最高の緊張感と、至福の撮影時間
日々いろいろあるなかで、今回も事後報告になりますが、
先週末にダライラマ法王が来沖されました!
実に、3年ぶりの来沖となり、
そして今回も、自分に出来ることを精一杯させて頂くことになりました。
また沖縄実行委員会側の撮影担当としてご指名頂いたことを使命と思い、光栄に思っております。
ダライラマ法王の肖像については公開することは禁じられておりますので、ここではご遠慮させて頂きますが、
撮影で同じ場に立ち合わせて頂けたのは、最高の緊張感と共に、至福のひとときでありました。
沖縄公演の演題は『困難を生き抜く力 未来を生きる青年に語る』でした。
そのなかで、心に残った言葉をいくつかご紹介したいと思います。
・21世紀はまだはじまって12年、あと88年もある。
これからの時代を20歳、30歳の若い世代が創っていく。
・これまで20世紀は科学技術が進化してきたが、
物質や肉体優先の時代で、心のフラストレーションが渦巻いてきた。
・戦争の被害は2億人、計り知れない破壊が行われてきた。
核の副作用も起こっている。
・平和は、祈っているばかりでは訪れない。
人間の努力なしには平和は実現できないのです。
・平和な状態というのは、心が穏やかな状態。
興奮していると、客観的に物事を判断できなくなる。
・何がそれを乱すのか、「私(自分)」中心の利己的な心から乱れていくもの。
・そのかき乱している状態をどのようにして鎮めるのか、
祈りや瞑想によって鎮めることができる。
(祈りとは、平和な状態を願い祈ることではなく、
乱れる心を鎮めるために作用する)
・祈りや瞑想によって、何がもたらせるか。
「自分に自信を持ち、希望を持てるようになる」。
・人類自体が、不信に満ちないよう、他人の幸せがあってこそ、個人の幸福がもたらされる。
・これからが、内なる人間の価値の時代。
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