと意味がある場所に辿り着いた」というサインだと直感で感じた場所。
11/8の日記にも「かつてここは自然港として利用されていたところではないかいう気配が伺えます。」と書きましたが、
本当に“その通り”でした!

今日、友人Wさんから『狩俣民俗誌』を借りてきたのですが、なんと、次のように書かれていました。
平氏族がアラーン沖から入ってきたいう話は、狩俣の神女たちの間では古くから知られてきた。霊力のある神女たちの話によると、毎年同じ時期に“きれいな形の帆船(古代船と思われる)がアラーン沖に停泊している姿が見える(霊視)”という。“今年も神様たちが来ているね”と霊船に向かって合掌していたという。この霊船のことを神女たちは“大和船(やまとぅぶに)”と呼んでいた。

そしてなんと、そのページに写っている写真は、まさにあの場所!
あの虹が出た右側の小島)
ぴったり当たっていました。まるで証拠写真のような正確さ!

9月からはじまった写真展がきっかけでその2ヶ月後には宮古に行き、
初日のトークショーの“裏宮古”、“狩俣島”というキーワードが新聞に載り、
それが宮古の神女に伝わり、狩俣の伝説について直接聞かされた。しかも、
それよりも前に、その神女に会う前日に、すでにその場所に辿り着いていたという事実!

すべてが必然。僕らの想像をはるか越える大きな意志が動いているということ。

過去の謎解きをしているのでなく、今こそ必要な何かが
未来を切り開いていくのだろう。

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2011.11.11

魂の旅に終わりはない。(宮古狩俣)

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今日は11年11月11日、十六夜の日。本島に帰ってきたけど、
宮古島での旅の出逢いは、強力な磁力が結びついたかのよう日々だった。

宮古の神歌や古謡を映したドキュメンタリー映画スケッチオブミャーク
の会場に着くなり、目の前にいる人に何気なく声をかけると、

「あなたは今朝の新聞に久保田さんとのトークショー対談記事
載っていたかたですよね?
実は私の叔母があなたを探しています! 夢の中であなたを
ずっと見せられてきて、探してきました。そして今朝の
記事の中で“狩俣島”というキーワードに確信を持ったようです。
新聞をみて写真展会場にも立ち寄ったようですが留守だったようで、
ちょうどこれからこの会場に来ることになっています。
ぜひご紹介させてください!」とのこと。

その後、会場でご対面となり、
「あなたは以前、長髪で、後ろに束ねていましたよね?
そしてクセ毛だったでしょう?」
との問いに、「YES」と答えた。
そのほかの問いもほぼ合っていた。
(それも、自分以外には知らないはずのことばかり)

なかでも、お互いに共通する大きなキーワードは、
「狩俣」だった。

「狩俣に、古来から繋がりのある場所がある」と彼女から聞かされた。
今は草木が生い茂っていて、とてもその場所に辿りつけないとの事。

そしてこの映画には、途絶えてしまった狩俣の祭祀の記録映像
も収録されている。また今月開催される宮古のシンポジウムの場所も
狩俣だ。前日に見た大神島にかかった虹のアーチも狩俣だった。
ほかにもいくつもの「狩俣」キーワードが重なった。鳥肌もの…。

それから2日後に彼女から再度連絡が入り、クイチャーフェスティバル
の撮影終了後に、再び面会。

 そこで北極星のことを聞かされた。
 そういえば、荷川取公園に北極星を観察できるところがあり、
 そこに伺う予定だった。ビンゴ!(この磁力はN極からか?)

そして次回、宮古に行った際には、狩俣をご案内して頂くことになりそうだ。

魂の旅に終わりはない。
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2011.11.08

大神島に、ティンノパウ(天の蛇)

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大神島に、大きな虹のアーチがかかりました!(しかも10分以上も続きましたよ)
この虹をしばらく鑑賞した後、別の場所に移動しはじめると、また同じ方角に虹が!

でも、さっきの場所に戻らないと、大神島に虹のアーチがかかった状態になりません。
つまりそれを“天からのサイン”ではないかと捉えてみると…

そこは、大神島がよく見える場所で、洞窟のような岩もありますから、
かつてここは自然港として利用されていたところではないかいう気配が伺えます。

また勘を辿って行き着いた場所なのですが、しかもそこは狩俣だったのです。

狩俣といえば、宮古初日にトークショーで、五島の狩俣島(現若松島)のことを話したばかり
奇遇ではありますが、引き合わせ力が凄いではありませんか。

そしてその晩、眠っているところに突然、
魂はすべて(の)内側にある

という声が枕元で響きました。
( もちろん耳元に誰かいる訳ではありません
  その声で目が覚めたのは、夜中の3時頃でした )

すぐにメモを取りましたよ。
「魂はすべて内側にある」。
 とても印象深い言葉でした。今もずっと心に残っています。
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2011.11.05

宮古と、裏ミヤコ

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映画『スケッチ・オブ・ミヤーク』の上映会当日のタイミングで
先日の久保田麻琴さんとのトークショーの記事が掲載されました。
これで、宮古島の最初のミッション完了!

トークショーのほうは「何故、沖縄、宮古、そして五島とは」というテーマで、
後半では、久保田麻琴さんが「裏ミヤコ」というキーワードを元に、
地元五島の郷土史などを調べてトークショー本番に挑みました。

調べてみると、五島列島と、琉球諸島の宮古島とも関係があったことが
判ってきました。それも古代〜中世の頃から。

五島列島の若松島は、中世の時代には「狩俣島」と呼ばれており、
狩俣島を支配していた白浜一族(もう一方は名和一族)ら倭冦が、
一時的に宮古島を占領していた時代との関わりがあるだろうと、
伊波普猷『古琉球』などにも記されていました。

また、昭和32年に発行された倭冦と琉球諸島に関する研究書には、
「その痕跡は御嶽の伝承の中にあり、また代々語り継がれてきた神歌や
神名、祝詞のなかに見出される」とありました!

ますます、宮古・狩俣の神歌に関心が深まりましたよ。
そこに、宮古の神歌や古謡のドキュメンタリー映画

さらには、昨晩の上映会会場では、また驚きの出逢いもありました。
「ずっと夢の中で見せられてきた登場人物がいて、新聞記事の
“狩俣島”というキーワードをみてあなただと思いました」との事。

宮古島の狩俣と、五島列島の狩俣島にまつわる古来の場所が、
どうやら、宮古にも残っているらしいことを、
そのかたから告げられました。

ぼくの宮古(古いお宮)の旅はどこまでつづくのだろう。
また何かが始まろうとしている。

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2011.11.02

幸先良い、写真展2日目です!!(宮古島)

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何年ぶりだろう、宮古島!
旅経つ前の空模様はあいにくのカミナリ。
ところが宮古が近づくと2重の虹が出ていたり、
雲に映っている飛行機の陰の周りが虹色に包まれていたり。
(写真左下:携帯で撮影したのでうっすらとしか映っていないけど)

まるで宮古島に歓迎されているかのように感じながら、
まず到着して真っ先に直行した先は、漲水御嶽へ。
ここから宮古島の旅はいつもはじまる。

フォトセラピー写心展の宮古島での展覧初日でもあり、
久保田麻琴さんとのスペシャルトークショーも開催された特別な日でした!

そして明けて翌朝、また大きな二重の虹が!
幸先良い、写真展2日目です!!
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(写真展初日の特別イベントのレポートはまたのちほど)

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