偶然は無い・巡り合わせの旅
これまでの仕事から、新しい仕事へと移動する前に、
前々から決まっていたのが、離島39島の取材で伊是名島行きの予定がすでに組まれていたんです。
伊是名島の豊年祭『ウンナー』の取材が目的だったのですが、
また偶然に、伊是名島出身の画家ボクネンさんの別件取材も重なり、そこで「伊是名島のウンナー(豊年祭)に来ないか」と誘われたのですが、実はその前にすでに伊是名の豊年祭取材予定が組み込まれていました。
やはりここまで重なってくると、いつもの経験でいくと、大事なミッションに間違いないだろうと確信に近くなっていくのです。
そして伊是名島に辿り着くと、まず伊是名島出身の尚円王(第2尚氏始祖)の生誕地をお参りしたのですが、そのすぐ横にある神アサギ(諸見地区)が気になり、なぜか「今も儀式で使われている」と感じたんですね。
その晩の伊是名島の豊年祭(ウンナー)の取材も無事終わり、翌日に、伊是名地区の神アシャギを見学していたら、神人と各区の区長さんを乗せた車が到着。これから御願が始まりそうなので退場しようとしたら、写真に映していきなさいとお声を掛けて頂き、同席させて頂きました。
この行事は、旧暦6月16日からはじまる伝統行事『チカドゥイ』とのことで、『ウンナー』は農の豊作を感謝の祭りであることに対して、『チカドゥイ』は海の豊漁を祈願して各字のアシャギにて各区の区長さんが勢揃いして神人さんと共に3日間にかけて御願して廻る祭祀とのこと。
つまり、今回初めて知った祭祀『チカドゥイ』とは、『ウンナー』と対になっているのでした。
最後の集落の御願まで「一緒について来なさい」とご案内頂き、そのあとお供えものまでウサガリました。神様のご馳走を島の拝所で頂けるなんて、クエブーですし、立ち会わせて頂くタイミングなど、偶然のようなタイミングってミラクルだと思いますが、偶然ではないのだろうと思っています。
まだまだミラクルな旅が続いています。
その旅とは、神様と一緒に歩かされているのかなと思えるほど。
歩けば道は開けていく、そう信じて歩んでいきます。
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